過去文リメイク※NARUTO中忍試験途中まで
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試験開始から15分後。
2『(・・・・よし、終わった。)』
鬼月は見直しを終え、鉛筆を置き問題を裏返した。
なんという驚きの早さ。
シカ「なぁ、お前もう終わったのか?(小声)」
そんな鬼月を見かねた、―未だ解答欄のまっさらな―シカマルが尋ねた。
2『・・・ええ。(小声)』
鬼月は少し間を置いて会話に応じた。
シカ「・・・お前一体いつからそんな頭良くなったんだよ。(小声)」
2『元々よ。アカデミーのテストはめんどくさくて手を抜いてただけだもの。(小声)』
シカ「お前・・・だったら今までの成績は・・・(小声)」
2『もちろん手を抜いていたわよ。まあ任務中には手を抜いていなかったけれどね。(小声)』←嘘
シカ「・・・・こえー(小声)」
2『ありがとう。(小声)』
シカ「つか聞いてねーっつーの。んな強いとか。(小声)」
2『そう言われてもねぇ。・・・信じてもらえないか 距離を置かれるかもしれなかったから、』
シカ「は?ありえねーよ んなこと。」
2『・・・有難う、そう言って貰えると嬉しい。』
シカ「お、おう。」
なんだこいつらこのやろうちくしょう。←
ちなみに鬼月の異例な回答スピードに試験官は驚いてカンニングを一つ見落としてしまったとかなんとか。
*
試験開始から約25分後
コウは手を止めた。
『(・・・・よし、終わっ)』
ガタッ ヒュン
カッ!
下忍「!!、うわぁ!!」
3『?』
1『!』
あざみは振り返らなかったがコウは迷わず振り返った。
クナイを投げた試験官の方に。←
下忍「な・・・何の真似ですか!!」
机にクナイを投げられた受験者は立ち上がり声を荒げた。
コテツ「5回ミスった。てめーは失格だ。」
下忍「そ・・・そんなぁ・・・・、」
コテツ「こいつのツレ2人とも この教室から出てけ。今 すぐだ。」
下忍「うっ・・・、くそ・・・・」
コテツ「ホラ さっさと出ろ。」
1『カ、カカカカカカカッコイイ・・・!』
3『・・・ゑ?』
イビキ「、」
緊迫シーンの中でのコウの爆弾発言にイビキは危うくずっこけそうになったとか言えない。
そしてタイミングを逃したコウは合図を数分遅らせたとか言えない。
ちなみに回答写している時のコウはあざみの問題用紙を見ず、あざみのほうへ腕だけ伸ばしただけの姿勢で回答を書き込んでいた。
それなのに解答欄にしっかり綺麗に収まって文字も歪み無く一行一行真っ直ぐで筆跡もあざみ字そのものであったので試験官とイビキは思わず二度見してしまったとか。
すごいよ!コウさん!!(判り難いネタはやめましょう)
*
試験開始から43分
試験官「43番と27番 失格!」
バン!
机を力いっぱい叩く音が教室に響き渡った。
下忍「俺が5回もカンニングした証拠でもあんのかよ!!」
番号を呼ばれた脱落者が逆上して怒鳴った。
下忍「アンタらホントにちゃんとこの人数を」
フッ
ドッ!
下忍「ぐっあ!!」
逆上した下忍を試験官、飛竹トンボが一瞬で 壁まで押さえつけるように叩き付けた。
鈍い音が教室内に響いた。
下忍「!!!、ぐっ・・・・」
トンボ「いいかい・・・、ワタクシ達は 中忍の中でもこの試験の為に選ばれ 編成されたエリートなのだよ。君の瞬き一つ見落としはしないんだよ。」
下忍「!!」
トンボ「言ってみればこの強さが証拠だよ。」
1『・・・・・ちょーかっけー・・・、ワタクシとかなにあのイケメン。』
試験官「、」
3『・・・コウー・・・』
とてもすごく実に場違いなコウの発言に、危うくイスからずり落ちそうになってしまった前列担当試験官であった。