9 わかってるから、何とでも言える。
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「弱いやつの横は歩きたくないな」
「……なんですって?」
こちらを見上げる骸の眉間が、ぴくりと動いた。
じれったさと腹立たしさの中からはみ出たような笑みが、ちょうかわいい。
「私の腰は重たいんですよ。転校なんて面倒なこと、ポンポコしたくありません。来れば会えますし、並盛の秩序とも仲良しですんであっちで既に好き勝手やってますし
だから、そうですね。行動でその力を示して見せてくださいよ。
手始めってやつ。それから判断します。」
「……良いでしょう。もとより、今日から、始める予定でした。
ご覧あれ。並盛に巣食うマフィア・ボンゴレを、壊して見せましょう」
「楽しみにしているよ」
「なあー、骸さん、こいつ信頼できそうになさそうらけど。言っちゃっていいんれすかあ」
「クフフ……いいですか犬。女は情欲で動くんですよ。君がいる限り、まあ安心でしょう」
「それ本人の前で言うのどうなんでしょ」
「仲間に、内緒事はありませんから」
「それはまた。」
もう仲間にカウントされて嬉しいね。
「というかなんでそんなに私が欲しいの?さっぱりなんだけど」
こんな変なブスいらんべ?
質問に骸はからかうような薄笑いを浮かべた
「なんで?なんて、水臭いこと言うんですね?
…同じ研究棟で共に、『痛い』とはどういうことかを、徹底的に……学んだ仲ではないですか」
「特別仲良かったわけではないですよね」
「クフフ…先程も言ったでしょう。君の価値を…。
つまり僕らは君の運が欲しい。君という幸運の女神についていてもらいたいのですよ」
「なんかへんなのがすごいこといってる…」
「そうですか?」
首をくてりと傾ける六道骸ちょうかわいい
「あなたが自分の希少価値と神聖さを理解していないだけでしょう」
「さんざ臭いってわめいておきながら今度は神聖とか言いよる」
「なんのことでしょう」
「ほんでしらばっくれよる。
さて、用事は勧誘だけみたいだからお話はおしまいでいいかな?」