世界観説明

◎世界観説明5 遊びの舞台

1 ゲームの舞台について

 基本的に、ゲームの舞台となるのは現代社会です。
 GMは自由に時代設定を過去や未来にできますが、ここで扱うルールは、現代社会という前提で作られています。
 他の時代を遊びたい場合、各GMは適宜ルールを改変してくれてかまいません。


2 連合《ユニオン》について

 各PCは、それぞれ連合《ユニオン》と呼ばれる人外組織に属しています。
 これは、有力な「人外」、もしくは「神」のもとに、その方針に共鳴した、あるいは、何かの理由で恭順することになった「人外」が集まり、組織をなしたものです。
 連合《ユニオン》は、その束ねる「人外」や「神」の命令に従って、様々な人外絡みの事件の解決に当たります。
 その目的は、単純に「神」としての使命であったり、また、「人外」としての正義感、場合によっては縄張り意識の延長かもしれません。
 とにかく、様々な理由で、PCたちは人外関連の事件の解決に当たります。
 普通、事件解決の報酬は、属する連合《ユニオン》の長から支給されます。

 連合《ユニオン》は、表向きの顔を持っていることがままあります。
 例えば、同じ探偵事務所に属する全員が同じ連合《ユニオン》に属する人外、ということもあります。
 こういう場合は、表向き、その連合《ユニオン》は「特定の探偵事務所」ということになります。

 また、表向きの顔(要するに人間の世界に向いた顔)が存在しない場合もあります。

 とある企業の社屋、特定の時間になると、人外のメンバーにしか見えない「入口」が開き、その「連合《ユニオン》」に属している者は、その「本来存在しない入口」を通って連合《ユニオン》の長の待つ部屋へ出向くのです。

 連合《ユニオン》自体は表の顔を持たなくとも、連合《ユニオン》の長自身は、表向き、何か高い地位に就いている場合があります。
 連合《ユニオン》の集合場所を提供している、企業の長などというのが一般的です。
6/6ページ
スキ