□10 職場体験終了まで[10p]
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数日後。
とある朝のホームルームにて、
って、
おい。
おいおい。
オイオイオイまじかよ。
「今日は転科生を紹介する」
「かっ、隠蓑マギレ、です……この度、忍術科に移籍することになりました!
よろしくお願いしますっ!」
バッと頭を下げるマギレ君の姿に、クラスは好奇にざわめいた。
ただしストーカー事件に関わった面子は、驚きや疑うような眼差しを向けて、周囲に聞こえないほど声を潜めてヒソヒソ話している。
「彼は普通科に在籍していたが、忍術科への転科試験として実施した実力テストにおいて座学と身体能力、共に忍術科の生徒として申し分ない成績を出している。
学校生活の中で忍を志すようになり、転科は彼たっての希望……つまり今はもう皆と同じ、忍を目指す仲間ということだ。
仲良くしてやってくれ」
律儀にシノの話が終わってから頭を上げたマギレ君。
注目されることについては平気そうだが視線が定まっていないので、
「マギレ君!」と、手を振って視線のやりどころを渡してみれば。
ホッとしたように微笑んで、控えめに手を振り返してくれた。
えっかわいっ……!かわい…女の子か…!?
笑うと可愛くない?と、ヒソヒソしてるそこの糸井つるちゃんと鬼熊えんこちゃん!池川あひるちゃん!
私もそう思う!!
「號とは知り合いなのか?」
「えと、一応……」
「はい先生!友達です!」
「そうか、顔が広いのは良いことだ。
ならばマギレ、今のところは號の隣に座るといい」
「あ、はい」
そんなわけで。
隣にペタンと座り込んできたマギレ君。
「まさか転科してくるとは……」
「君のお姉さんのおかげだよ。色々と便宜をはかってもらえたんだ」
「えっなにそれ聞いてない」
なにはなくともマギレ君が転科してきた。
あれぇ…まさか捨てキャラが舞台に上がってくるなんて思いもしないよ…。
そして休み時間、ボルトとチョウチョウちゃんが寄ってきた。
「よお、マギレ」
「ひゅーう!結構大胆なことしたじゃんアンタ
あちし、そういうの結構好きよ?」
「あ、君達は、ええと……」
「そういやちゃんとした挨拶してなかったっけ?
あちしは秋道チョウチョウ」
「うずまきボルトだ、よろしくな」
「よろしくお願いします。
……その……あの時は、本当にすみませんでした……」
「反省したんだろ?ならもう気にすんなって。
……ただ、まーた委員長に付きまとおうなんて考えてんのなら……」
「し、しません!」
「私がさせないよ。私に惚れさせてでも」
「ええッ?!」
「は!?」
「號アンタねぇ……そういうこと軽々しく言ってたら、」
「開けたポテチは返品できない、でしょ。チョウチョウちゃん」
「……わかって言ってんの?」
「やぶさかではないね」
「はあ!?じゃあアンタなに?!マギレみたいなのがタイプなの!?」
「うぇえっ!?マジかッ?!」
「待って待ってチョウチョウちゃん声がでかいし許容範囲ってだけだよ!あえて言うならあの教科書にあった終末の谷の写真の初代とマダラみたいなのが好きです!!」
「長髪フェチ!?」
「二代目様も五代目姫様も飛竹トンボさんもサラダちゃんもあいしてる!!」
「節操無しか!!」
「飛竹トンボって誰だよ?!」
「ねえちょっと、普通に不快なんだけど」
「わざわざ近寄ってきてくれたサラダちゃんあいしてる!!」
「ほんと黙って?」
「またそんな照れちゃってー!…っえッアバーッ」
抱き付こうとしたらそのまま巴投げされた。
「フッ……愛が痛いぜコンチキショー」
「結局アンタのタイプって、強い人ってこと?」
「強くても弱くても好きになれば好きです」
「あっそう」
「そんなことより地べたから見上げるサラダちゃんイイゾコレ」
「踏まれたいの?」
「いっすかァ?!」
「だからなんで嬉しそうにすんのよ……」
「アンタって本当にサラダのこと好きねえ」
とかやってる向こうの方では、マギレ君がおずおずとスミレちゃんに話しかけて、わりと会話が続いてるの微笑ましいです。
「……あんなこと言ってるけど、號さん、里外に好きな人居るそうなんですよ」
「え……そ、そうだったの…?」
「自分が片思いだから、片思いの人を応援したかったんだって言ってました。あの日の放課後に」
「え…でも、マギレくんは病院に運ばれたって…」
「はい。わざわざお見舞いに来てくれたんですよ」
「そうだったんだ……」
「彼女、本当に優しくて、聡明な人ですね」
「うん。號ちゃんは、本当に素敵な人なんだよ」
おま私をダシに会話続けやがって…まあいいやageありがとな照れるぜ。マギレ君頑張れ。
あとスミレちゃん、一瞬察しかけて打ち消したその予想がまさに答えです。実父ことうちはマダラに片思い愛シクルフォース。
そんなさらに向こうの方では、私の好きなタイプがうんたらってチョウチョウちゃんが発した大声に過剰反応したイワベエ君。
横に居たデンキ君に「イワベエくんって號さんのこと好きだよね」って指摘されて誤魔化し大慌て可愛い。
え?なんで全部感知できてるんだって?
やあ、どうもー。今観察してる私はそこで巴投げされた號とは別の影分身です。
隠れ蓑の術使用して木の上に居ますイエーイ。