第八話
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唾切戦から3週間後。
無陀野組は東京にいた。
東京で働く各部隊の見学のため。
あくまで学びに来ていることを忘れてはいけない。
緊張感を持って行動すべきだ。
「なんだよー!東京でも光が丘かよ!埼玉に片足突っ込んでるギリ東京じゃん!」
東京の夜空の下で四季は不満を吐露していた。
因みに変装のため、ウィッグをかぶってカモフラージュ用の制服を着衣している。
「新宿とかならプラっと買い物できんのに!」
「おい」
プリプリと腹を立てる四季を、低くはっきりした声が咎める。
「遊びに来たのか?何しに来た」
「学びに来ました…」
『あと光が丘馬鹿にするな、埼玉も』
「すんません…」
教官2人に注意されて、四季は小さくなる。
「ただでさえ京都の一件で変装と偽名が必要なんだ」
そう言い放つ無陀野も髪色を金髪に変えて頬のタトゥーを隠している。
命も髪を栗色にして変装していた。
他の生徒もウィッグをかぶり、変装して街に溶け込んでいた。
偽名は
無陀野→コンドウ
命→シノブ
四季→ナツ
皇后崎→シュン
屏風ヶ浦→マホ
矢颪→シンジ
遊摺部→シンイチ
漣→ヒナ
ロクロ→ゴロウ
といった感じだ。
「今日はこのままホテルで休む。明日朝一から弾丸で見学だ。京都のせいで色んな予定がおじゃんだ…全く…非合理的なスケジュールだ…」
『緊急だったし、仕方ないですよ』
不満をもらす無陀野に擁護する命。
背後ではしゅん…と落ち込む四季を矢颪がダッセーと笑う図が出来上がっていた。
命は不意に思い出したように懐から1枚の紙を取り出して四季に差し出す。
『ナツ君、明日の見学後にここで採血してね』
「採血?なんで?」
「お前の血を調べるんだ」
めんどくさそうにダレる四季を一暫して、命は無陀野達とともにホテルへ向かった。
……_____。
宿泊するホテルに到着すると、無陀野がチェックインをするためにフロントへ向かう。
その背中を見送ると、命は後ろから着いてきているであろう四季が妙に静かなことに気づいた。
先ほどキツく言い過ぎたかと、彼女は少し反省して今度は優しく話しかけた。
『ナツ君、面倒に思うかもしれないけど大切な経験だから、大変だと思うけど頑張ってね…』
振り返って背後にいるであろう四季に話しかけようとしたが…その場には誰もいなかった。
『…ん?』
