27 僅かな綻びの嵐戦
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「みっつめ」
大きく横にずれて、彼ら全員から距離をとる。
「骸のことは知ってる。とても悲しいことだ。
だからお嬢ちゃんのこと、大切にしてあげてね」
「!!」
「知ってんのか!?なんれ…」
「なんでだと思う?お嬢ちゃん」
話を振れば彼女は驚いたようにこちらを見て、しかしすぐ視線を泳がせてしまった。
「……火下咲久几。……骸様から、少し、聞いてる」
「うん」
「けど、……わからない。ごめんなさい」
「ありゃ」
駄目じゃないか骸くんガバガバやないの。
「じゃあ仕方ないか。以前お話ししたんだよ夢の中で骸と。それだけ」
「骸様と……?」
「そう。できれば守ってほしいって
けど私立場上それができないから、ごめんなさいって謝罪」
深く頭を下げる。ある程度ぼかしてるけどまあとりあえずまあほら。
「三人とも欠けることなく頑張って身を守ってね。欠けないでよ。頼むよ。お願いね」
「骸様がそんなことを……」
「さてさてさてよっつめ!!」
シリアスここまで!思い切り腕を振りあげる。
「まだあんのかよ」
「これがラスト!」
あーっもうっ黒曜可愛いーっもう!!
ばーっと両手を広げて、ひとりずつと目を合わせ、笑む。
「大好きだよ!」
笑顔のまま、後ろ向きに進んで窓からジャンプ。
落下する直前、真っ先に、まさかの千種が目を見開いてこっちに手を伸ばして走ってきたもんだからちょっとびっくりした。一番に行動すんのが君とか不意打ちかよ。くぅう。
とか思ってたら地面にドーーン!あー背骨と尾てい骨メシャメシャだわこれ。人型のクレーターできちゃってるし。
治癒して立ち上がる頃には三人とも上からこちらを見下ろしていた。
驚いてるなあ。
……あれ、そういえば彼らに治癒のこと言ってなかったっけ。
そらビビるわな。めんごめんご
そんな彼らに人差し指と中指の簡易敬礼をバチコン☆としてから走って場を後にした。
私の住んでたとこどうなってるかなー