第一話
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記録_____2018年6月 宮城県仙台市杉沢第三高校
私と恵君は目的の呪物ー両面宿儺の指を回収するため、深夜の高校に忍び込んでいた。
そして恵君が電話で担任教師から呪物がある場所を聞いていたんだけど…
『百葉箱!?』
「そんな所に特級呪物保管するとか馬鹿過ぎるでしょ」
【アハハ、でもおかげで回収も楽でしょ】
件の呪物は百葉箱(学校の北側にある白い箱)の中にあるとのこと。
離れてても聞こえる電話口の軽薄な声に苛立ちながら、私が代表して百葉箱の扉を開いた。
…瞬間、背筋が凍りついた。
「どうした?」
『恵君…ないよ。中身空っぽ』
「あ゛!?」
私の言葉に驚いた恵君も百葉箱の中を覗く。
扉を開閉したり、その周辺を探してみたけど何もなかった。
「……ないですよ」
【え?】
「百葉箱空っぽです」
どうしても見つからないことを、恵君が担任に伝える。
特級呪物が消えたというのに電話口の担任は脳天気なままだった。
【マジで?ウケるね(笑)】
「ぶん殴りますよ……」
【それ回収するまで、二人とも帰ってきちゃ駄目だから】
それだけ言って電話の主は切れてしまった。
待って、それだけ?こっち来てくれないの?
「(今度マジで殴ろう)」
『あんのクソ兄貴…』
(やれやれ…)
簡単と思っていた呪物回収…前途多難となりそうです。
