女子高生を拾った森田さんのお話
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天「お邪魔しまーす!」
田村「邪魔すんでー!」
藤吉「邪魔すんなら帰ってやー。」
森田「ふふ、どうぞ。」
『どうぞどうぞ〜。笑』
天「あ、hkrちゃ〜ん!!久しぶり!」
『久しぶり、天ちゃん!!』
森田「ほら、高校生早く奥行って!」
『はーい。』
『保乃ちゃん達コート貰っちゃいます。』
田村「わ、ありがとう〜、」
藤吉「ありがとう、気の利く恋人やな。」
『ふふ、』
森田「やろ?hkrは気遣い出来るいい子なんです〜。」
天「ひかるデレデレやなぁ。」
森田「ふふ、そう?笑」
『デレデレだね。』
森田「hkrには言われたくない!」
『なんでよ!』
『あ、保乃ちゃんたち何飲みます〜?天ちゃんは、トマトジュースやろ?』
天「ふふ、よく分かってるやーん。」
『何回もミーグリ通いましたから〜〜。』
森田「……何回も、?」
『…あ、口が滑った。』
田村「ふふ、あはは、hkrちゃん墓穴掘ってどーすんねん。笑笑」
藤吉「せっかく夏鈴たち内緒にしといてあげたのに。笑」
『やらかしたぁ…、違う、違うんだよ、ひかるちゃん、浮気とかじゃなくて、』
森田「んーー?あとでゆっーくりお話聞くけ、大丈夫だよ。」
天「hkrちゃん、どんまい。」
『…、』
田村「取り敢えず、保乃は紅茶で!」
藤吉「夏鈴も、ほのとおなじので、」
『…はーい!』
森田「…何か手伝う?」
『んーん、大丈夫、今日は皆で楽しんで。』
森田「ありがとう。」
2ヶ月に1度行われる親睦会と名ばかりのお話会。この日をひかるちゃんはずっと前から楽しみにしていた。そんな浮かれたひかるちゃんについ流されて私もさっき余計なことを口走った。
まぁ、きっと終わる頃には忘れているだろうな。
『紅茶おまたせ、はい、天ちゃんはトマトジュース、ひかるちゃんも紅茶でよかった?』
森田「ん、ありがとう。」
『はーい。』
田村「ありがとう〜、あれhkrちゃんどっか行くん?」
『夕飯の買い出しに!今日はキムチ鍋にしようかなーって、どうです?』
田村「ええなぁ!キムチ鍋!」
藤吉「冬って感じ、夏鈴も賛成。」
天「キムチ鍋!食べたい!!」
森田「ふふ、決まり!」
「私も一緒に行くよ。」
『んーん、大丈夫大丈夫、ひかるちゃんは皆と楽しくお話してて!』
森田「…いいんー?」
『うん!じゃあ行ってきます!』
田村「気をつけてなあ〜、」
Hikaru side
なんだかいつも以上に気を使ってくれているhkrを見送り、リビングに戻ればニヤニヤとした保乃ちゃん達に捕まった。
田村「なぁなぁ、」
「なに〜、笑」
田村「ひぃちゃんとhkrちゃんって、どこまでしたん?」
藤吉「ぶっこみすぎやろ。」
天「ふふ、ひかる顔真っ赤。」
「ど、どこまでって、な、何がよ!!」
田村「そんなの言わんくても分かるやろ〜〜?」
「…、全部、?」
藤吉「ふふ、高校生に手出したんや〜。」
「ちが…!最初はhkrからやったから、」
天「へーー、hkrちゃん意外とがっつくタイプなんや。」
田村「でもなんかhkrちゃん、上手そうやんな。」
「……、上手い、ねぇやっぱ、私の前にも何人か付き合ってたんかな、」
藤吉「そーゆう話したことないん?」
「ある訳ないやん!恥ずかしい、し、」
天「んーなら、私達が聞いてみればいいんじゃない?」
藤吉「確かに、夏鈴たちなら怪しまれんし、話してくれそうやな。」
田村「よーし、ひぃちゃん!任せとき!!」
「…ありがとう。」
「あ!!そういえばこの前の感謝祭さ…………」
『ただいまーー』
田村「おかえりー!」
『たーくさんかってきましたー…って、あれ、ひかるちゃんは?』
天「一瞬だけマネージャーさんと話があるって、外行ったで〜。」
『あ、そうなんだ。ちゃんと上着着てってた?』
天「ふふ、うん、着てってたで。」
『良かった。』
藤吉「なぁhkrちゃん、」
『…?』
藤吉「ひかるのことすき?」
『ふふ、はいっ。大好きです。』
天「眩しい笑顔ー。」
「ひかるの前に付き合ってた人とか居らんのー?」
『いるよー。』
田村「あ…居るんや、」
『そりゃいますよ笑笑笑』
『でも、自分からこんなに好きになった人は初めてです。』
天「…そうなんや、」
『初めて、報われなくてもいいからこの人に幸せになってもらいたい、って言うくらいの好きに出会えた、ってなんか、やば、超恥ずかしい。』
田村「ふふ、なんでよ!もっと聞かせてや〜。」
『…ひかるちゃんの前に付き合ってた人は都合のいい関係、って言うか。私が寂しくなった時にそばに居てくれた人って感じで、恋より、友達みたいな感じで、』
藤吉「その人とは?もう会ってないん?」
『はい。私にはひかるちゃんしか見えてないんで。』
田村「安心したわ!これからもひぃちゃんのこと、よろしくな?」
『ふふ、はいっ、勿論です。』
ガチャ
『…!!?ひかるちゃん!!?』
森田「ごめん、話聞いちゃった、」
『…ごめん、昔の話とか聞きたくなかったやろ、ごめんね。』
森田「んーん、聞きたかった。だから、保乃ちゃん達に頼んで話振ってもらったんよ、」
『…なんで、』
森田「その、なんて言うか、」
天「ふふ、」
田村「ちょっと、天ちゃん笑わへんの!」
藤吉「…ふふ、夜のhkrちゃんが上手で不安やったんやってさ〜。」
『…へ、?よ、夜って、え?え!!?』
森田「…っぅ、」
『え、あの、え?私初めて、だよ、』
「「「「え、?」」」」
『前に付き合ってた人も、そばにいてくれただけで体の関係とかは全く、え、夜ってそーゆうことですよね?あれ、違う?私今勘違いしてます?』
田村「ふふ、落ち着いて落ち着いて、合ってるから。でも、初めてってことは天性のものなんやない?笑」
森田「…嘘やん、ほんとに?」
『…うん、ひかるちゃんが初めて、です。』
天「きゃーっ、初々しいっ、」
藤吉「なんか可愛ええなぁ、2人とも。」
森田「そっ、か、そうなんだ、」
『…うん、やーば、恥ずかしい。』
『き、キムチ鍋作るね。』
森田「あ、うん、あ、手伝おっか?」
『だ、大丈夫。座っとって、』
森田「ん、分かった、」
こうして無事hkrの上手さは天性のものということも分かり、すっきりとはしたものの、保乃ちゃん達から向けられる視線に耐えられる訳もなく結局hkrの元に逃げるように一緒にキムチ鍋を作った。
『…、今日保乃ちゃん達帰ったらさ、』
「ん…?」
『…したい、です、』
「っ…、ば、馬鹿!急に変なこと言わんでよ!」
『ごめん、だって、なんか、したくなっちゃったんだもん、』
「……明日も仕事あるから、優しくなら良かよ。」
『っ…やった、』
田村「なーにコソコソ話してんの〜〜?」
『おわっ…、ちょ、保乃ちゃん危ない!!』
田村「ふふ、あはは、動揺しすぎやろ。」
『もーー、はい、じゃあ味見してくださいっ、』
田村「お、いただきまーす、」
「んっ、あちっ、ん、美味しい。」
『…良かった、』
天「なーんか今の保乃えっちー。」
藤吉「天も思った?笑」
田村「えー別に普通やろ!」
森田「…いや、今のはえっちだったよ、保乃ちゃん。」
『うん…、えっちだった、』
田村「ふふ、なんなん。笑笑」
「ほら、キムチ鍋出来たらしいから、天ちゃんたち机の上片してー。」
天「ふふ、はーい。」
こうして無事みんなでキムチ鍋を囲い、ゆったりとして、解散となった。
勿論その夜は"優しく"なんてものじゃ終わらなくて、しっかり腰痛で目覚めた朝。
今日から1週間はお触り禁止にしよう。
-fin-
田村「邪魔すんでー!」
藤吉「邪魔すんなら帰ってやー。」
森田「ふふ、どうぞ。」
『どうぞどうぞ〜。笑』
天「あ、hkrちゃ〜ん!!久しぶり!」
『久しぶり、天ちゃん!!』
森田「ほら、高校生早く奥行って!」
『はーい。』
『保乃ちゃん達コート貰っちゃいます。』
田村「わ、ありがとう〜、」
藤吉「ありがとう、気の利く恋人やな。」
『ふふ、』
森田「やろ?hkrは気遣い出来るいい子なんです〜。」
天「ひかるデレデレやなぁ。」
森田「ふふ、そう?笑」
『デレデレだね。』
森田「hkrには言われたくない!」
『なんでよ!』
『あ、保乃ちゃんたち何飲みます〜?天ちゃんは、トマトジュースやろ?』
天「ふふ、よく分かってるやーん。」
『何回もミーグリ通いましたから〜〜。』
森田「……何回も、?」
『…あ、口が滑った。』
田村「ふふ、あはは、hkrちゃん墓穴掘ってどーすんねん。笑笑」
藤吉「せっかく夏鈴たち内緒にしといてあげたのに。笑」
『やらかしたぁ…、違う、違うんだよ、ひかるちゃん、浮気とかじゃなくて、』
森田「んーー?あとでゆっーくりお話聞くけ、大丈夫だよ。」
天「hkrちゃん、どんまい。」
『…、』
田村「取り敢えず、保乃は紅茶で!」
藤吉「夏鈴も、ほのとおなじので、」
『…はーい!』
森田「…何か手伝う?」
『んーん、大丈夫、今日は皆で楽しんで。』
森田「ありがとう。」
2ヶ月に1度行われる親睦会と名ばかりのお話会。この日をひかるちゃんはずっと前から楽しみにしていた。そんな浮かれたひかるちゃんについ流されて私もさっき余計なことを口走った。
まぁ、きっと終わる頃には忘れているだろうな。
『紅茶おまたせ、はい、天ちゃんはトマトジュース、ひかるちゃんも紅茶でよかった?』
森田「ん、ありがとう。」
『はーい。』
田村「ありがとう〜、あれhkrちゃんどっか行くん?」
『夕飯の買い出しに!今日はキムチ鍋にしようかなーって、どうです?』
田村「ええなぁ!キムチ鍋!」
藤吉「冬って感じ、夏鈴も賛成。」
天「キムチ鍋!食べたい!!」
森田「ふふ、決まり!」
「私も一緒に行くよ。」
『んーん、大丈夫大丈夫、ひかるちゃんは皆と楽しくお話してて!』
森田「…いいんー?」
『うん!じゃあ行ってきます!』
田村「気をつけてなあ〜、」
Hikaru side
なんだかいつも以上に気を使ってくれているhkrを見送り、リビングに戻ればニヤニヤとした保乃ちゃん達に捕まった。
田村「なぁなぁ、」
「なに〜、笑」
田村「ひぃちゃんとhkrちゃんって、どこまでしたん?」
藤吉「ぶっこみすぎやろ。」
天「ふふ、ひかる顔真っ赤。」
「ど、どこまでって、な、何がよ!!」
田村「そんなの言わんくても分かるやろ〜〜?」
「…、全部、?」
藤吉「ふふ、高校生に手出したんや〜。」
「ちが…!最初はhkrからやったから、」
天「へーー、hkrちゃん意外とがっつくタイプなんや。」
田村「でもなんかhkrちゃん、上手そうやんな。」
「……、上手い、ねぇやっぱ、私の前にも何人か付き合ってたんかな、」
藤吉「そーゆう話したことないん?」
「ある訳ないやん!恥ずかしい、し、」
天「んーなら、私達が聞いてみればいいんじゃない?」
藤吉「確かに、夏鈴たちなら怪しまれんし、話してくれそうやな。」
田村「よーし、ひぃちゃん!任せとき!!」
「…ありがとう。」
「あ!!そういえばこの前の感謝祭さ…………」
『ただいまーー』
田村「おかえりー!」
『たーくさんかってきましたー…って、あれ、ひかるちゃんは?』
天「一瞬だけマネージャーさんと話があるって、外行ったで〜。」
『あ、そうなんだ。ちゃんと上着着てってた?』
天「ふふ、うん、着てってたで。」
『良かった。』
藤吉「なぁhkrちゃん、」
『…?』
藤吉「ひかるのことすき?」
『ふふ、はいっ。大好きです。』
天「眩しい笑顔ー。」
「ひかるの前に付き合ってた人とか居らんのー?」
『いるよー。』
田村「あ…居るんや、」
『そりゃいますよ笑笑笑』
『でも、自分からこんなに好きになった人は初めてです。』
天「…そうなんや、」
『初めて、報われなくてもいいからこの人に幸せになってもらいたい、って言うくらいの好きに出会えた、ってなんか、やば、超恥ずかしい。』
田村「ふふ、なんでよ!もっと聞かせてや〜。」
『…ひかるちゃんの前に付き合ってた人は都合のいい関係、って言うか。私が寂しくなった時にそばに居てくれた人って感じで、恋より、友達みたいな感じで、』
藤吉「その人とは?もう会ってないん?」
『はい。私にはひかるちゃんしか見えてないんで。』
田村「安心したわ!これからもひぃちゃんのこと、よろしくな?」
『ふふ、はいっ、勿論です。』
ガチャ
『…!!?ひかるちゃん!!?』
森田「ごめん、話聞いちゃった、」
『…ごめん、昔の話とか聞きたくなかったやろ、ごめんね。』
森田「んーん、聞きたかった。だから、保乃ちゃん達に頼んで話振ってもらったんよ、」
『…なんで、』
森田「その、なんて言うか、」
天「ふふ、」
田村「ちょっと、天ちゃん笑わへんの!」
藤吉「…ふふ、夜のhkrちゃんが上手で不安やったんやってさ〜。」
『…へ、?よ、夜って、え?え!!?』
森田「…っぅ、」
『え、あの、え?私初めて、だよ、』
「「「「え、?」」」」
『前に付き合ってた人も、そばにいてくれただけで体の関係とかは全く、え、夜ってそーゆうことですよね?あれ、違う?私今勘違いしてます?』
田村「ふふ、落ち着いて落ち着いて、合ってるから。でも、初めてってことは天性のものなんやない?笑」
森田「…嘘やん、ほんとに?」
『…うん、ひかるちゃんが初めて、です。』
天「きゃーっ、初々しいっ、」
藤吉「なんか可愛ええなぁ、2人とも。」
森田「そっ、か、そうなんだ、」
『…うん、やーば、恥ずかしい。』
『き、キムチ鍋作るね。』
森田「あ、うん、あ、手伝おっか?」
『だ、大丈夫。座っとって、』
森田「ん、分かった、」
こうして無事hkrの上手さは天性のものということも分かり、すっきりとはしたものの、保乃ちゃん達から向けられる視線に耐えられる訳もなく結局hkrの元に逃げるように一緒にキムチ鍋を作った。
『…、今日保乃ちゃん達帰ったらさ、』
「ん…?」
『…したい、です、』
「っ…、ば、馬鹿!急に変なこと言わんでよ!」
『ごめん、だって、なんか、したくなっちゃったんだもん、』
「……明日も仕事あるから、優しくなら良かよ。」
『っ…やった、』
田村「なーにコソコソ話してんの〜〜?」
『おわっ…、ちょ、保乃ちゃん危ない!!』
田村「ふふ、あはは、動揺しすぎやろ。」
『もーー、はい、じゃあ味見してくださいっ、』
田村「お、いただきまーす、」
「んっ、あちっ、ん、美味しい。」
『…良かった、』
天「なーんか今の保乃えっちー。」
藤吉「天も思った?笑」
田村「えー別に普通やろ!」
森田「…いや、今のはえっちだったよ、保乃ちゃん。」
『うん…、えっちだった、』
田村「ふふ、なんなん。笑笑」
「ほら、キムチ鍋出来たらしいから、天ちゃんたち机の上片してー。」
天「ふふ、はーい。」
こうして無事みんなでキムチ鍋を囲い、ゆったりとして、解散となった。
勿論その夜は"優しく"なんてものじゃ終わらなくて、しっかり腰痛で目覚めた朝。
今日から1週間はお触り禁止にしよう。
-fin-