clover
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本当に馬鹿だったのは俺の方‥だったんだな‥‥
苦しませて‥
悲しませてごめん、な‥
clover8
あやめと顔を合わせなくなって、どれくらい経つ‥。あの日、初めてあやめに怒鳴られた。悲しそうに、泣きそうな顔をしながら‥‥。
守ってやりたかった筈なのに‥‥。
冬「‥何やってんだよ‥俺は‥」
何もかも、手につかなくなった。
授業はボンヤリ、部活はミスばかり目立った‥。
黒「ルキア‥」
ル「なんだ?」
黒「冬獅郎に、全部話そうと思う」
織「冬獅郎君‥最近、ボンヤリしるし‥サッカーもミスばかりしてるみたいなの‥」
黒「これじゃあ、何の解決にもならねーしな」
ル「そうだな‥」
ーーーーー・・・
陽が暮れ‥茜色に染まる教室。部活がないため、ボンヤリ空を眺めていた。
桃「シロちゃん‥」
冬「‥桃」
今にも泣きそうな顔をした幼なじみが立っていた。
桃「お母さん、出て行っちゃった‥‥お父さんと喧嘩‥して」
冬「おじさんたちが‥」
おしどり夫婦だったおじさんたちが‥喧嘩‥‥しかも、おばさんが出て行ったって‥なんで?
桃「‥お母さんが‥あやめを虐待してたって‥‥」
冬「なっ?!」
桃「私は、お母さんはそんなことする人じゃないって言ったけど、聞いてくれなかった‥
あやめのせいで‥家の中メチャクチャ‥‥
あやめなんて―‥
産まれてこなければ良かったのに!!!」
冬「‥ッ‥‥馬鹿言うな!!‥アイツは!!
?「あやめ何してんだ?」
‥なっ?!」
廊下から聞こえた声は、一護か‥?
ドアを見ると人影が映り、まさか!と思いドアを勢いよく開けた。
予感的中―‥。
そこに、立っていたのは紛れもない‥幼なじみで双子の妹―‥あやめだった。
冬「‥‥あやめ」
『‥‥』
久しぶりに見る。
でも、変わってしまった姿‥。
光を宿さない瞳、表情をなくした顔。数秒そうしていると、あやめはメモ帳に何か書き始めた。
黒「何書いてんだ?
‥なっ?!」
一護や井上、朽木も集まってメモ帳を見て驚いた顔をしていた。
差し出されたメモ帳を見て俺も驚いた。
『“その通りだね‥私が産まれてこなければ、幸せだったのにね”』
冬「なっ‥馬鹿言うな!お前まで!俺は!!」
伝えないと‥今伝えないと、あやめが消えちまいそうだ。だが、あやめは走り出して逃げて行った。
冬「おい!あやめ!!」
黒「冬獅郎!!」
追いかけようとしたら一護に止められた。代わりに井上が追っていく‥。
もどかしい気持ちだった‥。
俺は、あやめを傷つけたのに‥
何もわかってないくせに―‥。
ギュッと拳を握り締めながら俯いた。
ル「お前たちに話がある」
冬「‥‥話?」
黒「あやめのことだ」
桃「‥‥」
静寂の中―‥俺の頭の中はあやめの泣きそうな顔でいっぱいだった
†見エナカッタ、君ノ心
(真実に目を向ける‥‥君を守りたいから‥)