□15 緋色の花つ月編途中まで[8p]
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成り行きでサラダちゃんに手裏剣稽古つけてもらったその翌日。
あ、実はですね、今、大型連休中なんですよ。
「わーい!休日2連チャンでサラダちゃんに会えるなんて!!」
「うわっ!?急に抱き着かないでよ號!」
「うへへ!そんなこと言って避けないでくれたの嬉しいー!」
「たまたま考え事してて気づかなかっただけです!気付いてたら避けてるわよ!」
「えー」
「暑苦しいからさっさと離れて!全く…。なによ?暇なの?」
「うん!」
どうもまたも鉛分身の私です。
サラダちゃんが図書館に向かうところ偶然を装って合流してみた。
「……来る?静かにするって約束できるならだけど」
「行くー!」
ということで図書館。
うちはや写輪眼の事についての本を読んだ。
「そしてこれが…うちは一族が好んだ装束……あれ、こんな感じの服、どこかで……あ」
「あ」
「號…あなたの服ってもしかして…」
うわ聞かれちゃった。
はい、いつか聞かれると思ってました。
「えっと…うん。秘密だよ?…私、昔から、あの偉人うちはマダラのファンでさ…」
「え…、そうだったの?」
「うん。かっこいいし。マギレ君が転科してきたときにもポロッとこぼしたけど」
「そういえばそんなこと言ってたような…」
「うん。それで、六代目を尊敬してマネするホウキくんと同じテンションでちょっとこう……マネしてこさえた服なんだこれ実は……」
「……ねえ」
「ん?」
「一つ……聞いていい……?」
「うん?」
「……。……もしかして、號が私に付きまとうのって……私が好きなんじゃなくて、私が…うちは、だからなの……?」
「いやそれは違うけど」
「…、…本当に?」
「うん。だって覚えてる?私が転校してきた日。初めてサラダちゃんを見た時、一発で好きになったんだよ。あの時サラダちゃんの名前も知らなかったのに」
「そういえば……確かに、目が合った瞬間から超笑顔だったわねあんた…。すれ違う時も変なことしてきたし」
「あははごめんごめん」
やべーやべーめんどくさい展開になるとこだった。
答え用意してたおかげで即答できたよかったー。
「結局…あれって何だったの?私の顔に触ろうとしてきてさ」
「ん?サラダちゃんの目がすごく綺麗だったから……こうやって…って避けないでよサラダちゃーん」
「実演しないでいいから口で言って口で」
「はーい。目元を撫でてから引き寄せてチューでもしようかなって」
勿論ウソだけど。
「……まって、鳥肌立ってきたんだけど。あんたマジでソッチ系だったの…?」
「好きって気持ちに性別って関係なくない?」
「やめて待ってガチっぽいこと言わないで」
「ごめんって、冗談だって。そんな身を抱えて引かないでサラダちゃん」
「本当に?……じゃあ本当は何しようとしたのよ?」
「……」
「やっぱ冗談じゃないじゃない!」
「あっサラダちゃん、しー。図書館だからここ」
「あっごめん…っいや、誰のせいだと…!」
「ごめんって、あはは」
「……はあ……靡かないわけだわ」
「うん?」
妙に気に掛けて優しくしてくる隣席ことイワベエ君のことかミ?
それともちょいちょい親切にヨイショしたら鼻の下伸ばしてくる他の男子達とか?
「気付いてないだろうけど……號って男子人気けっこうあるのよ?」
「えっなんで?そんな要素なくない?それ私じゃなくてサラダちゃんとかチョウチョウちゃんとかスミレちゃんに対する人気では?」
「これだもん……。確かに委員長も人気だけどさ」
ところで。
めっちゃ脱線して雑談してるけど本の続き読まなくていいのかなサラダちゃん。