妄想GIRL
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穏やかな日差しの中。
ゾロは例によっていつもの場所に寝転ぶと目を閉じて3秒で眠りに落ちる。
時折吹く風が緑色の短い髪をサラサラと撫でていく。
寝息を立てて規則正しく上下する逞しい胸を見ていると自分まで眠くなってきた。
今なら抱き付いてもバレないかも?
ゾロに腕枕してもらって寝たい…!
そんなウズウズする欲求を我慢して。
寝ているゾロの隣に静かに横になると、私も目を閉じて夢の中。
願わくば夢の中でもあなたに会えますように…。
「…ったく。しゃーねェな、」
片目を開けて隣の名無しさんを確認したゾロが呟いたことは彼女の耳に届くはずもなく。
ゾロも安心したように睡魔に身を任せた。
「まーた二人並んで寝てるわ。」
「ふふ。幸せそうな寝顔ね。」
起きたら隣で寝ていたはずのゾロが居なくなっていて、代わりに掛けられていたのが彼の上着。
然り気無い優しさが私のハートを震わす。
嬉しすぎてヤバイ…。
ゾロの上着を抱き締めてきゅんきゅん悶えている名無しさんの側を通りかかったブルックとフランキー。
「アウ!名無しさんの奴、ゾロの服なんか抱き締めて変な奴だな。」
「ヨホホホ…若いっていいですね。」
そういえばゾロの姿が見えない。
キョロキョロ辺りを見渡していると、サンジが話しかけてくる。
「名無しさんちゃん、マリモのこと探してるんだろ?」
な、なんで分かったんだろ…。
顔を赤らめて、コクコクと頷く。
「アイツならチョッパーと風呂入りに行ったよ。」
なんですってー!?