｢でも…いつかは返事しなくちゃいけなくなるんだもの……。誠意を持って話せば、受け止めてくれるよね？わたしの【夢】も【夢を叶えたい理由】も……。｣










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《２０年前》




『トランクスさぁ～んΣΣ！！』


未ト『飛鳳ちゃん……。』



ｷﾞｭｳｯ！！



『どぅして帰っちゃうの？トランクスさん帰っちゃったら…ｸﾞｽｯ…飛鳳、お嫁さんになれないよぉーーー；；』


未ト『そんなことないよ…。飛鳳ちゃんにはこっちのトランクスがいるだろ？…それに……、俺にも飛鳳ちゃんにも、住むべき時間とやるべき夢があるじゃないか！！』


『住むべき時間と…やるべき夢ぇ？』


未ト『俺は、未来に帰ってみんなが安心して暮らせる世界を取り戻したい！！それが俺の夢で、未来こそが帰るべき時間なんだ！！……わかってくれるかい？』


『ｸﾞｽｯ！……うん…。』


未ト『飛鳳ちゃんがこの世界で、痛くない注射を作ってお医者さんになるのを…俺も楽しみに待ってるよ…。』


『それじゃあ…トランクスさんがお熱出ちゃったら、お注射してあげるね♪♪』


未ト『ああ！その時は頼むよ♪♪』


『トランクスさんも、また遊びに来てね？絶対だよ！！』


未ト『約束するよ…。』


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わたしの夢……。

初恋だったトランクスさんと約束したの…。


【叶える】って……。


未来の世界の様に、傷付いた人がいたら助けてあげられる医者になるって……。



｢もう少し…もう少しで叶えられそうなんだもの！！わかってくれるよね？トランクス…。｣



わたしは、耳から外した大事なピアスに軽くキスをして、眠りについた。




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