43 痛く突き刺さる夕立
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せっかちな可愛らしい足音。
私の部屋の前に到着する直前に、内側からゴンと叩いて知らせてからドアを開けた。
「フン」
当然、という感じだろうか。
特に面白いリアクションもなく、ふてぶてしく彼は立ち止まって私を見下ろした。
「なに鼻で笑ってんですか」
「聞いたぜぇ?言われて即 開匣したそうじゃあねぇか
そうこなくちゃなぁ!」
話聞けや。
ほんとXANXUSいないとガラの悪さ目立つなあ。
ガキの癖に気が利くなあくらい言ってくださっても良いんですよ?
しっかしとてもとても煽情的でなりませんよね+10スクアーロ。
嗜虐心を煽られる艶やかな顔つき。涙に溺れさせたくなる。
見れば見るほど、古く錆びた血が沸き立つような、痛快なざわめきが背に走る。
気が付いたら
ひっぱたいていた。
さわやかなビンタ音だった。
何が起こったか理解不能といった間抜け面と、頬にくっきりついた赤い痕。
サイコー。
「ゔお゙ぉい!なにしやがるてめぇえ!」
「あっ、悪ィ」
「悪ぃで済ますと思うかぁクソガキぃ」
バッチーン☆
おかえしされました。しかも義手の方で。
いてぇかてぇ。
頬をさすりながら彼の顔を見上げた。
「おや。」
なんだか嬉しそうに顔を歪めていた。
「…へっ」
追撃。
今度はグー。
眼鏡が吹っ飛んだ。
追撃。
キック。踏みつけ。キックキック。
ニヤニヤと、それは楽しそうに私に危害を加え続けた。
「はっ!楽しいなぁ、ええ?
久几よぉ」
「げはっ」
喉をつま先で蹴られた。
仰向けに転がして、今度は肺と気道をガンガンと踏みつけてきた。
「けはっ か えほっ ごっ」
呼吸させない気かこいつ。
「ガキでもてめぇはてめぇってわけだぁ!
なぁ?
楽しく、痛み合おうぜぇ…!!お望みだろぉ?」
やけに慣れた足さばきで私は自室へと蹴り転がされ、
やはり慣れた調子で鍵をかけられた。
乱暴だなっていうかどういう関係築いてんだ私。
そういえば。
鮫の交尾って雄がすげぇ加虐的で激しいんだよなあ。
噛み付いたり岩に無理矢理押し付けたりで皮膚ボロボロ。
最悪そのまま雌死ぬこともあるとかなんとか。
熱い息を吐くスクアーロに眉間を踏みにじられながら、そんなことを考えていた。