いつもの景色
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銀さんの件で空気が改善された私たちは、もう一度気を取り直してプレゼント交換をすることにした。
それぞれが先程の銀さんプレゼンツのクリスマスグッズを身に付けている。
自分以外の3人へプレゼントを持ち寄ることにして、金欠な万事屋は予算を少しでも抑えるために、「お金をかけすぎないプレゼント」がテーマであった。
新八くんは私たちにお通ちゃんのCDをくれて、神楽ちゃんは酢昆布をくれた。
銀さんはというと、私たちに100均のグッズを選んでくれたようだ。
なんとも彼らしい。
新八くんへはメガネ拭き(メガネ柄の)、神楽ちゃんへは酢昆布(もはや酢昆布交換しただけ)。
そして私へは、お花柄のヘアゴムをくれた。
それを見て私はピンとくるものがあった。
『…これ、私が前に可愛いって言ってたやつ…』
以前みんなで買い出しに出掛けたとき、なんとなく寄った100均で、なんとなく見かけたものだった。
子どもっぽすぎずオバサンぽすぎず、ちょうどいい絶妙なバランスのヘアゴム。
そのときは時間があまりなくて買えなかったのだ。
『覚えててくれたの…?』
「知らねーよ、たまたまじゃねーの?」
そういって表情は変わってないのに、耳が赤くなっていた。
それに気づいた私はつられて顔に熱が集まるのがわかる。
あんな何気なく発した言葉を、覚えててくれてたんだ。
やばい、めっちゃ嬉しい。
てかさっきからツンデレ連発でめっちゃかわいい。
『ありがとう、銀さん』
「おう」
ふいと横を向いて、一言だけ返事をしてくれた。
彼なりの照れ隠しに胸がぎゅぅっと掴まれた。
何を隠そう私は、この人に片想いしてもうすぐ一年が経とうとしている。
そんな私にとってこの流れは、めちゃくちゃキュン案件であった。
神「オイ、イチャついてんじゃねーヨ」
『イチャっ…!?ちがっ、』
新「ハイハイ神楽ちゃん、落ち着いて。
まだ青葉さんのプレゼント残ってるから」
私へのフォローと共に視線をくれる新八くん。
ほんと良い子だなぁ。ありがとう。
…てか私の気持ち、バレてる?
『私は、冬のお供だよ』
ちょっと不安になったけれど、気を取り直してプレゼントを渡す。
新八くんへは手袋、神楽ちゃんへは耳当てを渡した。
新「これ、青葉さんが編んでくれたんですか…!?」
『えへへ、まぁね。テーマに合ってるかなって』
新「すごい!!あったかい!ありがとうございます!」
神「うわぁーー嬉しいアル!ありがとう青葉!!
…ん?これは…犬アルな!」
『…うさぎです』
新「僕のはタヌキですか?」
『猫です。一応』
二人ともそれぞれに動物の絵柄を編んでみたけれど、気づいてもらえませんでした泣
「で、俺は?」
『あ、これ…』
そして本命の銀さんには、おそるおそるマフラーを差し出した。
不器用な私が編んだ、いびつな形をしたそれを見て銀さんの一言。
「おい、これ俺の髪よりパーマかかってんじゃねーか」
って言いながらも、さっそく巻いてくれた。
あー、やっぱ銀さんマフラー似合うなぁ。
自分が頑張って作ったものを、好きな人が大事そうに巻いてくれて、とっても心が満たされた。
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