▶︎ 田村保乃
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
この学校にやってきて2年目を迎える。
受け持ったクラスの子の顔と名前をやっと把握したところだろうか。
3年2組は、hkrちゃん達のクラスか。
自分の空いてる時間はこうやって各クラス回ることが命じられているためゆーったりと教室を見て回る。
…あれ、hkrちゃんスマホいじってる?
綺良先生気づいてへんなぁ、そーっと注意しよう。
「…hkrちゃん、スマホ。(小声)」
『…?あぁ、すみませんっ。(小声)』
「……イヤホンしてたやろ。(小声)」
『…ふふ、何のことでしょうか。』
「はい、スマホ貸して?」
『えー、』
「ほら、早く。」
『仕方ないなー。』
「この授業終わったら生徒指導室まで取りに来るんやで?」
『ふふ、保乃先生に放課後も会えるのか、嬉しいなぁ。』
「そんなこと言ってへんでいいから前向いてノートとる!分かった?」
『はーい。』
こうしてhkrちゃんのスマホを預かり生徒指導室へで待っていた。
それにしてもhkrちゃん愛嬌凄いんよなぁ、いつもニコニコしてるからつい許してしまいそうになる。先生達の中でのあだ名が教師キラーなのも納得が行く。
コンコン
『失礼しまーす。』
「お、ちゃんと来たやん。偉い偉い。」
『保乃先生に会えるからね。』
『座っていいー?』
「どーぞ。」
保乃の前に座るのかと思えばわざわざ隣に持ってきて座ったhkrちゃんはニコニコと楽しそう。
「ちょっと、なんでこっちやねん笑笑」
『えー、保乃先生のそばがいいー。』
「別にええけど…、あ、これスマホ、」
『え、まだ返さないでよ。』
「なんでよ、」
『返されちゃったらここにいる理由無くなっちゃうじゃん。』
あぁぁ、今教師キラーの片鱗が見えた。
危ない危ない、気をつけなあかんわ。
「そんなこと言ってー、内申点別に上げへんよ?」
『ふふ、別にあげてもらわなくても保乃先生のは落とさないよ。』
「…偉いやん、」
『ねぇ先生前髪切ったよね。』
「え!?よく気づいたなぁ、」
『当たり前じゃん笑』
『似合ってる可愛い。』
「ふふ、ありがとう。」
『私も髪切ろうかなぁ。』
「ひかる先生みたいにウルフにしてみたら?」
『ひかるちゃんのウルフかーかわいいよね。』
「あれ、ひかるちゃんって呼んでるん?」
『ん?うん、ひかるちゃんが呼んでいいって、』
「ふふ、ひぃちゃんも甘いなぁ。」
『甘いねぇ。』
『でもウルフいいなぁ、やってみようかなぁ』
「絶対似合うで。ほんまに。」
『ほんとにー?笑』
「うん、もう間違いなしや。」
『んじゃー、考えとこー。』
「ふふ、楽しみやなー。」
校内放送 3年2組、mrthkrさん未提出の課題があるため職員室に来なさい。
『げ…、松田先生に出すの忘れてた、』
「何してんねん!笑」
「ん、スマホ!行ってき?」
『…ん、ありがとう』
『先生、また明日ね。』
「ふふ、うん、またあしたなぁ!」
ガチャ
「ふぅ…、」
可愛い、可愛すぎる。
スマホを渡した時のあの寂しそうな顔、あれは反則やろ。キラーされてもうたわ。
はぁぁ、好きやなぁ。
『…保乃先生可愛かった、緊張したぁ。』
松田「ん、それはいいから課題だそっか。」
『あ、無くした。先生もう1枚ちょうだいっ。』
松田「もー!!はぁ、はい、次は無いからねー?」
森田「それもう何十回と言ってるよ笑」
松田「…たしかに。」
『んふふ、』
保乃とhkrちゃんがくっつくのはきっともう少し先のお話。
-fin-
受け持ったクラスの子の顔と名前をやっと把握したところだろうか。
3年2組は、hkrちゃん達のクラスか。
自分の空いてる時間はこうやって各クラス回ることが命じられているためゆーったりと教室を見て回る。
…あれ、hkrちゃんスマホいじってる?
綺良先生気づいてへんなぁ、そーっと注意しよう。
「…hkrちゃん、スマホ。(小声)」
『…?あぁ、すみませんっ。(小声)』
「……イヤホンしてたやろ。(小声)」
『…ふふ、何のことでしょうか。』
「はい、スマホ貸して?」
『えー、』
「ほら、早く。」
『仕方ないなー。』
「この授業終わったら生徒指導室まで取りに来るんやで?」
『ふふ、保乃先生に放課後も会えるのか、嬉しいなぁ。』
「そんなこと言ってへんでいいから前向いてノートとる!分かった?」
『はーい。』
こうしてhkrちゃんのスマホを預かり生徒指導室へで待っていた。
それにしてもhkrちゃん愛嬌凄いんよなぁ、いつもニコニコしてるからつい許してしまいそうになる。先生達の中でのあだ名が教師キラーなのも納得が行く。
コンコン
『失礼しまーす。』
「お、ちゃんと来たやん。偉い偉い。」
『保乃先生に会えるからね。』
『座っていいー?』
「どーぞ。」
保乃の前に座るのかと思えばわざわざ隣に持ってきて座ったhkrちゃんはニコニコと楽しそう。
「ちょっと、なんでこっちやねん笑笑」
『えー、保乃先生のそばがいいー。』
「別にええけど…、あ、これスマホ、」
『え、まだ返さないでよ。』
「なんでよ、」
『返されちゃったらここにいる理由無くなっちゃうじゃん。』
あぁぁ、今教師キラーの片鱗が見えた。
危ない危ない、気をつけなあかんわ。
「そんなこと言ってー、内申点別に上げへんよ?」
『ふふ、別にあげてもらわなくても保乃先生のは落とさないよ。』
「…偉いやん、」
『ねぇ先生前髪切ったよね。』
「え!?よく気づいたなぁ、」
『当たり前じゃん笑』
『似合ってる可愛い。』
「ふふ、ありがとう。」
『私も髪切ろうかなぁ。』
「ひかる先生みたいにウルフにしてみたら?」
『ひかるちゃんのウルフかーかわいいよね。』
「あれ、ひかるちゃんって呼んでるん?」
『ん?うん、ひかるちゃんが呼んでいいって、』
「ふふ、ひぃちゃんも甘いなぁ。」
『甘いねぇ。』
『でもウルフいいなぁ、やってみようかなぁ』
「絶対似合うで。ほんまに。」
『ほんとにー?笑』
「うん、もう間違いなしや。」
『んじゃー、考えとこー。』
「ふふ、楽しみやなー。」
校内放送 3年2組、mrthkrさん未提出の課題があるため職員室に来なさい。
『げ…、松田先生に出すの忘れてた、』
「何してんねん!笑」
「ん、スマホ!行ってき?」
『…ん、ありがとう』
『先生、また明日ね。』
「ふふ、うん、またあしたなぁ!」
ガチャ
「ふぅ…、」
可愛い、可愛すぎる。
スマホを渡した時のあの寂しそうな顔、あれは反則やろ。キラーされてもうたわ。
はぁぁ、好きやなぁ。
『…保乃先生可愛かった、緊張したぁ。』
松田「ん、それはいいから課題だそっか。」
『あ、無くした。先生もう1枚ちょうだいっ。』
松田「もー!!はぁ、はい、次は無いからねー?」
森田「それもう何十回と言ってるよ笑」
松田「…たしかに。」
『んふふ、』
保乃とhkrちゃんがくっつくのはきっともう少し先のお話。
-fin-