clover
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始めからちゃんとはなしてれば‥
こんな事にはならなかったんだよね‥
私が弱ったから、まわりを悲しませちゃった‥
ごめんなさい‥‥
そして、
ありがとう
clover9
あれから、あっという間に冬休みに入った。
外も、雪が降り‥白銀に染まっている。まるで、冬君の髪のように‥。
あの後、お父さんからメールが来ていた。話せない私の為に携帯メールの仕方を覚えてらしい。今では、よくやり取りをする。
『(全部、話しちゃったんだ‥)』
そう、メールの内容は桃のことだった。
“実は、今日桃が泣いていたんだ。
アルバムを見ながら、私はお姉ちゃんなのにって‥悔やんでいたんだ。
ずっと謝っていたよ?
あやめ、ごめんごめんね‥って。
ゆっくりでいい、焦らなくていいから桃とも向き合ってあげなさい”
私は、本当に愛されてたんだ‥‥。
そう思ったら‥久しぶりに家に帰りたくなった。
随分長いこと帰って来ていなかった我が家‥。呼び鈴を鳴らすと‥出て来たのは―‥‥桃だった。
泣きながら、抱きしめて来た桃に“ただいま”と紡いだ‥。わかってくれたのか桃は笑って“お帰り”と言ってくれた。
それからはちゃんと話した‥。そのたびに桃は“ごめんね‥”と謝ってたけど―‥‥私は十分だったよ?
あの笑顔だけで―‥‥。
お母さんは居ないけど、お父さんと桃が居るだけで嬉しかった。
桃「シロちゃんもね‥すごく心配してたよ?でも、自分は合わせる顔がないって‥‥今でも、あのキーホルダー持ってるんだよ」
あの時言われた言葉‥。知らなかった―‥‥持っていたなんて。
嬉しかった―‥‥。
だけど、結局‥一度も会わないまま冬休みになった。彼の誕生日も祝うことなく‥‥手術も無事に終えた‥。
気が付けば毎日のように見舞いに来てくれるルキアたち。
過保護になった桃。
仕事の合間を縫って来てくれる父。
嬉しいのに‥
物足りない―‥‥。会いたい‥‥。
桃「あ!そういえば、冬休み終わったら直ぐ練習試合あるんだよ☆」
黒・恋「「はぁぁっ?!」」
織「でも、今冬だよ?」
乱「相手校に天井完備の練習場があるからそこでやるのよ☆」
『“よっぽどサッカーに力入れてるんだね”』
桃「まぁね、プロの選手を何人も出してる名門校だからね」
ル「大丈夫なのか?こやつらで」
ルキアの一言に全員が固まった。
名門校―‥確か、冬君‥そこの推薦断ったんだよね。
面会時間も過ぎ、みんな帰って行った。
『(試合‥行きたいな‥)』
恋「しかし、あの名門校と試合かよ‥勝てる気しねーな‥」
ル「何弱気になっておるのだ!!」
織「そうだよ!やってみなきゃわからないよ?」
黒「まぁな、だけど‥今の冬獅郎じゃあな‥」
乱「そうね‥日番谷、最近ミス目立つしね‥」
桃「大丈夫ですよ!きっと勝利の女神様がなんとかしてくれます☆」
全「は?」
ーーーーー・・・
静かな病室で、私は四つ葉のキーホルダーを見ていた。
眺めていると思い出す―‥‥彼のこと。
怒った顔
照れた顔
真剣な顔
寝ている顔
笑った顔‥。
どれもみんな―‥‥愛おしい。
だからね‥‥伝えようと‥思う‥私の、気持ちを。
†新タナル一歩
(やっぱり、私‥君が好き)