□2 森スタートからの待遇決め
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「わかった。この話はやめにしよう。君が理解し受け止めたのなら、それに越したことはない」
「ありがとうございます」
終了しても差し支えない事柄はとっとと終わらせて忘れるに限る。
労力の無駄だ。
「他の話といえば、なぜヒサキが朽ちぬ7年と呼ばれているかも聞いてきた」
「ああ!気になっていたんです!どうでした?」
7年で死ぬけどその代わり7年間無敵なんだろ知ってます。
「君があの森に落ちてきてから、きっかり7年。何故かは分からぬが、君は……不死身らしい」
「不死身」
「ただし怪我も病気もあるし、痛みだって感じる。死だけが無い状態じゃ」
さらっといいよるからさらっと受け入れちゃうよ
「そして、とある3つの呪文…許されざる呪文への耐性を持っておる。それも、7年間だけじゃが」
うれしいね。
ありがたみが知りたいからすっとぼけてみようかな。
「耐性ですか…、許されざる呪文…てことは禁止されてる呪文ってことですよね」
「恐ろしい呪文じゃ。人に使えばアズカバン――魔法界の刑務所――で終身刑となる」
「ははは。私、退けと言われたら素直に退くタイプですし、
そんなの使う人と鉢合わせて、よりによって使われるなんてないでしょうね」
「まあ普通に7年間生きていく上では…そうじゃのう。
なんにせよ、異次元から来た影響からかのう。なんとも不思議なことじゃが、7年間不死身であり、許されざる呪文が効かない。
ゆえに朽ちぬ7年だそうじゃ」
「へー…そうなんですね。
でも私、命張るほどの度胸もないし誰かの邪魔もしないのでいまいち得した気はしないですね」
「それでいい。特別な力に驕らない心。何にも脅かされることのない日々。それが一番じゃよ」
「ですよねえ。
ありがとうございます。私の事調べてくださって」
「気にすることない。
さて、次は君に提示する選択肢の話をしようか。
一つずつ質問していくから、正直に答えて欲しい。それによって君のこれからが変わる」
「はい。お願いします」
「まず――これもケンタウルス達から聞いたことなのだが――君には強大な魔力が眠っておる」
「なんと」
「そう。魔法を扱う才能があるということじゃ。しかし特殊なことに、最初に魔法を使わない限り、その魔力は永久に発現せず感知もできず、眠ったままだという」
「はぇ」
「これを知ったうえで、まず最初の質問じゃ」
「はい」
「魔法界で生きていくか、忘却魔法で魔法界の全てを忘れ、マグルの世界に戻って生きていくか、じゃ。
君は魔法を知らない…マグルの子じゃ。魔法が恐ろしいのなら、マグルとして生きる権利も当然ある。
その場合、違う世界から来た君の家はないわけだから…平和な家庭に養子として迎えられるよう手配するかたちとなる」
「便利を拒むほど人間できちゃいませんよ。私」
「というと?」
「魔法界で生きていきたい気持ちがあります。
魔法は恐ろしいというより、興味深いです。もちろん驚きましたが、でも、つまり、魔法は刃物と同じですよね。
使いようによっては便利で不可欠で頼りになるもの。恐ろしいのは魔法ではなく、魔法を武器として振るう人間です」
「……そうじゃな。その通り…。
うむ、魔法界で生きていくと、そのように手配しよう」
「ありがとうございます!」
「どういたしまして。
次の質問じゃ」
「はい」
ダンブルドアは、クッと自分を指差した。
「わしが君のお父さんになってもいいかね?」
「はい!」
まあ即答ですよね。
「は?」
キェェェアァアアアスネチャマシャベッタァァアア
「おおよし!決まりじゃ。スネイプ先生が証人じゃな!」
「ありがとうございますスネイプ先生!」
「……校長?」
「なんじゃ?」
「失礼ながら……正気でしょうか?」
「わしは正気じゃよ。
おお、それとも、スネイプ先生も娘が欲しいという…彼女のお父さんになりたいということかのう?」
「断じて違います」
「ウソ!!
アルバスパパ!セブルスパパ!!
嬉しい!この世界でもう両親ができちゃった!」
悪乗りしてたらスパンとはたかれた。