がらんどうの夜組
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「だから、こ、こういうヤツが出てきてだな…あーっやっぱりなんでもねぇよ…っ」
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・両親は火事で既に他界しているらしい。
・成績の方はごく普通。たまに授業中寝てたり、絵を描いていたりする。
・身の周りで変なことが起きるようになっていてちょっと困ってる。(主にポルターガイスト)
・趣味は絵を描くこと。うまくはない。
・近くの廃墟マンションが取り壊されるというので、絵を描くために立ち寄ってみたところ、廃墟の一室で変な札が貼ってあるジャム瓶を見付け、なんとなく家に持ち帰って札を剥いで瓶を開けてみたら、中から普願が出てきた。
・憑かれてから、変な事がおさまるどころか今までたまにしか見えなかった霊まで見えるようになってしまう。しかも憑かれたあとからいつも普願が人型(しかもオッサン)をとっている事を知る始末。
・しかしながら、身の周りの変な事は霊が見えるようになってから原因の対処も可能になったので、取り合えずこの奇妙な共同生活を仕方なく承諾中。仕返しも込め、寒い夜は普願をひっぱたいて獏の姿に戻してから湯タンポ代わりにして寝ている。
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