過去文リメイク※NARUTO中忍試験途中まで
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サクラ「なにふいてんのよアンタ!!」
反省の色無しのナルトに怒りを覚えたサクラが、首を絞めるようにナルトを捕まえた。
ナルト「だってホントのこと言ったままだってばよ!」
ナルトがとっさに言った言葉に、室内のほぼ全員がナルトに敵意を送った。
サクラ「、み・・・皆さん冗談です・・・、こいつかなりのバカでして・・・」
視線に気付いたサクラは慌ててナルトの言葉を撤回し、そのままナルトに説教をし始めた。
それを見たカブトはやれやれと肩を竦めた。
それと同時であった。音忍の2人がカブトを襲撃したのは。
ザッ バッ
先手。ザクは跳躍し上からカブトにクナイを投げたがカブトはそれを素早く回避した。
ガッガッ
回避されたクナイが、石の床に突き刺さった。かなりの威力であることが伺えた。
カブトは回避の為後退したがその隙を突かれ、直進してきたドスに間合いをつめられる。
ヒュン!
だがカブトは至近距離からのドスの一撃をも余裕の表情で回避した。
「「(かわした!)」」
サスケ「(見切れるスピードだ・・・)」
ピシィッ
カブト「!」
確かにかわした。だが何故か突然、カブトの眼鏡が割れた。
カブト「(なるほど ・・・こういう 攻撃ね・・・)」
カブトは使い物にならなくなった眼鏡を外しながら何かに納得していた。
サスケ「どういうことだ・・・。確かにかわしたはずだ。なぜ 眼鏡が・・・、」
シカ「鼻先をかすめたんだろ。 けっ・・・、意気がってるからだよ あのクソ。」
眼鏡が割れた事実にサスケは驚愕し、シカマルは憶測を立て、カブトを貶した。
が。
カブト「!?ぐっ、うえぇっ!</i>」
シカマルの憶測は外れ、カブトは嘔吐した。
ナル「あ!吐いたァ!?」
サク「カ・・・、カブトさんっ?」
「「「「!!」」」」
その場の、一連の動きを見ていた者全員が驚愕していた。
第12班以外は。
ザク「フン」
ほぼ全員が目を疑っているのを見て、ザクは鼻で笑った。
ナル「カブトの兄ちゃん!」
サク「大丈夫!?」
ナルトとサクラは心配しながらカブトに駆け寄った。
カブト「・・・・・・ああ・・・、大丈夫さ・・・・」
呼吸の落ち着いてきたカブトは心配する2人に言った。
ナルトはカブトの大丈夫そうじゃない様子を見てホントか?と声を漏らしていた。
ドス「なーんだ・・・、大したことないんだぁ 四年も受験してるベテランのくせに・・・・・」
ザク「アンタの札に書いときな。音隠れ3名、中忍確実ってな。」
音忍2人は嘲笑い吐き捨てるように言った。紅一点の方は完全に空気ですね本当にありがとうございました。←
そんな中、
1『(音か。・・・それに、)・・・どう思う?』
3『あのクナイかっこいい!もらっちゃって良いかな?』
1『えええそう来るか・・・いや、うん。貰っとけ貰っとけ。』
3『やった♪』
1『鬼月は?』
2『音、でしょうね。 あの手、超音波を出しているわ。』
1『いやそうじゃなくて。・・・ああいや、うん。嘔吐の原因はそれだろうね。』
当たり前のように音忍のトリックを暴いている12班であった。
3『あ、わかった!このクナイ、腕力だけじゃないって事でしょ?手に排気口みたいのあったし、たぶん風圧でも加えてるのかも?』
1『え?・・・ああ うん、そうそうまさにそう。(・・・俺の思い過ごしだったのか・・・?
あのカブトって男、動きに違和感があった・・・、そう 〝わざと攻撃を受けてみた〟様な感じ・・・が。
・・・でも2人は気が付いていないみたいだし・・・)』
イビキ「静かにしやがれ どぐされヤローどもが!!</i>」
ボン!
下忍「な・・・何だ?!」
突然の怒号と共に、教卓前に大勢の試験官が一瞬で現れた。
イビキ「待たせたな・・・。中忍選抜第一の試験、試験官の森乃イビキだ・・・。」
1『(まぁ、気のせいか。)』
試験官の出現に、コウは素早く思考を止め、頭を切り替えた。
イビキ「音隠れのお前ら!試験前に 好き勝手やってんじゃねーぞ コラ。いきなり失格にされてーのか。」
イビキは音忍を指差し言った。
ドス「すみませんねぇ・・・、なんせ 初めての受験で舞い上がってまして・・・ つい・・・。」
ドス等は反省の色無しであったが、その場凌ぎに口だけの謝罪をした。
イビキ「フン・・・、いい機会だ。言っておく。試験官の許可なく対戦や争いはありえない。また 許可が出たとしても相手を死に至らしめるような行為は許されん。」
俺様に逆らうようなブタ共は即失格だ。 分かったな。」
イビキは受験者達を睨み付け、凄んだ。
そんなイビキに約半数の下忍は冷や汗を垂らしていた。
ザク「・・・・・・なんか甘っちょろいな この試験。」
例外もまた然りであったが。
関係ないけどこのシーンのカブトさんの表情が個人的に結構好k(ry
イビキ「では これから中忍選抜第一の試験を始める・・・。志願書を順に出して、代わりに この・・・、」
イビキは数字が書かれた小さなプレートを取り出した。
イビキ「座席番号の札を受け取り その指定通りの席に着け! その後 筆記試験の用紙を配る・・・。」
・・・・・・・。
ナルト「Σペッ・・・、ペーパーテストォォオ!?」
2『Σノォォォオオオオーーー!!!』←Nooo!の意
教室にナルトとあざみの悲鳴とも取れる悲痛(笑)な叫びが響き渡ったのだった。