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プロローグ 

『つ、ついたぁ~~』
やっと学校に着いた!頑張ったよ私!
周りにはチラホラ制服の人もいて、どうやら間に合ったみたい。
さってと、私のクラスはなんクラスかな~。誰と一緒かな~?クラス表を見る。どれどれ~?
……………ワオ!──あっヤバいちょっと恭(雲雀さん)の言い方が移ってる!──……私はA組だった。ツナや獄寺、山もっち(山本)に京子ちゃんもいる~!(幸也の名前は…良かったB組だ)
あれ?ハルち~(ハル)の名前もあるよ?同じ学校にいたんだ!去年は気づかなかったな~。
さっとにかく、私は2ーAだ。二年生の教室は二階だから、ちょっと急いで行かないと。
ついでに三年生も見ておくと…恭と了平くんは同じクラス。恭は例年通り風紀委員長。
あぁ。やっぱり中学校と同じようなパワーバランスで、たぶんこうなるんだろーなという予想がついた。きっと今年も騒がしくなるだろう。さ、いつもの潤になるよ私!
いろいろ考えていると教室に着いた。
【カラカラカラ】
ドアを開けて教室に向かって一言。
『おはよう(ニコッ』
一同「///////////」
満面の笑みで言う。コレは私の中でのルール。挨拶はにこやかに。コレ、結構大事なんだよ!………すると騒がしかった教室が一瞬で静かになる。あれ?みんなどしたの?
『?』
みんなにさりげない〔?〕マークを向けつつ
自分の席につく。遅刻ではなかったと思ったんだけど、やっぱ遅れちゃったかな?
するといつも通り隣の席のツナが話しかけてきてくれた
ツ「//おはよう。潤ちゃん。
今年も同じクラス。ヨロシクね!」
おぉおう!ツナ、朝から天使の笑み!可愛い~!!!!私も負けじと微笑み返す。
『うん!今年もヨロシクね、ツナ。……私遅刻したかな?ってか、また横の席?毎年ここだね苦笑』
ツ「/////ち、遅刻じゃ無いよ!全然間に合ってる!あっうん。潤ちゃんの横は山本だし、潤ちゃんの前は獄寺君だから、中学の頃と全然変わんないよね」遅刻じゃ無かったみたい。ホッ……そういえば、去年は京子ちゃんとハルち~とはクラス違ったけど、ツナたちとは一緒だったし、席の位置もこんな感じだった。
『良かったぁあ~!
そういえばそうだね!なんか、ここまで来ると来年もこんな風かもしれないよね。
私は別に良いけど、ツナは飽きないの?』
意地悪く、こんなことを聞いてみる。
ツ「飽きないよ!
むしろ、勉強教えて貰うのにベストなポジションじゃん!俺的には最高な場所だよ!」
『フフフッ
今年もがっちり教えてあげるからね!
覚悟してよ!』勿論勉強だけじゃなくて、ボンゴレボスとしての強くなるための特訓もしっかりやってあげる。そういう意味も込めてこんな風に言ってみた。すると…
ツ「えー。やだな~。
うちにはネッチョリ教えてくる家庭教師がいるのに、潤ちゃんにまでやって貰ったら
学校へ来るための労力が無くなっちゃいそうだよ~。」──さっきそのネッチョリ家庭教師とは会ったぞ!曲がり角の出会いだったぞ!─…ちょっと口答えっぽいことをしてきた。珍しい。でもそんな風に言われては、いじってやりたくなるのが私な訳で、
『へ~そんなに私、スパルタだと思われてんだぁ~。(ニヤッ)じゃあ優しく教えてあげようと思ってたけど、スパルタでやってやろっかな~?(にじみ出る殺気』
ツ「ひぃぃい!
そんなこと思ってない!じょ、冗談だよ潤ちゃん!頼むから優しくやって~~~!」
 やっぱりいつものツナでした。
『分かってるって。言われなくても優しく教えて差し上げますぅ~!大事なボンゴレボスだからねぇ~笑』
そんなことを言っていると、野球部で朝練をしてきたらしい山もっちと、なんか具合の悪そうな獄寺がきた。山もっちはともかく、獄寺は遅くない?あっもしかして…
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