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裏話と苦笑い

シとらスコラム 02

2019/01/13 16:50
作品コラム
※作品コラムはネタバレが含まれます。

前々から書きかったものをとりあえず詰め込んでいますが。
シとらスは、この台詞だけは絶対に使うぞ、という台詞を章ごとに決めて書いています。

第一章は『沙巴羅蒐集家』。

主人公である緋織と揚羽の二人がすでに同棲しており、緋織の方は短大卒業間近。そこに章タイトル通りの変態というかストーカーが襲ってくるストーリー。
今回は初めからぶっ飛んだ感じにしたかったのですが。ちょっと揚羽が暴れ足りないかもしれないですね(笑)

一応、緋織が女の子だとバラすのは早めにしておきました。
当然BL疑惑になりますので。
(BLはBLで楽しく書けたかもしれせんが)
この章のイメージを決めた台詞は、緋織の――

「僕が君のものなら、君も僕のものだろう。だから、君の感情さえも僕のものだ。他の奴の事を考えるなんて、それこそ許さない。そいつを殺して、そんな奴の命を背負う事もだ。揚羽が背負うものも、心を傾けるのも、想いも情動も全部僕以外には許さない。絶対にな」

という、緋織を傷つけられてお怒りの揚羽に言った台詞です。
私の作品の中では長めの台詞ですね。

後々出て来ますが、本来は昔、揚羽が言った台詞です。完全に当て付け(笑)

追記
しかも、イメージというか最初はこの台詞しか決まっていなくて。その割に、ストーカーの亜生 旦陽はすんなり書けました。

亜生の出番は少なかったわけですが。
亜生は元々、本当に普通の少年でした。恐らく素質はあったし、緋織に好意はありましたが。とある人間に唆されまして。
そんな悪い方も今後出てきます。
どれくらい先になるかわかりませんが(汗)

それにしても、一章から緋織と揚羽をイチャイチャさせる事が出来て最高でした。
最初から恋人設定だと、これはこれで書くのが楽しかったのを覚えています。

前にも書きましたが、シとらスの本来の公開日は2010年05月19日なんですよね。
(ノベつくで書き始めた日の事)
いつの間にか、もう八年は過ぎている……。
気分転換に始めた作品ですが、今は主体になりつつありますね。
そして、第二章の裏話へと続く。

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