□7 ストーカー事件途中まで[6p] ※隣のクラス=普通科というのは考察推測です
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適度にスピード落としてわざと軽く息を切らしながらついていく。
ろ、廊下…廊下を走ってはいけません…。
走行中、ふとシカダイ君が隣に並んできた。
「號、聞かせてくれ」
「えっなに」
「アイツがお前を突き飛ばす前のあの動きだ」
「確かに聞きたいな。委員長を蹴って手を上げたあの動き……初撃を避けたんだよね?」
「どんな攻撃だった?アイツは何をしたんだ!?」
「知ーらなあい!」
「知らないってなんだよ!」
「突然至近距離で気配を感じてぞわっとしたんだよ!あと足音と何か振りかぶるような息遣いが聞こえたから!息の方向察してそっから逸れただけ!」
「ちっ…大した情報なしか」
「よく目を閉じたまま対処できたよね」
「目を閉じてるからこそ足音と息使いを拾えたんだよお。ミツキ君なら分かると思ったけども」
そんなふうに真っ赤な嘘を撒き散らしつつ廊下を曲がれば、うっお煙い。
そして倒れてる可愛いちょんまげ。
「デンキ!」
ボルトが一目散に駆け寄る横で、すぐ横の忍具準備室の扉がガララと力なく開けられた。
「やっと……出られた……」と顔を出したのは疲弊した様子のサラダちゃんとチョウチョウちゃん。
煙は今しがた開けられた準備室からも、濛々と立ちこめている。
「何があったんだ…!?」
しかし何はなくとも倒れ伏しているデンキ君を助け起こし、声を掛けるボルト君。
怪我はなさそうだが、語り掛けても呻くだけ。
「これもあいつがやったのか!?」
「かなり暴走してんな……」
「ハァ、ゼェッ、デンキ君ちっと触らせてねごめんね」
遅れて駆け寄り、息切れを続けながらその手の平を触って反応と痙攣具合を確かめてみる素振りと共に目を瞑り瞳術で確認する。
んー……そして解除して目を開ける。
意識はあるが全身が麻痺してまともに動けない状態、そして首の後ろに打撃痕か。
失神まで持ってけなかった手刀ヘタクソか、と思ったけど戦闘訓練のない普通科の子供が首チョップで行動不能っての成功させた時点ですげえわ。
触診の間、ボルトがスミレちゃんが居ないことに気付き女子にその消息を聞くが、返ってくるのは謝罪の言葉。
つまりスミレちゃんが一人はぐれてしまったと、場の全員が理解したところで。
タイミング良くスミレちゃんの悲鳴が上階から響いてきた。
「行くぞ!」
「うん」「おう!」
「號はデンキを頼む!」
「え゛っ いやまってなんで」
「お前さっき腹攻撃されてたし息も上がってんだろ!ついでに休んどけ!いいな!」
「いやいやいや待っ」
ああもう全員既に遠い。
なんてことだ。
「ごめんよデンキ君」
とりあえずうんしょよいしょと苦労してる振りしながらデンキ君を煙の及ばないところに移動させて、
放置した。
まてやお前ら!!私はなぁ!デンキ君じゃなくてマギレ君を運びたいんだよ!!!
廊下を走ってはいけません?!?!
知るか!バレなきゃいいんだよバレなきゃあ!!ハッハァ!!!