□カポネさんルート
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おまけ:とある日のロドスにて。イーサンとカポネの立ち話
「ドクターの拾い子、スカーフェイスってのはあんたか?」
「!」
「おっと、待ちな」
「ちっ……感染者の戦闘員が俺に用なんざない筈だ」
「あんたのことはまー気に食わないが、別に取って食いやしねぇよ。な?」
「……」
「ああ、それから妙なことは考えないでくれよ?ご存じ俺は感染者だが、これでもドクター直属の中じゃあ、ちっとばかしおエラい方らしくてな?取って食われてやるほど落ちぶれてもいねえから、そのつもりでな」
ビリ、と発せられた威圧感に思わずカポネの足がすくんだ。あのカランド貿易の主に向けられたソレにはすこし届かなくとも、カポネの戦意を喪失させるには十分すぎた。
「感付いてると思うが、杞憂でないと釘を刺しといてやる。あんたとドクターのためにな」
「ほう、俺もか?」
「単刀直入に言う。ドクターに手を出すな」
「あ?酷なこと言うな。たまの息抜きぐらい自由にさせろ」
「一人で盛って完結させる分には勝手にしろ。ドクターは不安定だ。」
「なら、尚更たまには色に逃がしてやれよ。考えすぎるやつには頭を真っ白にする時間が必要だぜ?」
「だからだ。ドクターはお前を気に入ってる。きっと簡単に溺れちまうだろうさ。だがな、ドクターはずっと繊細で脆く弱いんだ。罪悪感がドクターの生き甲斐であり、痛みで闇だ。そんなドクターは、己が色に溺れた事実があるだけで、酷く自己嫌悪するだろう。そうして更に色に逃げるハメになったらどうする。このロドスはな、あんたが思ってるほど安全も余裕もねえんだ。あのドクターの指示で九死に一生を得ている奴が大勢いるんだよ。いままでも、これからもな」
「はっ!お前はドクターさんの父親か?」
「なんとでも言えよ。そんな安い挑発、飽きてるよ。
……あんたにとっちゃ、ドクターに一目惚れされたことが人生で一番の幸運だろうぜ。で、ドクターにとっちゃあんたに惚れたことが一番の不運だ」
「ドクターの拾い子、スカーフェイスってのはあんたか?」
「!」
「おっと、待ちな」
「ちっ……感染者の戦闘員が俺に用なんざない筈だ」
「あんたのことはまー気に食わないが、別に取って食いやしねぇよ。な?」
「……」
「ああ、それから妙なことは考えないでくれよ?ご存じ俺は感染者だが、これでもドクター直属の中じゃあ、ちっとばかしおエラい方らしくてな?取って食われてやるほど落ちぶれてもいねえから、そのつもりでな」
ビリ、と発せられた威圧感に思わずカポネの足がすくんだ。あのカランド貿易の主に向けられたソレにはすこし届かなくとも、カポネの戦意を喪失させるには十分すぎた。
「感付いてると思うが、杞憂でないと釘を刺しといてやる。あんたとドクターのためにな」
「ほう、俺もか?」
「単刀直入に言う。ドクターに手を出すな」
「あ?酷なこと言うな。たまの息抜きぐらい自由にさせろ」
「一人で盛って完結させる分には勝手にしろ。ドクターは不安定だ。」
「なら、尚更たまには色に逃がしてやれよ。考えすぎるやつには頭を真っ白にする時間が必要だぜ?」
「だからだ。ドクターはお前を気に入ってる。きっと簡単に溺れちまうだろうさ。だがな、ドクターはずっと繊細で脆く弱いんだ。罪悪感がドクターの生き甲斐であり、痛みで闇だ。そんなドクターは、己が色に溺れた事実があるだけで、酷く自己嫌悪するだろう。そうして更に色に逃げるハメになったらどうする。このロドスはな、あんたが思ってるほど安全も余裕もねえんだ。あのドクターの指示で九死に一生を得ている奴が大勢いるんだよ。いままでも、これからもな」
「はっ!お前はドクターさんの父親か?」
「なんとでも言えよ。そんな安い挑発、飽きてるよ。
……あんたにとっちゃ、ドクターに一目惚れされたことが人生で一番の幸運だろうぜ。で、ドクターにとっちゃあんたに惚れたことが一番の不運だ」