不二、天才。
テニスめちゃくちゃ強いらしいし、天才だろうよそりゃ。わかりますよ。
でもこいつ、実は凄い下品なんだよ。
「ねえ、男に求めるのはなに？」
「急に投げてくる質問が重いだろうが」
「ホラ、優しいとか決断力があるとかそういうの」
「え〜…生活に困らない程度に稼いでくれて陽気で精力がある人」
「本当ブレない返答くれるよね、流石だよ」
「褒めんなよ」
ここで気をつけて欲しいのが、こんな感じに脈絡もなく変な質問を投げてくる時は大体くだらないネタを思いついた時なんだよね。エグい下ネタとか…エグい下ネタとか…ぬるい下ネタとか…
「そんじゃあさ、不二が女に求めるのは何？」
不二は待ってましたと言わんばかりに最低な事を言い放ちました。本当最低だと思いました。
気になりますか？本当に？引くよ？
「僕？僕が求めるものか…そうだな…。僕の事が大好きで、熱帯雨林の奥にある小さな湿った穴があれば顔とかはそんな気にしないよ」
「ねえ上手いこと言ったつもり？全然上手くないし最低部門優勝だからなお前ふざけんなよ」
「ちょっと熱帯雨林て言いたかったんだよ、無理矢理過ぎたかな」
「逆に熱帯雨林て言いたくなるその過程なんなんだよ」
悪い奴ではありません。テニスも強いし、気を許した相手にしかこういう最低な事は言い放ちません。でもこれが不二。不二という男です。