□2 入学[4p]
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折を見て転転転を後にした。
日差しに薄く夕日がかかっている。
風がさらさらとふいてきた。
心地好い温度だ。
道を覚えるように、辺りを彷徨く。
整いきってない町並みはごちゃごちゃしている。
角張ってる建物はまだ少なく、夜景もきっと、馴染み深いビル軍が発する目映い地上の星粒には程遠い。
昭和のような暖色で多少不潔な感じ?入り乱れ感?
それにしては技術力は平成前半くらいって感じか。
なんともかんとも掴みにくい。
夕日が濃くなった頃、兄が迎えに来た。
トワニの規律上、兄は術も戦闘も教えてはくれない。
ナルトが読んだ封印の書が欲しい。
多重影分身を覚える方法なんてそれしか浮かばない。
火遁を覚えたい。
書でも口伝でもなんでもいい、調べなければ。
この目の封印が忌々しい。
私には六道マダラが有していたチャクラがそのまま入ってる。
このチャクラは胎内に居るときから私の脳に影響を及ぼしている。
産まれつき直巴…永遠の万華鏡。そして輪廻眼、額に輪廻写輪眼を有していた。
脳と視神経にチャクラを集中させれば輪廻眼と写輪眼の切り替えすら容易にできた。
チートだわーいと両手を上げたかったのに。
それは生まれて数年ですべて封印された。
まあ、マダラに「能力に頼りきりでお前自身はてんで無能」と言われたくないから、写輪眼や輪廻眼ばかり使う気はなかったのだが。
だがしかし、これは確固たる血の証だというのに。
額にあった目はサッパリなくなり、何度触っても、つるりとしたただのオデコだ。
義父と母に握られている。
目と額に封印式。
心臓に調整術式。
内臓を覗いたらきっと、書きものだらけなんだろうなぁ。