未来を良くするために
<工藤家>
工藤優作
世界的に有名な推理小説家。前世を思い出したのは作家としてデビューした時。覚えている内容をただ書くだけではつまらないと、代表作である”ナイトバロンシリーズ”及び自分の手掛ける作品は内容を大幅に書き換えている。また児童書にも手を出し、幅広い世代で著書が愛されている。児童書だからと言って侮ると揚げ足を取られるのが工藤優作の著書。”工藤優作を侮るな”はミステリー界では有名な話。前世の反省から顔出しを辞め、地道に執筆活動に勤しんでいる。探偵としての人脈は恐ろしく、知り合いがいない捜査機関が片手で収まるほど。またその能力を認められ、多くの警察機関内で裏のトップに据えられるほど尊敬されている。前世の新一の行動をまとめた本は存在すらも知られていない稀本で、タイトルは”パンドラ”。自費出版の噂は出回っているもののその実物が確認できないために”工藤優作の最大の謎”とされ、物好きなジャーナリストたちが解き明かそうと躍起になっている。阿笠博士とは大学時代からの付き合い。(52)
工藤有希子
元伝説的女優。新一の産休・育休のみ取得し女優として活動していた。優作との結婚及び新一の懐妊・出産についてはメディアに公開しなかった。熱愛報道などをされないよう、小さなアパートから工藤邸に通っていた。新司を養子にするを機に芸能界から引退し、工藤邸で専業主婦をしている。優作にプロポーズされたときに前世の記憶を思い出した。その場がホテルだった事もありそのまま”激しい夜”を過ごした。女優として水無怜奈基本堂瑛海と知り合いで、時折愚痴や相談に乗っている。(49)
工藤新一
本作の主人公。ゼロの捜査官で、階級は警部。探偵の顔で海外警察との知り合いが多い。変装技術は会得済み(声も含む)。四歳の時、江戸川コナンとして黒の組織を追っていた記憶を思い出した。蘭とは結婚秒読み状態。今はベルモットの子飼いとして裏社会で活動し、その活躍ぶりからモリアーティ教授に擬えて教授と呼ばれている。厳密には組織の人間ではないためコードネームは持たない。偽名は佐藤真、私立探偵(32)の設定。因みに佐藤真は工藤新一の個人的な協力者。また工藤優作の力を借りて任意の黒の組織組織対策グループ・対組織特別捜査局を作り、そこの局長も務めている。よってゼロ、佐藤真(教授)、対組織特別捜査局長・ダブルゼロという降谷零とはまた違うトリプルフェイス。(30)
工藤新司
世間で騒がれている高校生探偵。優作の親戚である実の母親・江戸川文代が生まれて直ぐ死亡し、偶々その現場に遭遇した優作が引き取った。元々の名前は江戸川コナン。新一がどこ所属なのかある程度見当ついていて、原作よりは行動がおとなしい。江戸川コナンを名乗り毛利探偵事務所に居候しているが、対組織特別捜査局捜査係先陣警戒班のメンバーとして組織を追っている。IDはゴースト4869。顔を知らない遺伝上の父親を心の底から軽蔑しており、父親に関しては一切の口をきかなくなる。(17)
<毛利家>
毛利小五郎
元刑事で探偵事務所を営んでいる。工藤新司の状況を理解して、眠ったフリの”眠りの小五郎”を実行している。前世の記憶を思い出したのは英理にプロポーズされた時。柔道の教えを乞いに来た新一に柔道を叩き込む。体力・技術の維持を名目に、近くの道場や所轄の武道場、警察学校で待機中の警察官と乱取りをしている。いまのところ全勝中。(49)
毛利英理
自身の弁護士事務所で働き、前世以上の敏腕ぶりを見せている。前世の記憶を思い出したのは高校入学したとき。高校入学してすぐアメリカの大学に留学し、飛び級して三年間で法学を学んだ。大学入る直前に小五郎とは恋人になり、煮え切らない小五郎の態度を見てしびれを切らして逆プロポーズした。新司のための法的処理を担当した。(49)
毛利蘭
捜査一課強行犯3係所属の女刑事。二歳の時に前世の記憶を思い出した。教えを乞いに来た新一に空手を教え込む。新一とは結婚秒読み状態。新司ことコナンに現場で会うことが多いが、敢えて知らんふりをしている。捜査一課内では佐藤美和子と並んでアイドル扱いされ、時折告白をされるが、その時の返しは”お父さんを負かせたらいいよ”(=新一レベルでないとダメ)。そのため、周囲にはファザコン認定されている。(29)
毛利桜
新司とは幼馴染で、空手黒帯の有段者。行方が分からなくなった新司を心配していて、コナンのことを実の弟のように可愛がっている。新一の所属を薄っすらとは察しており、基本は”いっちゃん”呼びを継続している。(17)
<服部家>
服部平次
警視庁捜査一課強行犯3係に所属する刑事で、階級は警部補。幼児化した工藤新司・後述する宮野美保とは事件現場でよく遭遇し、彼等に手を貸している。探偵としての癖が抜けずよく上司である目暮警部に雷と拳骨を落とされるものの、治る気配がないので全員諦めている。前世の記憶がある。前世の自分のように組織案件に関わっている平一の事を心配している。(29)
服部平一
西で有名な高校生探偵。外見は色白平次。工藤新司の協力者的立ち位置にいる。対組織特別捜査局の存在を知らず、新司が一人で立ち向かっていると思い、色々手を貸している。(17)
<白馬家>
白馬探
警察庁刑事局所属の警察官。捜査二課に出向し中森警部と共に怪盗キッドを追っている。前世の記憶があり、コナンと少し関わっていたということで巻き込まれている。(29)
<赤井家>
赤井務武
SIS職員。17年前に羽田浩司殺害事件に関与し、失踪する。原作通り。ここではイギリス国籍に帰化した日本人夫婦に生まれたイギリス人という設定。イギリス国籍だが、長いこと日本で暮らしていた。
赤井メアリー
SIS職員。幼児化して生存。原作通り。後述する妹夫婦の元で正体を隠して生活している。(52)
赤井秀一
FBI捜査官。原作通り。宮野明美・宮野志保が従兄妹だということは知らされている。組織脱退後も母親直伝の任務・宮野姉妹の組織脱出について考えていた。宮野明美がジンによって殺され宮野志保は失踪したと思っており、彼らの末妹である宮野美保もとい灰原哀に気を配っている。(32)
赤井秀吉
プロ将棋棋士で羽田家の養子。真純の双子の兄。真純の同期・宮本由美と交際中だが、宮本由美が真純の同期だということを知らない。兄の生存は知っているが、母親の幼児化は知らない。(28)
赤井真純
SISの両親にFBIの兄を持つ元警視庁公安部の女刑事で、今は見習い探偵としてフリー活動をしている。組織の目を逃れるため世良真純を名乗っている。秀吉の双子の妹であり、生まれつき前世の記憶を持つ。スコッチのノックバレが内部のモノではと疑った新一の言葉を信じ内部調査をしていたところ、情報を売った男に証拠を捏造され公安から追い出される。母親のいるイギリスに移り、探偵の免許を取るためにSISの仕事を手伝っている。容姿のせいで性別を勘違いされることは多々あり、公安部時代もイギリス在住時もその容姿を活かした潜入捜査を任されていた。(28)
<宮野家>
宮野厚司
白鳩製薬が倒産した後、宮野医院を開院した。宮野医院を経営中に黒の組織からの勧誘をしつこく受けていたが、娘二人に言われて勧誘を断る。末娘を娘二人のもとに残し、義姉の暮らす家に転がり込む。基本義姉と行動を共にし、幼児化した義姉の様子を生活しながら観察している。
宮野エレーナ
宮野医院の主治医。末娘を娘二人に託す形で姉の元に身を寄せる。今は幼児化した姉を匿う形で生活している。怪我人を見ると放っておけず、無償で手当をしている。
宮野明美
宮野家長女で志保とは二卵性の双子。生まれつき前世の記憶がある。今世、組織内では末端でも上位にいて、組織の金銭管理をしていた。新一に唆される形で組織を脱退。黒羽盗一直伝の変装術を駆使して、市井の人として生活している。偽名は広田雅美のアナグラムで玉島莉穂(25)。実は対組織特別捜査局捜査係覆面捜査班の一員で、暗い噂がないか神経を尖らせている。IDはゴースト380。宮野美保が幼児化した姿である灰原哀とは親子設定。(29)
宮野志保
宮野家次女で明美とは二卵性の双子。家族を失い、灰原哀として生きた記憶を乳児期から持っている。組織では前世と同じくクスリの開発。しかし、組織の目に留まる功績は上げないようにとどめ、コードネームは貰っていない。組織から見た評価はシェリーの右腕。シェリーに劣るものの、新薬開発に欠かせない存在と思われている。組織の目を欺いて、仮死薬や面白薬の開発をしていた。情報を得るという目的でバーボンに接触していた。明美が逃げた直後に死を偽装してベルモットの隠れ家に避難する。対組織特別捜査局支援係科学分析班第一分析所の所長で、主にApotoxin4869の分析及び解毒剤開発に力を入れている。IDはゴースト44。(29)
宮野美保
宮野家三女。生まれて直ぐ組織に引き込まれる。組織では志保と同じようにクスリの開発をしている。主にapotxin4869の生成を担当。コードネームはシェリー。明美・志保を失ったと思い自害しかけて幼児化。原作通り灰原哀を名乗り、阿笠家で世話になっている。新司と会って数日後に対組織特別捜査局の本拠地に連れていかれ、事情を理解する。対組織特別捜査局支援係科学分析班第一分析所に所属し、少年探偵団の誘いがない日に志保と並んでApotxin4869の分析及び解毒剤開発に力を入れている。IDはゴースト34。宮野明美の変装姿・玉島莉穂は母親設定。(18)
<警察学校組>
萩原研二
警視庁交通部交通執行課の警察官。階級は巡査長。七年前は機動隊爆発物処理班にいたが、配属2ヵ月後、爆発に巻き込まれ意識不明の状態に陥る。3年前の11月7日の深夜に意識を取り戻し、松田に連絡を入れた。新宿警察署生活安全課少年係を担当し、去年今の課に落ち着いた。バイクの乗りこなしが姉・萩原千速によく似ていると言われている。階級が同期の中で一番低いのは、爆発物処理班や生安課、今の部署でやらかしたことへの懲罰の関係。顔が恐ろしく広く、警視庁は公安部を除いてほぼコンプリートしている。そのため色々な情報が入ってくる。連絡が取れなくなった降谷・諸伏・新一を心配して、ほぼ毎日のように連絡を入れている。(29)
松田陣平
警視庁警備部機動隊爆発物処理班兼刑事部捜査一課強行犯3係所属。階級は警部補。七年前の事件解決に執着し特殊犯係への異動を強く希望していたが、頭を冷やすためと称して強行犯3係に回される。萩原からの連絡により命を落とすことはなかったが、上司命令で刑事部にいる期間が延長した。しかし大抵の爆弾は3分以内に解体してしまう腕を爆発物処理班から惜しまれた事もあり、兼務状態が続いている。兼務解消の見通しは立っていない。連絡が取れなくなった降谷・諸伏・新一については何となく予測はしている。(29)
伊達航
警視庁刑事部捜査一課強行犯3係の刑事。階級は警部補。松田の事件の数か月後に本庁に異動した。昨年の交通事故は見知らぬところからの狙撃により回避することができ、恋人だったナタリーと婚約している。結婚は公安組の任務が終わる時にすると話し合いで決めている。”ワタルブラザーズ”は原作通り。連絡が途絶えた降谷・諸伏・新一の所属を察し、さりげなく連絡を入れている。(29)
降谷零
警察庁警備局警備企画課所属の潜入捜査官で、階級は警部。大体の情報は原作通り。スコッチを救えなかった赤井と、幼馴染の情報を流した(罪を着せられている)世良に憎しみの感情を向けている。降谷の目の前で遺体が消失したため、死んだことを信じておらず、必死に諸伏を探している。そのため穴の開いたスマホを回収できておらず、伊達の元にも諸伏の兄である高明にもそのスマホは届いていない。従って、二人とも彼の死を知らない。コナンの会話からゴーストについて探りを入れようとしたが、ガードが硬くて断念した。コナンと佐藤真の関係を疑って探りを入れようとするが、二人分の地雷を見事に踏む抜くため詳しいことは手に入れることができていない。同僚である新一の動きを不審に思いつつ、調べる余裕がないので放置している状態。連絡を絶ったことに関しては、悪いと思いつつ返信は諦めている。宮野家と面識があり、同じく日本人離れした髪色をしているのにいじられても平然としている志保に恋心を抱いていた。(29)
諸伏景光
警視庁公安部の潜入捜査官で、階級は警部(殉職による二階級特進のため)。同期には死んだと思われているが、新一が局長を務める対組織特別捜査局の捜査係覆面捜査班のメンバーとして組織を追っている。局内で時折降谷のことを口癖で”ゼロ”と呼んでしまうが、局内では諸伏の言うゼロ=降谷として定着している。偽名は戸畑晃義で、IDはゴースト0624。変装を完璧にできるようになった去年から喫茶店・ポアロで働いている。キャラ設定は料理下手のドジっ子で、女子高生たちには”あきぴ”と呼ばれている。伊達を轢きそうになったトラックのタイヤを撃ち抜いたのはこの人。組織を壊滅できたら新一を含めた同期で飲もうと思っている。(29)
~組織メンバー~
ベルモット
ボスのお気に入りに指定されている。組織に忠誠心はなく、今回もシルバーブレットになり得る新一を探していた。今回宮野三姉妹に対してはとても寛容で、特に美保に対しては母親のように接する。新一が潜入していることを見抜き、自分の子飼いにする。宮野姉妹(双子)脱退の手際の良さに驚きつつ、宮野志保を匿っている。また宮野双子姉妹に黒羽盗一直伝の変装術を教えている。新一が組織に対抗する無所属組織を作っていることを知ってパトロンとして支える。変装用道具の出どころはこの人。記憶を取り戻したのはAPTX4869を飲まされたとき。
アイリッシュ
組織に入った時に思い出した。ピスコについて回るが、その裏で新一のことを探していた。ベルモットの子飼いに違和感を持ち、問い詰める。それが新一だったこともあり、組織にバレないように手を貸す。謂わば新一のS(内部スパイ)として活動している節がある。” 始末” された後は、アイリッシュをもじった” アデル・シュレディンガー(Adel Schoedinger) “として闇に潜り情報収集を行っている。
キュラソー
組織にとって不都合なことを記憶し、RUMの右腕になった時に過去を思い出した。黒に染まりたくないと心の中では必死に抵抗している。黒の染まり切らない為に自分の立場を利用して、宮野姉妹に気を配りシェリーをお気に入りとして保護する。宮野姉妹脱走後はベルモットの変装を教わって陰ながら三姉妹のことを見守っている。記憶喪失となり()組織から逃亡後は、”彩華・マーキュリー(Ayaka Mercury)”として市井の人として生活している。
工藤優作
世界的に有名な推理小説家。前世を思い出したのは作家としてデビューした時。覚えている内容をただ書くだけではつまらないと、代表作である”ナイトバロンシリーズ”及び自分の手掛ける作品は内容を大幅に書き換えている。また児童書にも手を出し、幅広い世代で著書が愛されている。児童書だからと言って侮ると揚げ足を取られるのが工藤優作の著書。”工藤優作を侮るな”はミステリー界では有名な話。前世の反省から顔出しを辞め、地道に執筆活動に勤しんでいる。探偵としての人脈は恐ろしく、知り合いがいない捜査機関が片手で収まるほど。またその能力を認められ、多くの警察機関内で裏のトップに据えられるほど尊敬されている。前世の新一の行動をまとめた本は存在すらも知られていない稀本で、タイトルは”パンドラ”。自費出版の噂は出回っているもののその実物が確認できないために”工藤優作の最大の謎”とされ、物好きなジャーナリストたちが解き明かそうと躍起になっている。阿笠博士とは大学時代からの付き合い。(52)
工藤有希子
元伝説的女優。新一の産休・育休のみ取得し女優として活動していた。優作との結婚及び新一の懐妊・出産についてはメディアに公開しなかった。熱愛報道などをされないよう、小さなアパートから工藤邸に通っていた。新司を養子にするを機に芸能界から引退し、工藤邸で専業主婦をしている。優作にプロポーズされたときに前世の記憶を思い出した。その場がホテルだった事もありそのまま”激しい夜”を過ごした。女優として水無怜奈基本堂瑛海と知り合いで、時折愚痴や相談に乗っている。(49)
工藤新一
本作の主人公。ゼロの捜査官で、階級は警部。探偵の顔で海外警察との知り合いが多い。変装技術は会得済み(声も含む)。四歳の時、江戸川コナンとして黒の組織を追っていた記憶を思い出した。蘭とは結婚秒読み状態。今はベルモットの子飼いとして裏社会で活動し、その活躍ぶりからモリアーティ教授に擬えて教授と呼ばれている。厳密には組織の人間ではないためコードネームは持たない。偽名は佐藤真、私立探偵(32)の設定。因みに佐藤真は工藤新一の個人的な協力者。また工藤優作の力を借りて任意の黒の組織組織対策グループ・対組織特別捜査局を作り、そこの局長も務めている。よってゼロ、佐藤真(教授)、対組織特別捜査局長・ダブルゼロという降谷零とはまた違うトリプルフェイス。(30)
工藤新司
世間で騒がれている高校生探偵。優作の親戚である実の母親・江戸川文代が生まれて直ぐ死亡し、偶々その現場に遭遇した優作が引き取った。元々の名前は江戸川コナン。新一がどこ所属なのかある程度見当ついていて、原作よりは行動がおとなしい。江戸川コナンを名乗り毛利探偵事務所に居候しているが、対組織特別捜査局捜査係先陣警戒班のメンバーとして組織を追っている。IDはゴースト4869。顔を知らない遺伝上の父親を心の底から軽蔑しており、父親に関しては一切の口をきかなくなる。(17)
<毛利家>
毛利小五郎
元刑事で探偵事務所を営んでいる。工藤新司の状況を理解して、眠ったフリの”眠りの小五郎”を実行している。前世の記憶を思い出したのは英理にプロポーズされた時。柔道の教えを乞いに来た新一に柔道を叩き込む。体力・技術の維持を名目に、近くの道場や所轄の武道場、警察学校で待機中の警察官と乱取りをしている。いまのところ全勝中。(49)
毛利英理
自身の弁護士事務所で働き、前世以上の敏腕ぶりを見せている。前世の記憶を思い出したのは高校入学したとき。高校入学してすぐアメリカの大学に留学し、飛び級して三年間で法学を学んだ。大学入る直前に小五郎とは恋人になり、煮え切らない小五郎の態度を見てしびれを切らして逆プロポーズした。新司のための法的処理を担当した。(49)
毛利蘭
捜査一課強行犯3係所属の女刑事。二歳の時に前世の記憶を思い出した。教えを乞いに来た新一に空手を教え込む。新一とは結婚秒読み状態。新司ことコナンに現場で会うことが多いが、敢えて知らんふりをしている。捜査一課内では佐藤美和子と並んでアイドル扱いされ、時折告白をされるが、その時の返しは”お父さんを負かせたらいいよ”(=新一レベルでないとダメ)。そのため、周囲にはファザコン認定されている。(29)
毛利桜
新司とは幼馴染で、空手黒帯の有段者。行方が分からなくなった新司を心配していて、コナンのことを実の弟のように可愛がっている。新一の所属を薄っすらとは察しており、基本は”いっちゃん”呼びを継続している。(17)
<服部家>
服部平次
警視庁捜査一課強行犯3係に所属する刑事で、階級は警部補。幼児化した工藤新司・後述する宮野美保とは事件現場でよく遭遇し、彼等に手を貸している。探偵としての癖が抜けずよく上司である目暮警部に雷と拳骨を落とされるものの、治る気配がないので全員諦めている。前世の記憶がある。前世の自分のように組織案件に関わっている平一の事を心配している。(29)
服部平一
西で有名な高校生探偵。外見は色白平次。工藤新司の協力者的立ち位置にいる。対組織特別捜査局の存在を知らず、新司が一人で立ち向かっていると思い、色々手を貸している。(17)
<白馬家>
白馬探
警察庁刑事局所属の警察官。捜査二課に出向し中森警部と共に怪盗キッドを追っている。前世の記憶があり、コナンと少し関わっていたということで巻き込まれている。(29)
<赤井家>
赤井務武
SIS職員。17年前に羽田浩司殺害事件に関与し、失踪する。原作通り。ここではイギリス国籍に帰化した日本人夫婦に生まれたイギリス人という設定。イギリス国籍だが、長いこと日本で暮らしていた。
赤井メアリー
SIS職員。幼児化して生存。原作通り。後述する妹夫婦の元で正体を隠して生活している。(52)
赤井秀一
FBI捜査官。原作通り。宮野明美・宮野志保が従兄妹だということは知らされている。組織脱退後も母親直伝の任務・宮野姉妹の組織脱出について考えていた。宮野明美がジンによって殺され宮野志保は失踪したと思っており、彼らの末妹である宮野美保もとい灰原哀に気を配っている。(32)
赤井秀吉
プロ将棋棋士で羽田家の養子。真純の双子の兄。真純の同期・宮本由美と交際中だが、宮本由美が真純の同期だということを知らない。兄の生存は知っているが、母親の幼児化は知らない。(28)
赤井真純
SISの両親にFBIの兄を持つ元警視庁公安部の女刑事で、今は見習い探偵としてフリー活動をしている。組織の目を逃れるため世良真純を名乗っている。秀吉の双子の妹であり、生まれつき前世の記憶を持つ。スコッチのノックバレが内部のモノではと疑った新一の言葉を信じ内部調査をしていたところ、情報を売った男に証拠を捏造され公安から追い出される。母親のいるイギリスに移り、探偵の免許を取るためにSISの仕事を手伝っている。容姿のせいで性別を勘違いされることは多々あり、公安部時代もイギリス在住時もその容姿を活かした潜入捜査を任されていた。(28)
<宮野家>
宮野厚司
白鳩製薬が倒産した後、宮野医院を開院した。宮野医院を経営中に黒の組織からの勧誘をしつこく受けていたが、娘二人に言われて勧誘を断る。末娘を娘二人のもとに残し、義姉の暮らす家に転がり込む。基本義姉と行動を共にし、幼児化した義姉の様子を生活しながら観察している。
宮野エレーナ
宮野医院の主治医。末娘を娘二人に託す形で姉の元に身を寄せる。今は幼児化した姉を匿う形で生活している。怪我人を見ると放っておけず、無償で手当をしている。
宮野明美
宮野家長女で志保とは二卵性の双子。生まれつき前世の記憶がある。今世、組織内では末端でも上位にいて、組織の金銭管理をしていた。新一に唆される形で組織を脱退。黒羽盗一直伝の変装術を駆使して、市井の人として生活している。偽名は広田雅美のアナグラムで玉島莉穂(25)。実は対組織特別捜査局捜査係覆面捜査班の一員で、暗い噂がないか神経を尖らせている。IDはゴースト380。宮野美保が幼児化した姿である灰原哀とは親子設定。(29)
宮野志保
宮野家次女で明美とは二卵性の双子。家族を失い、灰原哀として生きた記憶を乳児期から持っている。組織では前世と同じくクスリの開発。しかし、組織の目に留まる功績は上げないようにとどめ、コードネームは貰っていない。組織から見た評価はシェリーの右腕。シェリーに劣るものの、新薬開発に欠かせない存在と思われている。組織の目を欺いて、仮死薬や面白薬の開発をしていた。情報を得るという目的でバーボンに接触していた。明美が逃げた直後に死を偽装してベルモットの隠れ家に避難する。対組織特別捜査局支援係科学分析班第一分析所の所長で、主にApotoxin4869の分析及び解毒剤開発に力を入れている。IDはゴースト44。(29)
宮野美保
宮野家三女。生まれて直ぐ組織に引き込まれる。組織では志保と同じようにクスリの開発をしている。主にapotxin4869の生成を担当。コードネームはシェリー。明美・志保を失ったと思い自害しかけて幼児化。原作通り灰原哀を名乗り、阿笠家で世話になっている。新司と会って数日後に対組織特別捜査局の本拠地に連れていかれ、事情を理解する。対組織特別捜査局支援係科学分析班第一分析所に所属し、少年探偵団の誘いがない日に志保と並んでApotxin4869の分析及び解毒剤開発に力を入れている。IDはゴースト34。宮野明美の変装姿・玉島莉穂は母親設定。(18)
<警察学校組>
萩原研二
警視庁交通部交通執行課の警察官。階級は巡査長。七年前は機動隊爆発物処理班にいたが、配属2ヵ月後、爆発に巻き込まれ意識不明の状態に陥る。3年前の11月7日の深夜に意識を取り戻し、松田に連絡を入れた。新宿警察署生活安全課少年係を担当し、去年今の課に落ち着いた。バイクの乗りこなしが姉・萩原千速によく似ていると言われている。階級が同期の中で一番低いのは、爆発物処理班や生安課、今の部署でやらかしたことへの懲罰の関係。顔が恐ろしく広く、警視庁は公安部を除いてほぼコンプリートしている。そのため色々な情報が入ってくる。連絡が取れなくなった降谷・諸伏・新一を心配して、ほぼ毎日のように連絡を入れている。(29)
松田陣平
警視庁警備部機動隊爆発物処理班兼刑事部捜査一課強行犯3係所属。階級は警部補。七年前の事件解決に執着し特殊犯係への異動を強く希望していたが、頭を冷やすためと称して強行犯3係に回される。萩原からの連絡により命を落とすことはなかったが、上司命令で刑事部にいる期間が延長した。しかし大抵の爆弾は3分以内に解体してしまう腕を爆発物処理班から惜しまれた事もあり、兼務状態が続いている。兼務解消の見通しは立っていない。連絡が取れなくなった降谷・諸伏・新一については何となく予測はしている。(29)
伊達航
警視庁刑事部捜査一課強行犯3係の刑事。階級は警部補。松田の事件の数か月後に本庁に異動した。昨年の交通事故は見知らぬところからの狙撃により回避することができ、恋人だったナタリーと婚約している。結婚は公安組の任務が終わる時にすると話し合いで決めている。”ワタルブラザーズ”は原作通り。連絡が途絶えた降谷・諸伏・新一の所属を察し、さりげなく連絡を入れている。(29)
降谷零
警察庁警備局警備企画課所属の潜入捜査官で、階級は警部。大体の情報は原作通り。スコッチを救えなかった赤井と、幼馴染の情報を流した(罪を着せられている)世良に憎しみの感情を向けている。降谷の目の前で遺体が消失したため、死んだことを信じておらず、必死に諸伏を探している。そのため穴の開いたスマホを回収できておらず、伊達の元にも諸伏の兄である高明にもそのスマホは届いていない。従って、二人とも彼の死を知らない。コナンの会話からゴーストについて探りを入れようとしたが、ガードが硬くて断念した。コナンと佐藤真の関係を疑って探りを入れようとするが、二人分の地雷を見事に踏む抜くため詳しいことは手に入れることができていない。同僚である新一の動きを不審に思いつつ、調べる余裕がないので放置している状態。連絡を絶ったことに関しては、悪いと思いつつ返信は諦めている。宮野家と面識があり、同じく日本人離れした髪色をしているのにいじられても平然としている志保に恋心を抱いていた。(29)
諸伏景光
警視庁公安部の潜入捜査官で、階級は警部(殉職による二階級特進のため)。同期には死んだと思われているが、新一が局長を務める対組織特別捜査局の捜査係覆面捜査班のメンバーとして組織を追っている。局内で時折降谷のことを口癖で”ゼロ”と呼んでしまうが、局内では諸伏の言うゼロ=降谷として定着している。偽名は戸畑晃義で、IDはゴースト0624。変装を完璧にできるようになった去年から喫茶店・ポアロで働いている。キャラ設定は料理下手のドジっ子で、女子高生たちには”あきぴ”と呼ばれている。伊達を轢きそうになったトラックのタイヤを撃ち抜いたのはこの人。組織を壊滅できたら新一を含めた同期で飲もうと思っている。(29)
~組織メンバー~
ベルモット
ボスのお気に入りに指定されている。組織に忠誠心はなく、今回もシルバーブレットになり得る新一を探していた。今回宮野三姉妹に対してはとても寛容で、特に美保に対しては母親のように接する。新一が潜入していることを見抜き、自分の子飼いにする。宮野姉妹(双子)脱退の手際の良さに驚きつつ、宮野志保を匿っている。また宮野双子姉妹に黒羽盗一直伝の変装術を教えている。新一が組織に対抗する無所属組織を作っていることを知ってパトロンとして支える。変装用道具の出どころはこの人。記憶を取り戻したのはAPTX4869を飲まされたとき。
アイリッシュ
組織に入った時に思い出した。ピスコについて回るが、その裏で新一のことを探していた。ベルモットの子飼いに違和感を持ち、問い詰める。それが新一だったこともあり、組織にバレないように手を貸す。謂わば新一のS(内部スパイ)として活動している節がある。” 始末” された後は、アイリッシュをもじった” アデル・シュレディンガー(Adel Schoedinger) “として闇に潜り情報収集を行っている。
キュラソー
組織にとって不都合なことを記憶し、RUMの右腕になった時に過去を思い出した。黒に染まりたくないと心の中では必死に抵抗している。黒の染まり切らない為に自分の立場を利用して、宮野姉妹に気を配りシェリーをお気に入りとして保護する。宮野姉妹脱走後はベルモットの変装を教わって陰ながら三姉妹のことを見守っている。記憶喪失となり()組織から逃亡後は、”彩華・マーキュリー(Ayaka Mercury)”として市井の人として生活している。
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