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Chapter-1


その日
アトレイシアはお昼頃

ぼく達の前に現れた


「……話があるの」


いつもの無表情だったけれど
声だけがちょっと暗い

そんなアトレイシアを

ぼく達は珍しく黙って見つめていた


「エルドとソロン、アメリアはこっちに来て」


ソロンは二番目に作られたネズミのぬいぐるみで

アメリアは四番目に作られたハリネズミのぬいぐるみだった


ぼく達三人は
外に連れ出された


外は嫌なぐらいの晴天だ


ソロンとアメリアは
祈るように目を閉じた
 

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