□14 ハロウィン翌日
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「いやハチャメチャにびびったんだけど。だァめだよー軽率に蛇の穴に突っ込んじゃァ」
連れられるまま勧められた席につくと、ヒサキはとりあえずハーッと両肘をついた。
全身で心底肝が冷えたことを伝えるべく、大袈裟なため息とともに三人を見上げた。
「でも、ヒサキが困っているように見えたから」
「それについてはありがとうハル」
「聞いた話とはちょっと違うみたいだったけど」ポテトをつまみながらロンが言った「君、人気者じゃないか」
ヒサキは肩をすくめた。
しかしその口を開く前にハーマイオニーが反論していた。
「ヒサキを大切な友達に見せれば見せれるほど、あいつらは私達を悪者に仕立て上げることができるもの」
「ヒサキを利用しているってこと?」
「なるほど、卑怯な奴らだ」
「(いやすごい私にとって都合よく解釈してくるな…)」
そんな話をしている三人組を眺めているヒサキの肩を、誰かが叩いた。
「やあ!話は聞いたぜ、おチビ!」
フレッドだった。
「たった一人でトロールに立ち向かったんだって!?」
「ハーマイオニーを最後まで庇ってたんだって?ますます君にスリザリンは似合わないことが証明されてしまったな!」
そしてリーとジョージもいた。
「「ぜひ詳しく聞かせてくれよ!」」
「あはは、どうも。聞かせると言われても。既にお詳しそうですけど」
「確かにいきさつは聞いているさ」
「けれど、こういうのは本人の口から聞きたいものだろう!?」
「そですか。…といってもなぁ、私もわりと頭真っ白だったから何ともなぁ…」
特に話せる事なんてない。
ヒサキがそう言ってやっても、しかし彼らはめげなかった。
「