愛されマネージャー
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「「「「「「「「えぇええぇぇ!!?」」」」」」」」
楽屋が騒音に包まれる。
それもそのはずだ。ドアを開け、中へやってきたのは綺麗な金髪をしたhkrさんだったのだから。
小林「ちょ…、金髪、」
田村「待って、やばい、やばいやばい、」
『…友達のカットモデルやったら、こう、なりました。』
「めっちゃ似合っとる、」
本当に綺麗に染まっている金色の髪を後ろ手で触りながら、恥ずかしそうに笑うhkrさんは自分の魅力に気づけていないようで、見てるこっちがむず痒くなる。
小林「やばいよ。超似合ってるよ。初期ぶりじゃない?」
『ふふ、そうだね、理佐と喧嘩した時以来かも。』
田村「喧嘩?」
『ん、ほんと初期の頃にどっちの方が大人かーって話になって、それで髪染めれるから私の方が大人だ!って金髪にしたんだよね、笑』
小林「今思えばクソガキだよね。」
『ふふ、ほんとにね。』
藤吉「でも、今のhkrさんは凄く大人です。」
田村「確かに、なんかより大人に見えるな。」
『ええ〜、ほんとに〜笑』
『まあ暫くはこの色だと思うので、皆ご理解宜しくお願いします。』
小林「ふふ、はいはーい。」
【え?あれマネージャー?めっちゃ格好良くない?】
【どこのグループ?櫻坂??】
【え!メンバーとかじゃないのかな!】
【声掛けてみようよ!】
色んなアーティストが集まる音楽番組。
スタジオ裏をhkrさんと一緒に歩けば、各方面から似たような言葉が飛んでくる。
hkrさんは、私たちのやけ、絶対渡さん。
『じゃあ、出番までもうちょっとここで待機かな。皆寒くない?大丈夫?』
「「「「「大丈夫です!」」」」」
『ん、良かった。』
『…こば、今日でこの番組はラストだよ。』
小林「うん。」
『…心構え出来てる?』
小林「ふふ、うん。出来てないのはhkrなんじゃないの?笑」
『…、』
小林「図星。」
『欅坂が一番最初に出た番組だったからね、色々想いが。』
小林「次ここに来た時の思い出は、私が最高に格好良かったって思い出にしてあげるから、ちゃんと見ててね。」
『っ…、うん。ちゃんと見てるよ。』
hkrさんと由依さんにしかない何かがあって、それは一期さんでも、踏み込めないもの。
それが羨ましくて、憧れで、私には絶対手の届かないものやった。
【あの、】
『…?はい、』
【マネージャーさんですよね?】
『あー、一応、プロデューサーです。』
小林「ふふ、そうじゃん、昇格してたんじゃん。」
【え!プロデューサーさん…!】
【さっきからずっと見てて…、お話させてもらいたいなぁって、】
【もし良ければ連絡先とか…、仕事の悩みとか!聞いて貰えたらなって!勿論私も聞きますし。】
なん、プロデューサーって分かった瞬間よりhkrさんに近づこうとして、そんな汚い理由でhkrさんに近寄らんでよ。
田村「…ひぃちゃん、抑えときや、顔怖いで。」
「やって…、」
小林「大丈夫。hkrはこんなの気にも留めないから。」
『あー、ふふ、もし何かの縁で共演させていただく機会がありましたら、その時は是非色んなお話聞かせてください。』
【今は、お話出来ませんか?】
【私たちまだ出番来なくて、時間空いてるので!】
【それに私達のグループのことも色々知って貰えたら…、】
『すみません、今はこの子達に全力を捧げたいので。』
【…そう、ですか、すみません。】
【が、頑張ってください!】
『すみません…、また機会があれば!!』
『ご活躍期待してます。』
小林「ふふ、ね?」
「はいっ。」
『さてと、そろそろ私たちの出番かな〜。』
「hkrさん」
『ん?』
『ふふ、触る?』
「はいっ、」
田村「保乃も〜。」
hkrさんが金髪にしてからできた習慣。
舞台に立つ前に1度hkrさんの髪の毛を触ること。柔らかくてふわふわしてる髪の毛に1度手を通してから舞台に立つと何故かいつもより身体が動く気がして、きっと気だけなんやろうけど、それが習慣化した。
小林「じゃあ、私も。」
『ふふ、あ、ちょ、こば雑!こら!』
小林「ふふっ、じゃあ、行ってくるねー。」
『あ、ちょ…、行ってらっしゃい!!』
hkrさんの声を背に舞台へ立つ。
欅坂46が初めて立った舞台に、櫻坂46として。
由依さんの姿を目に焼き付けながら、やっぱりいつもよりも動ける身体を全力で動かす。
貴方が再びここへ来た時に思い出す記憶が今日のパフォーマンスであるように。
そんな願いを込めて。
-Fin-
楽屋が騒音に包まれる。
それもそのはずだ。ドアを開け、中へやってきたのは綺麗な金髪をしたhkrさんだったのだから。
小林「ちょ…、金髪、」
田村「待って、やばい、やばいやばい、」
『…友達のカットモデルやったら、こう、なりました。』
「めっちゃ似合っとる、」
本当に綺麗に染まっている金色の髪を後ろ手で触りながら、恥ずかしそうに笑うhkrさんは自分の魅力に気づけていないようで、見てるこっちがむず痒くなる。
小林「やばいよ。超似合ってるよ。初期ぶりじゃない?」
『ふふ、そうだね、理佐と喧嘩した時以来かも。』
田村「喧嘩?」
『ん、ほんと初期の頃にどっちの方が大人かーって話になって、それで髪染めれるから私の方が大人だ!って金髪にしたんだよね、笑』
小林「今思えばクソガキだよね。」
『ふふ、ほんとにね。』
藤吉「でも、今のhkrさんは凄く大人です。」
田村「確かに、なんかより大人に見えるな。」
『ええ〜、ほんとに〜笑』
『まあ暫くはこの色だと思うので、皆ご理解宜しくお願いします。』
小林「ふふ、はいはーい。」
【え?あれマネージャー?めっちゃ格好良くない?】
【どこのグループ?櫻坂??】
【え!メンバーとかじゃないのかな!】
【声掛けてみようよ!】
色んなアーティストが集まる音楽番組。
スタジオ裏をhkrさんと一緒に歩けば、各方面から似たような言葉が飛んでくる。
hkrさんは、私たちのやけ、絶対渡さん。
『じゃあ、出番までもうちょっとここで待機かな。皆寒くない?大丈夫?』
「「「「「大丈夫です!」」」」」
『ん、良かった。』
『…こば、今日でこの番組はラストだよ。』
小林「うん。」
『…心構え出来てる?』
小林「ふふ、うん。出来てないのはhkrなんじゃないの?笑」
『…、』
小林「図星。」
『欅坂が一番最初に出た番組だったからね、色々想いが。』
小林「次ここに来た時の思い出は、私が最高に格好良かったって思い出にしてあげるから、ちゃんと見ててね。」
『っ…、うん。ちゃんと見てるよ。』
hkrさんと由依さんにしかない何かがあって、それは一期さんでも、踏み込めないもの。
それが羨ましくて、憧れで、私には絶対手の届かないものやった。
【あの、】
『…?はい、』
【マネージャーさんですよね?】
『あー、一応、プロデューサーです。』
小林「ふふ、そうじゃん、昇格してたんじゃん。」
【え!プロデューサーさん…!】
【さっきからずっと見てて…、お話させてもらいたいなぁって、】
【もし良ければ連絡先とか…、仕事の悩みとか!聞いて貰えたらなって!勿論私も聞きますし。】
なん、プロデューサーって分かった瞬間よりhkrさんに近づこうとして、そんな汚い理由でhkrさんに近寄らんでよ。
田村「…ひぃちゃん、抑えときや、顔怖いで。」
「やって…、」
小林「大丈夫。hkrはこんなの気にも留めないから。」
『あー、ふふ、もし何かの縁で共演させていただく機会がありましたら、その時は是非色んなお話聞かせてください。』
【今は、お話出来ませんか?】
【私たちまだ出番来なくて、時間空いてるので!】
【それに私達のグループのことも色々知って貰えたら…、】
『すみません、今はこの子達に全力を捧げたいので。』
【…そう、ですか、すみません。】
【が、頑張ってください!】
『すみません…、また機会があれば!!』
『ご活躍期待してます。』
小林「ふふ、ね?」
「はいっ。」
『さてと、そろそろ私たちの出番かな〜。』
「hkrさん」
『ん?』
『ふふ、触る?』
「はいっ、」
田村「保乃も〜。」
hkrさんが金髪にしてからできた習慣。
舞台に立つ前に1度hkrさんの髪の毛を触ること。柔らかくてふわふわしてる髪の毛に1度手を通してから舞台に立つと何故かいつもより身体が動く気がして、きっと気だけなんやろうけど、それが習慣化した。
小林「じゃあ、私も。」
『ふふ、あ、ちょ、こば雑!こら!』
小林「ふふっ、じゃあ、行ってくるねー。」
『あ、ちょ…、行ってらっしゃい!!』
hkrさんの声を背に舞台へ立つ。
欅坂46が初めて立った舞台に、櫻坂46として。
由依さんの姿を目に焼き付けながら、やっぱりいつもよりも動ける身体を全力で動かす。
貴方が再びここへ来た時に思い出す記憶が今日のパフォーマンスであるように。
そんな願いを込めて。
-Fin-