アイノカタチ
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彼に充分に愛された私の身体は何処も彼処も敏感になっていた。
ピアーズと肌を合わせる大切で大好きな時間。
彼は付き合っていた頃から結婚した今でもずっと優しい。
「……いい?」
ピアーズが私の胸の頂きを舐めながら少しかすれた声で聞く。
私は声を抑えながら大きく頷いた。
彼の鍛え抜かれた身体から主張する彼自身が視界に入る。
私はコンドームを開けようとするその手を掴んだ。
「名無し?」
余裕のなさそうな顔で私を見る彼にちょっと胸が痛む。
……でも……
今日は言おう。
「もう、付けなくていい…それ」
「え……?」
驚いた顔をする彼に私は勇気を出して言う事にした。
「赤ちゃんが欲しいの…あなたの」
少し沈黙があった。
「そうか…俺もだよ。でもいいのか?俺はいつ死んでもおかしくないのに」
私の愛する旦那さまは対バイオテロ組織に属している。
B.O.Wを相手に戦うのだ。
得体の知れないバイオテロを相手にする為、常に危険が伴う。
付き合う時、結婚する時…いつもピアーズは同じ質問をした。
"いつ死んでもおかしくない"
それは常に覚悟の上だ。
心の準備はできているつもり。
「うん。大丈夫。それにそれは私も同じでしょ?」
私はテラセイブに属している。
実戦部隊のBSAA程ではないがバイオテロに関わる者として常にバイオテロの脅威はすぐ隣にいる。
「………。そうだな」
ピアーズは少し黙って私にキスをした。
そして私の首元に顔をうずめて耳元でフッと笑いながら囁く。
「じゃあ、遠慮なく」
「うん。お願い」
私もフフッと笑って返事をした。
彼が入ってくる。
いつもと違う…内壁がピアーズ自身に擦られるような
私の中がピアーズに絡みついていくような感覚がした。
ゴムが無いだけでこれだけ違う物なのだろうか…?
ピアーズも最高に気持ちいいと思ってくれたらいいな…
そしてその最高な気持ちの先に私達の子供ができたらどれだけ最高なのだろう…
「ピ…アーズ…私は…あなたとっ…んっ…」
ピアーズが優しくも激しく腰を打ちつけてくる。
「いつ急に…お別れになるか…わからないから…ぁっ…」
「…ん…っ…」
喘ぎながら話しかけたらピアーズも相槌をくれた。
「だからっ…あなたと私がっ…愛し合った…ぁ…証が、ほしい…のっ…ぁあっんっ…」
より一層動きが激しくなって彼の絶頂が近いのがわかった。
「ぁあ、俺もだ……」
絶頂が近いであろうにも関わらずはっきりした口調でそう言ってくれた。
その言葉の直後に熱いものが私の中に注がれた。
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