14 一方並盛
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「ツナ、お前も今起きたのか」
「……リボーン。
あっ…いててててて、筋肉痛がっ……」
「見ろツナ。今は朝焼けが一番綺麗な時間だぞ。
ブルーモーメントだ」
「あ……、うわあ、空が…綺麗……!」
偶然か。
負った傷の痛みで、各々が同じ時間帯に目を覚ます。
そして、各々がまるで何かに呼ばれたかのように、ふと外に目をやった。
あんな死闘があったことなどまるで嘘のように、昨日となにも変わらない…
美しい朝焼けと深い青色の段階的変化が、並盛を優しく淡く、照らしていた。
「今日も晴れるそうだ。
ま、お前はまだ動けそうにねーから関係ないか」
「え、……うあーっ!いててて!思い出したらいてえ!もう少し痛み忘れてたかったー!」
変わらない空。
しかし変化は、あった。
並盛中学。
火下咲のクラスにも
「あれ?火下咲居ないのか?誰か伝言預かってるか?
え~、サボりか?いや、あの素行の良い火下咲に限ってなあ…」
ツナのクラスにも
「転校生だ。獄寺と同じ、イタリアからの帰国子女だそうだ
マルコニーア、挨拶」
「は、はい…ああ!よかった、ここは学校なんだね!
可愛い子ばかりで驚いた!妖精たちの集会に紛れ込んでしまったのかと思ってしまったよ!
俺はヴァニタ・マルコニーア!
よろしくね!素敵なお姫様たち!チュッ!
それから、凛々しいサムライたちもね!(ウィンクパチン☆」
「「キャアアアーー!」」
「カッコイイ!」
「綺麗な金髪!王子様みたい!」
「獄寺くんとはまた対照的な格好良さだわあ……!」
「獄寺くんと並べば……まさに月と太陽!」
「どっち!あんたどっち派!?」
「ファンクラブ?もっちろん!」
そして夕焼けがやって来る頃。
「火下咲が消えた」
「え……?」
澄んだ空気にグリーンフラッシュが瞬いた。