□温厚無情
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◇
PM22:30
「とりあえず約束を取り付けることができてよかったわね」
「ええ。これで陽動役を作る手間が省けました」
セロリシードは厚手のストールで口元を覆い、乾燥した空気を少しでも取り込まないようにしながら彼女の言葉に頷く。
吹き付ける寒風を外套で凌ぎながら、明かりの無い夜道を音もなく走り抜ける。フェリーンもフィディアも、音を殺して動くのが比較的特異な種族であるということもあり、その足音に起こされる住民はいなかった。
PM22:30
「とりあえず約束を取り付けることができてよかったわね」
「ええ。これで陽動役を作る手間が省けました」
セロリシードは厚手のストールで口元を覆い、乾燥した空気を少しでも取り込まないようにしながら彼女の言葉に頷く。
吹き付ける寒風を外套で凌ぎながら、明かりの無い夜道を音もなく走り抜ける。フェリーンもフィディアも、音を殺して動くのが比較的特異な種族であるということもあり、その足音に起こされる住民はいなかった。
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