愛されマネージャー
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
2日間に渡る3周年ライブが終わってしまう。
会場が桜色に染まったまま、まりなちゃんが最後の挨拶をした。
全員が頭を下げた、その瞬間イヤモニに聞こえてきたのはあの人の声だった。
『皆、こんなに綺麗な景色を見せてくれて本当にありがとう。本当によく頑張ったね。これからも一緒に頑張ろう?』
「っ…、」
『さあ、顔を上げて、最後は笑顔でライブを終わらせよう。皆、大好きだよ。』
松田「っ…、本当に、ありがとうございました!」
まりなちゃんの声を合図に全員が顔を上げて、この景色をしっかりと焼き付けながら、ステージを降りた。
『みんな、』
「hkrさんっ、」
小林「hkr。」
的野「hkrさぁぁぁん、」
『ふふ、お疲れ様〜〜。本当によく頑張ったね。』
ステージ裏ではhkrさんが手を広げて待っていてくれて、それぞれが思い思いに力強く抱き着いた。
森田「hkrさん〜、」
『ひかるちゃん〜、お疲れ様〜。』
一人一人、抱き締め返しながら笑顔を見せてくれるhkrさんの温かさと、これまでの想いがどっと押し寄せてきて、涙が溢れてくる。
『保乃ちゃん、ふふ、おいで。』
全員がステージ裏に集まり、hkrさんのハグもいつの間にか終わっていたらしい。
今度は保乃が独り占め。
「っ…、hkrさん、」
『ん、寒かったね。』
何か言葉を発した訳じゃないのにhkrさんは保乃の思ってることを全部見透かしたように受け止めてくれた。
それから、ばばっと関係者席に向かうことになって、そこで寒い中規制退場を守ってくれてるBuddies達にちょっとしたサプライズなんかしちゃったりして、土生さんたちとの談笑もそこそこに全てを終えたステージにもう一度集合した。
まりなちゃんや、企画担当の方々の想いを聞いて、最後にマイクを握ったのはhkrさんやった。
『まずは皆、本当に、本当にお疲れ様でした。』
「「「「「「「「お疲れ様でした。」」」」」」」」
『昨日、今日、皆は楽しめたかな?』
山﨑「たっのしかったー!!!」
武元「最高ー!!」
中嶋「ふーーっ!!」
『ふふ、良かったです。』
『私も、本当に楽しかったです、でもそれ以上にすっっごーく嬉しかった。』
「っ…、」
『3rdツアーの時は、楽しさの中に悔しさがあるような表情を何回も見てきたからさ、昨日今日と、本当に楽しそうにライブをする皆の顔が見れて、凄く嬉しかったです。』
『会場が埋まったのは、応援してくれてるBuddiesは勿論、皆がすっごくすっごく頑張ったからだと思います。』
『松田を筆頭に、色んなメンバーが外仕事を勝ち取って、櫻坂46を広めて、学んだことを活かして、うん、本当に今年はバタバタと忙しい日々を駆け抜けて行ってくれました。』
松田「hkrさん達がいてくれたから。」
山﨑「うん、hkrちゃんが居らんかったら私やってられへんかった。」
『っ…、ふふ、ありがとう。』
『…今年は紅白、出れるね。嬉しいね。』
そんなhkrさんの一声にメンバー全員が頷く。
『…、』
森田「hkrさん?」
『あーー、待ってね、泣かないって決めてたんだけどな。』
小林「なに?卒業すんの?」
齋藤「え?いつからメンバーになってた??」
『ふふ、ほんと、よく頑張ったよね、みんな。』
『去年の悔しさをバネにしてさ、あんっっなに綺麗な景色を見させてくれて、紅白にも返り咲いて、私は、貰ってばかりで何も返せてないね。』
藤吉「そんな事ないです。」
「hkrさんが居ったから、夏鈴達はここに立てたです。」
「保乃も、そう思います。」
皆が、私もそう思う。なんて声をあげればhkrさんは嬉しそうな顔をして"皆優しいなぁ"なんて笑った。
『私、皆のことが本当に大好きだよ。』
『これからも、色んな所、連れてってね。』
松田「はいっ。」
「「「「「「はい!!」」」」」」
【お、おい、mrt1番言わなきゃ行けないこと忘れてるぞ。】
『え?あ、そうだ、』
「…?」
『私、プロデューサーに昇進しました。』
「「「「「「「ええぇぇえ!?」」」」」」」
『あ、と言っても、プロデューサー兼マネージャーって感じだから、いつもとやることは特に変わらないよ。ただ、乃木坂とか日向に飛ばされてた時間を櫻の企画を考える時間に使える、ようになったみたいな。』
小林「要するに。」
「私たちの専属マネージャー兼プロデューサーってこと?」
『ふふ、まあそうだね。』
『皆一人一人が輝けるような企画考えるから、色々協力してくれると嬉しいです。』
「ふふ、昇進おめでとうございまーす。」
「「「「「「おめでとーう!」」」」」」
『ありがとうーー!』
『以上!mrtからでした!』
『保乃ちゃん。』
「hkrさん、お疲れ様です。」
『お疲れ様。』
『…来年も一緒に4歳のお誕生日お祝いしようね。』
「…ふふ、はい。」
hkrさんが来年の話をしてくるのは珍しい事だった。いつもは、いつかの未来を語ることが多いのに、具体的な数字を出すのは本当に珍しいことで、何となく、保乃の考えてることを察しての答えなんかなぁなんて思ったり。
『ん、約束。』
「はい、約束です。」
『じゃあ、お疲れ様。』
「お疲れ様でした!」
何人ものメンバーがいるのに、こうやって保乃の事も気にかけてくれるhkrさん、好きやなぁ。
-Fin-
会場が桜色に染まったまま、まりなちゃんが最後の挨拶をした。
全員が頭を下げた、その瞬間イヤモニに聞こえてきたのはあの人の声だった。
『皆、こんなに綺麗な景色を見せてくれて本当にありがとう。本当によく頑張ったね。これからも一緒に頑張ろう?』
「っ…、」
『さあ、顔を上げて、最後は笑顔でライブを終わらせよう。皆、大好きだよ。』
松田「っ…、本当に、ありがとうございました!」
まりなちゃんの声を合図に全員が顔を上げて、この景色をしっかりと焼き付けながら、ステージを降りた。
『みんな、』
「hkrさんっ、」
小林「hkr。」
的野「hkrさぁぁぁん、」
『ふふ、お疲れ様〜〜。本当によく頑張ったね。』
ステージ裏ではhkrさんが手を広げて待っていてくれて、それぞれが思い思いに力強く抱き着いた。
森田「hkrさん〜、」
『ひかるちゃん〜、お疲れ様〜。』
一人一人、抱き締め返しながら笑顔を見せてくれるhkrさんの温かさと、これまでの想いがどっと押し寄せてきて、涙が溢れてくる。
『保乃ちゃん、ふふ、おいで。』
全員がステージ裏に集まり、hkrさんのハグもいつの間にか終わっていたらしい。
今度は保乃が独り占め。
「っ…、hkrさん、」
『ん、寒かったね。』
何か言葉を発した訳じゃないのにhkrさんは保乃の思ってることを全部見透かしたように受け止めてくれた。
それから、ばばっと関係者席に向かうことになって、そこで寒い中規制退場を守ってくれてるBuddies達にちょっとしたサプライズなんかしちゃったりして、土生さんたちとの談笑もそこそこに全てを終えたステージにもう一度集合した。
まりなちゃんや、企画担当の方々の想いを聞いて、最後にマイクを握ったのはhkrさんやった。
『まずは皆、本当に、本当にお疲れ様でした。』
「「「「「「「「お疲れ様でした。」」」」」」」」
『昨日、今日、皆は楽しめたかな?』
山﨑「たっのしかったー!!!」
武元「最高ー!!」
中嶋「ふーーっ!!」
『ふふ、良かったです。』
『私も、本当に楽しかったです、でもそれ以上にすっっごーく嬉しかった。』
「っ…、」
『3rdツアーの時は、楽しさの中に悔しさがあるような表情を何回も見てきたからさ、昨日今日と、本当に楽しそうにライブをする皆の顔が見れて、凄く嬉しかったです。』
『会場が埋まったのは、応援してくれてるBuddiesは勿論、皆がすっごくすっごく頑張ったからだと思います。』
『松田を筆頭に、色んなメンバーが外仕事を勝ち取って、櫻坂46を広めて、学んだことを活かして、うん、本当に今年はバタバタと忙しい日々を駆け抜けて行ってくれました。』
松田「hkrさん達がいてくれたから。」
山﨑「うん、hkrちゃんが居らんかったら私やってられへんかった。」
『っ…、ふふ、ありがとう。』
『…今年は紅白、出れるね。嬉しいね。』
そんなhkrさんの一声にメンバー全員が頷く。
『…、』
森田「hkrさん?」
『あーー、待ってね、泣かないって決めてたんだけどな。』
小林「なに?卒業すんの?」
齋藤「え?いつからメンバーになってた??」
『ふふ、ほんと、よく頑張ったよね、みんな。』
『去年の悔しさをバネにしてさ、あんっっなに綺麗な景色を見させてくれて、紅白にも返り咲いて、私は、貰ってばかりで何も返せてないね。』
藤吉「そんな事ないです。」
「hkrさんが居ったから、夏鈴達はここに立てたです。」
「保乃も、そう思います。」
皆が、私もそう思う。なんて声をあげればhkrさんは嬉しそうな顔をして"皆優しいなぁ"なんて笑った。
『私、皆のことが本当に大好きだよ。』
『これからも、色んな所、連れてってね。』
松田「はいっ。」
「「「「「「はい!!」」」」」」
【お、おい、mrt1番言わなきゃ行けないこと忘れてるぞ。】
『え?あ、そうだ、』
「…?」
『私、プロデューサーに昇進しました。』
「「「「「「「ええぇぇえ!?」」」」」」」
『あ、と言っても、プロデューサー兼マネージャーって感じだから、いつもとやることは特に変わらないよ。ただ、乃木坂とか日向に飛ばされてた時間を櫻の企画を考える時間に使える、ようになったみたいな。』
小林「要するに。」
「私たちの専属マネージャー兼プロデューサーってこと?」
『ふふ、まあそうだね。』
『皆一人一人が輝けるような企画考えるから、色々協力してくれると嬉しいです。』
「ふふ、昇進おめでとうございまーす。」
「「「「「「おめでとーう!」」」」」」
『ありがとうーー!』
『以上!mrtからでした!』
『保乃ちゃん。』
「hkrさん、お疲れ様です。」
『お疲れ様。』
『…来年も一緒に4歳のお誕生日お祝いしようね。』
「…ふふ、はい。」
hkrさんが来年の話をしてくるのは珍しい事だった。いつもは、いつかの未来を語ることが多いのに、具体的な数字を出すのは本当に珍しいことで、何となく、保乃の考えてることを察しての答えなんかなぁなんて思ったり。
『ん、約束。』
「はい、約束です。」
『じゃあ、お疲れ様。』
「お疲れ様でした!」
何人ものメンバーがいるのに、こうやって保乃の事も気にかけてくれるhkrさん、好きやなぁ。
-Fin-