□18 修学旅行編デンキ誘拐まで[10p]
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そうこうしているうちに昼食つまり再集合の時間になった。
全員集合を待つ間。
「――ああ、共寄木だね」
「ともよせぎ?」
「古い民芸品だよ。昔は忍者が密書を運んだりするのに使ったらしいけど……」
いのじん君が二つの箱を合わせながらパズルを解いて開ける木箱を買ったらしく。
デンキ君シカダイ君サラダちゃんがそれに興味を持ち、かぐらが開け方を教えたりしていた。
中には霧隠れの紋章が彫刻された珊瑚の板が入っていて、それにはスミレちゃんなみだちゃんワサビちゃんという女子たちが興味を示していた。
んーしっかし…サラダちゃんも小説通り、結構気付いてるとこはあるねー。
かぐらの笑顔が鎧だって事とか。
うん、水影室退室時にかぐらと長十郎が何か妙な空気で言葉を交わしているのをサラダちゃんが目撃したところ話し終えたかぐらと目が合って、柔和な笑顔で気にしないでと言われてた時ぐらいから。
それはそうと全員集合な。
そして出された昼食は、
また予算度外視豪華絢爛な海鮮尽くし。
最初は刺身やあっさりした煮付などから始まり、徐々に味の濃い品々に移っていくという構成で運ばれてきた。
そのすべてが絶品で、例えるならば、竜宮城の宴に出されるごちそうがあるとするならこんな感じだろうかといったところ。
意地でも不機嫌なイワベエ君を除いた全員がご機嫌にうまかうまかと夢中になっていた。
うーん。
…ごめんイタン兄さんテン兄様。
こちら、お二人の料理より美味いです…。
そして昼食後。
しばらくの休憩を挟んだ後は、全員で記念公園の慰霊施設となっている一角へ。
木ノ葉から、霧の慰霊碑に。献花と黙祷を捧げた。
それが終わってからはまたしばらく自由行動となったので。
血霧式アカデミー卒業試験が行われた競技場を見たり。
そこでイワベエ君の不機嫌の理由、祖父がやぐらに殺されたらしい事を聞いたり。
「おい、こいつらよそ者だぜ」
「そういや木ノ葉のガキが来てんだっけか」
夕方にまたヤンキー漫画始まったり。
(こういうのが国際問題になるんだよなぁ…)
「きょ…今日はこれくらいにしといてやるよ!」
テンプレ捨て台詞を聞いたり。
かぐらが手に怪我したんで、本来スミレちゃんが手当てする場面のとこ、マギレ君が治したり。
「すごいね…その歳でもう医療忍術が使えるなんて」
「!…い、いえ…そんな…ボクなんてまだまだで…」
「そんなことないさ。君は慎み深いんだね」
「だろ!マギレって意外とスゲーやつなんだぜ!」
「ちょっ…ぼ、ボルトさん…」
微笑ましい…微笑ましくない?
てか かぐら手袋薄ない?防御力より操作性重視の素材なんやなって。