□4 特急列車
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突然ですが9月1日になりました。
いや別にタイムスリップしたわけでなくてね?
普通に一ヶ月後。
私の家?禁じられた森。
いや冗談ですが。
買い物後にまた話し合い。
結果として私は新学期になるまではダンブルドアが手配してくれた適当なホテルに住んでました。
魔法省が近いため、治安がよいらしいが、なにせ超インドアな私だ。
清掃時間以外で部屋から出ることはなかった。
11歳を一人にすることに抵抗あったようだが、私が一人がいいと言った。
要件書いて裏返したらスネイプに届くアレ。
それを置くってことでダンブルドアは了承してくれた。
なお、手配されたのは暖炉のある部屋で、呼ばずとも決まった日時にスネイプが翻訳薬を持ってくる。
その際ついでに近況を確認してくれるしって理由をつけて、その紙を裏返すことは一度もなかった。
与えられた7年と、特別な力について沢山考えた。
特別な力は、魔法でも魔力でもない。けど、使いようにより恐ろしい力。
無機物を跪かせる才。使う予定はあるが、まあ恐ろしいことに使うわけではない。ああでも、やっぱり恐ろしいかも。ははは。
それから、秘密で呪文を勉強している。
初めて覚えた魔法はスコージファイ。清めよ、ゴンゴシ呪文、お掃除呪文。
強大な魔力とやらのおかげか、一人きりで沢山ある時間のなか集中できたのか。
思っていたより簡単だった。
それこそ、スコージファイだけは杖が無くても、かつ無言で使えるようになっている。
それから、翻訳呪文を練習していることは言っていない。
ていうか難しくてまだうまくできない。なんでだ!私が外国語苦手過ぎるからか!なら仕方ない!ワーッハッハッ!!
でもな、この一ヶ月間、一人でひたすらいろいろ練習しまくってな、スコージファイ以外にも必要と思ったいくつかの呪文を無言で使えるようになった。
沢山練習したんだぞ。
あとは、おできを治す薬をマッハで完成させたいので読み込んで、入学したら8階の必要の部屋で練習する。
あとはしらん!!!!
いやー。これ全部暗記してるとかハーマイオニーはすごいなー。
あと、目くらまし呪文のテストがてらで外出たら二体の屋敷しもべ妖精が解雇され家から蹴り出される瞬間と遭遇したもんだから、私は幸運の液体いつ飲んだ?となった。
左耳を欠いた屋敷しもべ妖精の名はピーキー、
左目の抉れた屋敷しもべ妖精の名はグラス。
手に入れてしまった。
そんなわけでチェックアウトしてフロントの暖炉からキングズ・クロス駅の近くの、暖炉がある店を聞きそこまで煙突飛行した。
そして店のトイレでホグワーツ制服に着替え、軽く金を払ってからすぐに出て、駅へ。
時刻は10時30分少し過ぎと言ったところか。
ハリーが来るのは11時10分前。
さーてさて。
最後尾あたり行くぅ?
行きましょう行きましょう!
皆律義に前の車両から乗っているけれど、その流れに逆らって私は最後尾近くまで行きましょう!
そこでハリー達を待ちましょう!
どさくさに紛れてご一緒しましょう!
動線から外れたホームの隅っこに立ち、自分の胸に手を当てる仕草をして杖を自分に向ける。
辺りを見回し見られていないことを確認してから、無言で目くらまし術をかけた。
頑張って覚えたんだぞ!ぬぅっ!ちべたい!成功!
存在を消し、人ごみを見ていると、なんとなしに両腕に固定した杖を撫でたくなって、袖の中で腕を組んだ。
杖の手入れは、頻繁には必要ないと言われた。
しかしなんというか、自分の杖の手入れは、楽しかった。
暴れ柳は、良く拭いて、撫でるように磨いて、つい、これからよろしく、と、声をかけながら手入れすれば、ささくれ立ってガサガサだったなんて嘘のようになめらかになった。
そうすれば、またこれも肌に良くなじんだ。嬉しかった。
ハンノキも、サンザシも、声を掛けながら手入れをした。
……別に、友達が居なかったわけではない。
ただ物言わぬものが好きで、一番素直になれるのがそれなんだ。
そうさコミュ症だ悪いかオオン?!!