▶︎ 櫻坂46
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
hkrと付き合って半年が経った。
付き合ってから見せてくれるhkrの姿はどれも愛おしいものばかりで、この人には絶対、蛙化現象は起きないんだろうなぁなんてテレビを見ながら思う。
でも好きだと思っているのもこの先ずっと一緒にいたいと思っているのも、もしかしたら私だけなのかもしれない。hkrはきっとまだこばの事が好きで私とは同情で付き合ってくれているのだろう、なんて考えることも少なくない。
それでもhkrに会ってしまえば、声を聞いてしまえば、離したくない、離れたくないと本能が語っている。
hkrの気持ちを確かめたくても、怖くて踏み出せない。結局今だって、そうだ。
『ねぇ私はさ、』
「ん?」
『私はさ、映画館に行ったら絶対ポップコーンを頼むわけですよ。』
「ふふ、うん。」
『でも映画に夢中になりすぎていつも半分くらい残しちゃうの。』
「うん。」
『どうしたらいいと思う?やっぱ頼まない方が良いのかなー。』
「んー、私と一緒に行けばいいんじゃない?そしたらhkrが半分食べて、私も半分食べる。ほら、すっきりなくなった。」
『うわ、まじ天才じゃん。さすが私の彼女。』
「ふふ、」
『ってことで、はい、空いてる日一緒に映画行こう。』
「…これ、私が見たかった映画のチケット、」
『しっかりGETしてきましたーーっ。』
「えーー、嬉しい。ありがとうっ。」
『理佐は見たい映画を見れる。私は理佐とデート出来る。うんうん、一石二鳥じゃん。』
「ふふ、私もhkrとデート出来るから、一石三鳥だね?」
『うわ、可愛い。』
私の見たかった映画覚えててくれたんだ、、、。
こばと付き合っている時も、ふとした言葉をしっかりと覚えていてそれを叶えたりしていたのかな。
『理佐??』
「ん??」
『なんかあった?』
「…ふふ、んーん、なんもないよ。」
『ほんとに?』
「うん。ほんとに。」
『ならいいけど、私はいつでも聞くからね。』
「ありがとう。」
でも、本当に私のことが好き?なんて聞いたら困るのはhkrでしょ?この関係も終わってしまうかもしれない、それは、嫌だよ。
『じゃあ、いつ行く!!映画!!』
「明日とか?どう?」
『超あり!!!!ふふ、じゃあ今日は理佐泊まってきなよ。』
「いいのー?」
『うんっ。』
「やったぁ。」
『そうそう、ベットを変えようと思っててさー、ていうか、引っ越そうかと思ってんだよねー。』
「え?引っ越すの?」
『…?うん、5年目に入ったしそろそろ飽きちゃってねー。』
その5年の中にはこばとの思い出沢山あるんじゃないの?そんな簡単に手放していいの?
「そう、なんだ。」
『でさーー、その付き合って半年はさすがに早いとは思ってるんだけど、その、』
「…?」
『勿論、理佐が今は、って思うなら全然本当に全然いいんだけど、一緒に暮らさない?』
「え…?」
『こうやって、お互いの家に集まって過ごす時間も凄く好きだけど、私は、もっと理佐といたい。理佐が疲れて帰ってきたら私が理佐の疲れを取ってあげたい。もっと、理佐を知りたい。』
「っ…、なんで、なんで、っ、hkrは、本当に私の事、好きなの、?」
『好きだよ、理佐の事ずっと好きだよ。』
『自分が想像してた以上に理佐の事が好きで、何をしてても優先順位の1番上は理佐なんだよ。』
「っ…こばは、?こばが今でも、1番なんじゃ、無いの、?」
『勿論前までは由依が1番だった。でも、理佐が好きって伝えてくれたあの日から、私の一番は理佐なんだよ。自分の気持ちに気づいて、理佐を1番大切にしたい、幸せにしたいって思ってる、今までずっと不安にさせてた?』
「…違う、違うの、私が勝手に2番目になってたの、私の中で、こばがhkrの1番だったから、っ、」
『っ…、これからはずっと理佐が1番だよ。2番目になんて、ならないで。』
「っ…、私も、hkrと一緒に暮らしたい、hkrとずっと一緒にいたいっ、」
『良かった、、じゃあ近々さ、一緒に部屋見に行こう?』
「うんっ、好きだよ、hkr、」
『私も、大好きだよ、理佐。』
you side
理佐が本音を教えてくれた日から早1ヶ月。
あの日から何処か感じていた壁は無くなり、ずっと近い距離に居れる気がしていた。
そして部屋も決まり、その部屋に置く家具を見に2人で家具屋さんにやってきた。
前までは1人で使う家具を理佐に相談していたのに、今は2人で使う家具を理佐と一緒に決めているんだ、なんか、嬉しいな。
『これとかどう?』
理佐「いや、ごつすぎでしょ。笑笑」
『えー、ふふ、理佐似合うよ。笑笑』
理佐「やーだー。笑」
『ふふ、あ、じゃああっちのソファーは?』
理佐「あ!!いいね!可愛い。」
そう笑う理佐の方が何倍も可愛いと思う。
小林「…理佐?hkr?」
『…?あ、由依。』
理佐「こば、」
旦那「あぁ!由依の高校の時の友達、結婚式以来ですね?」
『そうですね、2人も家具探しですか?笑』
旦那「そうなんですよ〜、な、由依。」
小林「うん、"も"ってことは、理佐たちも?」
理佐「…、」
『ふふ、うん、そうだよ。同棲始めるんだ〜。ね、理佐。』
理佐「うんっ、」
小林「そっか、ごめんね、邪魔しちゃって、」
『んーん、元気そうでなにより。じゃあ私たちは、あっち見るから、』
小林「ん、じゃあ、」
旦那「また!!」
理佐「ふふ、また…、」
まさかここに来て由依に会うとは、もしかして腐れ縁ってやつだったりするのかな??
………ていうか、私めちゃめちゃ普通に由依と話せた。そっか、もう由依への気持ちがないから、普通に話せたんだ。
理佐「…こばに言っても良かったの?」
『ん?なにを?』
理佐「その、同棲始めるって、」
『え、言わない方が良かった?』
理佐「あ、いや、全然嬉しかったんだけど、そのhkr的に、あれかなぁって、」
『ふふ、何回も言ってるけど私はもう理佐しか好きじゃないから、さっきも普通に話せたのは由依に気持ちが残ってないからだよ。私の好きはぜんぶ理佐に向いてるから。』
理佐「っ…、もっと好きにさせないで、馬鹿。」
『え、もっと好きになって欲しいんですけど』
理佐「ふふ、もうMAXかも?笑」
『行ける行ける、容量増やそう。課金しよう。』
もし、運命の人が二人いるという話が本当ならば、1人目の運命の人は間違いなく由依なんだろう。由依に愛することを、恋愛の楽しさを、そして、失う辛さを教わった。
そして、2人目は今隣で笑う理佐だと思う。
この答えはこの人生が終わる時に分かるんだろうな。
risa side
あれだけ不安だった気持ちが今では何一つ残っていない。それは、hkrが一つ一つ行動や言葉で伝えてくれたからだと思う。
今日だって、
『ただいまーー、』
「おかえりー。」
『はい!!これ、理佐の好きなケーキ!』
「え!?これ、高校の時にhkrが買ってきてくれてたケーキ?」
『ふふ、そう、たまたま高校の方行ってさ、お土産にーとおもって。』
「好きなケーキ、覚えててくれたんだ、」
『そりゃあねーー。感謝する時と、あとご機嫌とる時によく買ってたからね〜〜、』
「ふふ、今日は?ご機嫌取り?」
『んー、今日のは、今日も好きですよー!ってのを伝えるケーキ!』
「なにそれ。笑笑」
『ふふ、ご飯の後一緒に食べよう?』
「うんっ。」
ほら、こうしてhkrの行動、言葉は私を笑顔に変えてしまう。
きっと私はこの人とじゃなきゃ幸せになれない。
hkrが私の幸せなんだと思う。
これから先もこの幸せが続きますように。
"運命の人は二人いる"
"1人は愛することと、失う辛さを教えてくれる人"
"そして2人目は、永遠の愛を教えてくれる人"
-fin-
付き合ってから見せてくれるhkrの姿はどれも愛おしいものばかりで、この人には絶対、蛙化現象は起きないんだろうなぁなんてテレビを見ながら思う。
でも好きだと思っているのもこの先ずっと一緒にいたいと思っているのも、もしかしたら私だけなのかもしれない。hkrはきっとまだこばの事が好きで私とは同情で付き合ってくれているのだろう、なんて考えることも少なくない。
それでもhkrに会ってしまえば、声を聞いてしまえば、離したくない、離れたくないと本能が語っている。
hkrの気持ちを確かめたくても、怖くて踏み出せない。結局今だって、そうだ。
『ねぇ私はさ、』
「ん?」
『私はさ、映画館に行ったら絶対ポップコーンを頼むわけですよ。』
「ふふ、うん。」
『でも映画に夢中になりすぎていつも半分くらい残しちゃうの。』
「うん。」
『どうしたらいいと思う?やっぱ頼まない方が良いのかなー。』
「んー、私と一緒に行けばいいんじゃない?そしたらhkrが半分食べて、私も半分食べる。ほら、すっきりなくなった。」
『うわ、まじ天才じゃん。さすが私の彼女。』
「ふふ、」
『ってことで、はい、空いてる日一緒に映画行こう。』
「…これ、私が見たかった映画のチケット、」
『しっかりGETしてきましたーーっ。』
「えーー、嬉しい。ありがとうっ。」
『理佐は見たい映画を見れる。私は理佐とデート出来る。うんうん、一石二鳥じゃん。』
「ふふ、私もhkrとデート出来るから、一石三鳥だね?」
『うわ、可愛い。』
私の見たかった映画覚えててくれたんだ、、、。
こばと付き合っている時も、ふとした言葉をしっかりと覚えていてそれを叶えたりしていたのかな。
『理佐??』
「ん??」
『なんかあった?』
「…ふふ、んーん、なんもないよ。」
『ほんとに?』
「うん。ほんとに。」
『ならいいけど、私はいつでも聞くからね。』
「ありがとう。」
でも、本当に私のことが好き?なんて聞いたら困るのはhkrでしょ?この関係も終わってしまうかもしれない、それは、嫌だよ。
『じゃあ、いつ行く!!映画!!』
「明日とか?どう?」
『超あり!!!!ふふ、じゃあ今日は理佐泊まってきなよ。』
「いいのー?」
『うんっ。』
「やったぁ。」
『そうそう、ベットを変えようと思っててさー、ていうか、引っ越そうかと思ってんだよねー。』
「え?引っ越すの?」
『…?うん、5年目に入ったしそろそろ飽きちゃってねー。』
その5年の中にはこばとの思い出沢山あるんじゃないの?そんな簡単に手放していいの?
「そう、なんだ。」
『でさーー、その付き合って半年はさすがに早いとは思ってるんだけど、その、』
「…?」
『勿論、理佐が今は、って思うなら全然本当に全然いいんだけど、一緒に暮らさない?』
「え…?」
『こうやって、お互いの家に集まって過ごす時間も凄く好きだけど、私は、もっと理佐といたい。理佐が疲れて帰ってきたら私が理佐の疲れを取ってあげたい。もっと、理佐を知りたい。』
「っ…、なんで、なんで、っ、hkrは、本当に私の事、好きなの、?」
『好きだよ、理佐の事ずっと好きだよ。』
『自分が想像してた以上に理佐の事が好きで、何をしてても優先順位の1番上は理佐なんだよ。』
「っ…こばは、?こばが今でも、1番なんじゃ、無いの、?」
『勿論前までは由依が1番だった。でも、理佐が好きって伝えてくれたあの日から、私の一番は理佐なんだよ。自分の気持ちに気づいて、理佐を1番大切にしたい、幸せにしたいって思ってる、今までずっと不安にさせてた?』
「…違う、違うの、私が勝手に2番目になってたの、私の中で、こばがhkrの1番だったから、っ、」
『っ…、これからはずっと理佐が1番だよ。2番目になんて、ならないで。』
「っ…、私も、hkrと一緒に暮らしたい、hkrとずっと一緒にいたいっ、」
『良かった、、じゃあ近々さ、一緒に部屋見に行こう?』
「うんっ、好きだよ、hkr、」
『私も、大好きだよ、理佐。』
you side
理佐が本音を教えてくれた日から早1ヶ月。
あの日から何処か感じていた壁は無くなり、ずっと近い距離に居れる気がしていた。
そして部屋も決まり、その部屋に置く家具を見に2人で家具屋さんにやってきた。
前までは1人で使う家具を理佐に相談していたのに、今は2人で使う家具を理佐と一緒に決めているんだ、なんか、嬉しいな。
『これとかどう?』
理佐「いや、ごつすぎでしょ。笑笑」
『えー、ふふ、理佐似合うよ。笑笑』
理佐「やーだー。笑」
『ふふ、あ、じゃああっちのソファーは?』
理佐「あ!!いいね!可愛い。」
そう笑う理佐の方が何倍も可愛いと思う。
小林「…理佐?hkr?」
『…?あ、由依。』
理佐「こば、」
旦那「あぁ!由依の高校の時の友達、結婚式以来ですね?」
『そうですね、2人も家具探しですか?笑』
旦那「そうなんですよ〜、な、由依。」
小林「うん、"も"ってことは、理佐たちも?」
理佐「…、」
『ふふ、うん、そうだよ。同棲始めるんだ〜。ね、理佐。』
理佐「うんっ、」
小林「そっか、ごめんね、邪魔しちゃって、」
『んーん、元気そうでなにより。じゃあ私たちは、あっち見るから、』
小林「ん、じゃあ、」
旦那「また!!」
理佐「ふふ、また…、」
まさかここに来て由依に会うとは、もしかして腐れ縁ってやつだったりするのかな??
………ていうか、私めちゃめちゃ普通に由依と話せた。そっか、もう由依への気持ちがないから、普通に話せたんだ。
理佐「…こばに言っても良かったの?」
『ん?なにを?』
理佐「その、同棲始めるって、」
『え、言わない方が良かった?』
理佐「あ、いや、全然嬉しかったんだけど、そのhkr的に、あれかなぁって、」
『ふふ、何回も言ってるけど私はもう理佐しか好きじゃないから、さっきも普通に話せたのは由依に気持ちが残ってないからだよ。私の好きはぜんぶ理佐に向いてるから。』
理佐「っ…、もっと好きにさせないで、馬鹿。」
『え、もっと好きになって欲しいんですけど』
理佐「ふふ、もうMAXかも?笑」
『行ける行ける、容量増やそう。課金しよう。』
もし、運命の人が二人いるという話が本当ならば、1人目の運命の人は間違いなく由依なんだろう。由依に愛することを、恋愛の楽しさを、そして、失う辛さを教わった。
そして、2人目は今隣で笑う理佐だと思う。
この答えはこの人生が終わる時に分かるんだろうな。
risa side
あれだけ不安だった気持ちが今では何一つ残っていない。それは、hkrが一つ一つ行動や言葉で伝えてくれたからだと思う。
今日だって、
『ただいまーー、』
「おかえりー。」
『はい!!これ、理佐の好きなケーキ!』
「え!?これ、高校の時にhkrが買ってきてくれてたケーキ?」
『ふふ、そう、たまたま高校の方行ってさ、お土産にーとおもって。』
「好きなケーキ、覚えててくれたんだ、」
『そりゃあねーー。感謝する時と、あとご機嫌とる時によく買ってたからね〜〜、』
「ふふ、今日は?ご機嫌取り?」
『んー、今日のは、今日も好きですよー!ってのを伝えるケーキ!』
「なにそれ。笑笑」
『ふふ、ご飯の後一緒に食べよう?』
「うんっ。」
ほら、こうしてhkrの行動、言葉は私を笑顔に変えてしまう。
きっと私はこの人とじゃなきゃ幸せになれない。
hkrが私の幸せなんだと思う。
これから先もこの幸せが続きますように。
"運命の人は二人いる"
"1人は愛することと、失う辛さを教えてくれる人"
"そして2人目は、永遠の愛を教えてくれる人"
-fin-