clover
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
随分遠回りしたな‥
でも、やっと伝えられる。
俺の気持ちを‥。
clover10
冬休み前―‥俺は、全てを知った。
母親からの虐待‥
合唱部を辞める理由‥
喉の病気‥
どれも信じらんない、けれど‥変えようない真実。全てがわかると俺は、俺自身が許せなかった。何も、知らなかったとは言え、アイツを傷つけたことに変わりはない。
黒「冬獅郎、大丈夫なのか?」
冬「何のことだ?」
本当は、わかってる‥。此処最近の絶不調のことだろう‥。自分でも情けないのはわかってる―‥それでも、アイツのことが気になるんだ‥。
『冬君!頑張れ!!』
良く俺を応援してくれたんだよな‥‥。
‥ゴール決まると嬉しそうに笑って。あやめの応援が‥あの笑顔があったから‥頑張れたんだ‥。
「アイツだろ?監督の誘い断った奴」
「あんなチビをね‥」
あんな奴らとチームプレーなんて出来なかったな‥行かなくて正解だ‥。ま、行きたくなかった理由はそんなんじゃあねーけどな‥。携帯についているキーホルダーを見た。
約束‥‥忘れてっかな‥?
冬「おっきくなったら、あやめちゃん‥お嫁さんにしていい///?」
『冬君のお嫁さんになりたい///』
ホイッスルが鳴り、試合が始まった。観戦しているのはほとんどが女子だ。
乱「相変わらずのモテっぷりね‥日番谷」
桃「本人曰わく、雑音だそうですよι」
乱「哀れね‥‥ι
そういえば、朽木たちはまだみたいね」
桃「遅れるとは言ってましたけど」
乱「間に合ってよ」
クソッ!
なんだってんだよこのディフェンスは‥。俺を抑えるってのは、わかってるが‥。
黒「冬獅郎!」
冬「チッ!」
乱「あ~!!またミスった!」
桃「二点差‥(あやめ急いで!)」
前半終了‥2対0。
原因は、俺がディフェンスをかわせていないこと‥。
何やってんだよ!俺はっ!!
聞こえてくる女子の応援。俺には、雑音だ‥。アイツ以外の応援なんかいらねーから‥‥‥
今すぐ、聞きてーよ‥
あやめの声が―‥。
黒「あやめはまだなのか?」
桃「もうすぐ来るはずなんだけど‥」
恋「冬獅郎が動けねーとなるとかなり厳しいぜ」
乱「そうね‥」
ーーーーーー
ル「マズいな‥」
織「後少しなのに‥」
私たちは今、試合会場に向かうタクシーの中。渋滞してるためなかなか先に進まない‥。目的地は見えてるのに‥。
ル「‥仕方ない此処から走るぞ」
織「うん!!」
ルキアの提案に頷き、タクシーを降りて走った‥間に合って―‥。
ーーーーー・・・
後半戦が始まっても、俺たちは点を入れられないでいた。足を引っ張ってるのは間違いなく、俺―‥。
乱「日番谷!!」
桃「このままじゃ負けちゃう!!」
ーーーーーーー・・・
織「後半戦だよ!」
ル「2対0だと?!」
間に合ったは良かったけど、予想外だったことがある‥。
それは‥‥
冬君が、思うように動けて‥ない‥?
いつもなら、軽くかわせる筈なのに‥‥。
『(負けちゃ、ヤダ‥‥
今のまま負けちゃ‥‥ヤダ!!)』
携帯を握り締めながら、私は大声で叫んだ。
冬君に届くように‥‥‥。
ーーーーーー
もう此処までかよッ!!
俺の‥せいで‥。
『冬君!!頑張れ――‥!!』
冬「‥‥!!」
この‥声‥‥。
黒「間に合ったのか」
恋「おせーよ、ったく」
乱「あやめ!!」
桃「こらーシロちゃん!負けたらあやめが泣いちゃうよ!!」
全「泣かすなよ(笑)!!」
冬「テメェー等///!!」
チクショー、悔しいが‥マジで泣かれんのは勘弁だ―‥。
あやめを見ると携帯を握り締めていた。
よく見ると‥あのキーホルダーが光っている。
ずっと―‥‥持って、た。
かなり落ち着いた。アイツに感謝だな‥。
冬「さっさと、終わらすぜ」
黒「やっと復活かよ」
恋「もちろん、勝よな?」
冬「‥‥あたりめぇだ!」
ーーーーーー
乱「一時はどうなるかと思ったわよ~」
織「でもすごいよ!強豪相手に勝っちゃったんだもん!!」
黒「誰かさんがやる気出したからな」
恋「そうそう!」
ル「愛がなせる技か」
桃「そうだよね!!」
冬「テメェー等‥‥‥
いい加減にしやがれー//・・!!!」
『ふふっ』
冬君の怒りに一目散に逃げてしまったルキアたち。気を効かしたつもりかな‥‥。不思議、上手く笑えなかったのに‥私、重症かな?
冬「あやめ‥」
『‥ん?』
立ち止まった冬君にならうように私も止まる。ずっと、背中を向けたまま‥。
冬「悪かった‥」
『‥もう、いいの‥
私、ちゃんと前を向けるから‥だから、もういいの』
振り返った冬君の表情は、つらいモノを堪えているように見える。
責任感が強い彼のことだから、まだ、自分を責めてるんだね。
『あのね‥
私‥‥
冬君が好きだよ』
冬「‥?!!」
『このキーホルダーが私に元気をくれたの‥
辛くても、頑張れたの‥‥
冬君が大好きだか‥?!』
暖かい―‥‥。
気が付くと、私は抱き締められていた。
冬「先に言われちまったな‥‥
俺もさ、お前が居たから試合頑張れたんだ‥
あやめが好きだ」
『うん‥』
大好き‥‥
ちょっと、すれ違ったけど。
やっと伝えられた君に‥
私の
俺の
想いが‥。
†結バレル、赤キ恋ノ糸
(しばらくからかわれるな‥)
(私は気にしないけど‥冬君が大好きだから(笑))
(ちゅっ‥‥可愛すぎ///)
(‥ふふっ///)
.........END