花束の温度
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ーー時は変わって青葉の誕生日当日。
スナックお登勢で青葉の誕生日会。
主役と参加者の予定をすり合わせお昼から行われた。
一同「お誕生日おめでとー!!!」
『みんなほんとにありがとう!』
妙「そういえば銀さんは?」
新「いいんですよ、あんなチャランポラン」
神「どっかで油売ってるネ」
妙「まぁ。一番の稼ぎ頭の青葉ちゃんに対して冷たいわねえ」
『ふふふ。みんなにお祝いしてもらえて、十分だからいいの』
そんな会話もして、パーティーはお開きになった。
楽しかった~とワイワイ言いながら3人で万事屋に戻る。
すると玄関の扉に挟まっている一枚の紙。
不思議に思い手に取ると最初に大きな文字が目に飛び込んでくる。
『…果たし状?』
表面には仰々しく筆でタイトルが書かれていた。
その横には「青葉殿」と宛先。
そしてそのまま中身を開けると…
❮ーー16時 ○✕公園に来られたし。ひとりで来ることーーー❱
神「なんじゃこりゃ」
新「銀ってマーク書いてますね」
『銀さん…?なにかしら?家で会えるのに…』
ーーーー
青葉が○✕公園に着くと、手紙の差出人である白髪の侍がベンチにふんぞり返っていた。
『あ、いた』
「よォ。早かったな」
『大人ですからね~約束の五分前には来るわよ』
「そりゃ殊勝なこって」
なぜか偉そうにフンッと鼻を鳴らす。
(なんで王様気取り?)
青葉は内心笑えてくるが、なんだか子どもが虚勢を張っているようで微笑ましく見えてしまった。
『で、なあに?家で話せないこと?』
「そーそ。秘密のお話」
『なんか怖い…』
銀時は「いいから座れ」とベンチの隣をポン、と叩く。
不思議に思いながら隣に腰をおろすと、空がオレンジ色に色付いてきていた。
綺麗だなーと呑気に思っていると、「青葉」と呼ぶ低い声が隣から聞こえた。
「お前、アイツから何本もらった?」
『え?何が?』
「……花だよ」
『花?』
唐突だったので「アイツ」とは誰のことかは聞き逃したが、花というワードで青葉は合致する。
「アイツ」とはおそらく真選組の土方十四郎のことだ。
『ちゃんと数えてないけど…20本くらいかしら』
「そーかィ。そりゃさぞ嬉しかったろうな」
『うん。やっぱりお花って嬉しいわね』
あの大量のお花達を思いだし自然と青葉は笑みをこぼす。
すると、
バサッ
急に横から大きな影が現れる。
青葉の膝の上に少しの重みがのし掛かった。
『…なにこれ』
「……見りゃわかんだろ」
言葉通りそれは見ればわかるものだった。
色とりどりの、綺麗な、花束。
少しツンとする…それでいて甘い匂いが鼻をかすめた。
それはとても大きくて、先日の真選組隊士たちからの花束のどれよりも大きかった。
もちろん、「アイツ」のよりも。
その1束だけで顔が丸ごと隠れそうだ。
『これ…っ 私に…?』
思わず銀時を見ると、返事もせずに真っ直ぐと前を睨み付けている。
その顔は耳まで真っ赤だった。
ーーしばらく沈黙が訪れた。
→
スナックお登勢で青葉の誕生日会。
主役と参加者の予定をすり合わせお昼から行われた。
一同「お誕生日おめでとー!!!」
『みんなほんとにありがとう!』
妙「そういえば銀さんは?」
新「いいんですよ、あんなチャランポラン」
神「どっかで油売ってるネ」
妙「まぁ。一番の稼ぎ頭の青葉ちゃんに対して冷たいわねえ」
『ふふふ。みんなにお祝いしてもらえて、十分だからいいの』
そんな会話もして、パーティーはお開きになった。
楽しかった~とワイワイ言いながら3人で万事屋に戻る。
すると玄関の扉に挟まっている一枚の紙。
不思議に思い手に取ると最初に大きな文字が目に飛び込んでくる。
『…果たし状?』
表面には仰々しく筆でタイトルが書かれていた。
その横には「青葉殿」と宛先。
そしてそのまま中身を開けると…
❮ーー16時 ○✕公園に来られたし。ひとりで来ることーーー❱
神「なんじゃこりゃ」
新「銀ってマーク書いてますね」
『銀さん…?なにかしら?家で会えるのに…』
ーーーー
青葉が○✕公園に着くと、手紙の差出人である白髪の侍がベンチにふんぞり返っていた。
『あ、いた』
「よォ。早かったな」
『大人ですからね~約束の五分前には来るわよ』
「そりゃ殊勝なこって」
なぜか偉そうにフンッと鼻を鳴らす。
(なんで王様気取り?)
青葉は内心笑えてくるが、なんだか子どもが虚勢を張っているようで微笑ましく見えてしまった。
『で、なあに?家で話せないこと?』
「そーそ。秘密のお話」
『なんか怖い…』
銀時は「いいから座れ」とベンチの隣をポン、と叩く。
不思議に思いながら隣に腰をおろすと、空がオレンジ色に色付いてきていた。
綺麗だなーと呑気に思っていると、「青葉」と呼ぶ低い声が隣から聞こえた。
「お前、アイツから何本もらった?」
『え?何が?』
「……花だよ」
『花?』
唐突だったので「アイツ」とは誰のことかは聞き逃したが、花というワードで青葉は合致する。
「アイツ」とはおそらく真選組の土方十四郎のことだ。
『ちゃんと数えてないけど…20本くらいかしら』
「そーかィ。そりゃさぞ嬉しかったろうな」
『うん。やっぱりお花って嬉しいわね』
あの大量のお花達を思いだし自然と青葉は笑みをこぼす。
すると、
バサッ
急に横から大きな影が現れる。
青葉の膝の上に少しの重みがのし掛かった。
『…なにこれ』
「……見りゃわかんだろ」
言葉通りそれは見ればわかるものだった。
色とりどりの、綺麗な、花束。
少しツンとする…それでいて甘い匂いが鼻をかすめた。
それはとても大きくて、先日の真選組隊士たちからの花束のどれよりも大きかった。
もちろん、「アイツ」のよりも。
その1束だけで顔が丸ごと隠れそうだ。
『これ…っ 私に…?』
思わず銀時を見ると、返事もせずに真っ直ぐと前を睨み付けている。
その顔は耳まで真っ赤だった。
ーーしばらく沈黙が訪れた。
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