転生したレジスタンスのメディック
彼らの再会
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心臓がうるさい。もう、消えてしまいたい。そう思う自分と、少しでも時間が止まってしまえば良い、って思う自分がいて、私は顔を上げる。正面に座るローレンツさんは不安そうに私を見ていて、その視線がすごくドキドキする。
私、なにかがおかしくなったのかな。ローレンツさんの不安そうな視線がすごく愛しい。こんなの、絶対意地悪な考え方だ、って分かってるのに。
「・・・あの・・・エリカ、さん・・・」
名前を呼ばれて、「はい」とだけ答える。ローレンツさんは「あの・・・」と言ったまま暫く黙って、私はまたうつむいた。
「・・・その、ですね・・・」
「はい・・・」
「お、俺は、その・・・あのとき『好き』って言ったのは・・・その・・・」
「好き」にはいろんな意味があって、お友達の好きだって「好き」に変わりはなくて、私はスカートをぎゅっと握りしめる。
「お、俺は・・・その・・・エリカさんのことが・・・その・・・」
ずっと、可愛いな、って・・・。
「あ、あ、あの、エリカさんが俺なんかのことそういう『好き』って感情を持ってるわけないって、分かってるんですけど・・・その・・・エリカさんと一緒にいると、すごくドキドキして、でもずっと一緒にいたくて、ずっと笑ってて欲しくて、あの、あのですね・・・だから、その・・・」
そういう「好き」です。
もうダメだ。心臓が壊れそう。頭がふわふわする。どうしたら良いのかしら。お返事しなきゃいけないのに、言葉が出てこない。ぐるぐる回る頭を落ち着かせるために、私は大きく息を吸う。
「わ、私、は・・・」
私は、ローレンツさんが大好きです。
「その、ローレンツさんと同じ、好き、です。あの・・・」
恐る恐る顔を上げる。目の前にあるローレンツさんは真っ赤な顔で硬直していて、それがなんだか可愛い。
「・・・ローレンツ、さん?」
「・・・・・・・・・は、は、はい!」
たっぷり時間を置いて、慌てたように返事をするローレンツさんがなんだか可愛くて、私は思わず吹き出した。ずるい。なんでそんなに可愛いことをするのかしら。
「私はローレンツさんが大好きです!」
しっかり伝えられた二回目の告白にローレンツさんはテーブルに倒れこむ。
「良かったぁぁぁぁぁぁ」
と心から呟くローレンツさんを、私は心から愛しいと思った。
→
私、なにかがおかしくなったのかな。ローレンツさんの不安そうな視線がすごく愛しい。こんなの、絶対意地悪な考え方だ、って分かってるのに。
「・・・あの・・・エリカ、さん・・・」
名前を呼ばれて、「はい」とだけ答える。ローレンツさんは「あの・・・」と言ったまま暫く黙って、私はまたうつむいた。
「・・・その、ですね・・・」
「はい・・・」
「お、俺は、その・・・あのとき『好き』って言ったのは・・・その・・・」
「好き」にはいろんな意味があって、お友達の好きだって「好き」に変わりはなくて、私はスカートをぎゅっと握りしめる。
「お、俺は・・・その・・・エリカさんのことが・・・その・・・」
ずっと、可愛いな、って・・・。
「あ、あ、あの、エリカさんが俺なんかのことそういう『好き』って感情を持ってるわけないって、分かってるんですけど・・・その・・・エリカさんと一緒にいると、すごくドキドキして、でもずっと一緒にいたくて、ずっと笑ってて欲しくて、あの、あのですね・・・だから、その・・・」
そういう「好き」です。
もうダメだ。心臓が壊れそう。頭がふわふわする。どうしたら良いのかしら。お返事しなきゃいけないのに、言葉が出てこない。ぐるぐる回る頭を落ち着かせるために、私は大きく息を吸う。
「わ、私、は・・・」
私は、ローレンツさんが大好きです。
「その、ローレンツさんと同じ、好き、です。あの・・・」
恐る恐る顔を上げる。目の前にあるローレンツさんは真っ赤な顔で硬直していて、それがなんだか可愛い。
「・・・ローレンツ、さん?」
「・・・・・・・・・は、は、はい!」
たっぷり時間を置いて、慌てたように返事をするローレンツさんがなんだか可愛くて、私は思わず吹き出した。ずるい。なんでそんなに可愛いことをするのかしら。
「私はローレンツさんが大好きです!」
しっかり伝えられた二回目の告白にローレンツさんはテーブルに倒れこむ。
「良かったぁぁぁぁぁぁ」
と心から呟くローレンツさんを、私は心から愛しいと思った。
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