オリ主トリップネタ
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~諸伏side~
勇悟に同行していた俺は、不意に動きを止めた彼に疑問を持った。
「どうしたんだい、新一君。」
「……諸伏さん、今からヘリを狙撃できるところに移動できる?」
「移動できるけど……」
どうして、と言いかけたところで彼は耳元で言った。
「優紀姉からの連絡、アイリッシュがバレた。組織のやり方は諸伏さんの方が良く知ってるでしょ。東都タワーの入口は警察が塞いでる。ってなると……。」
「空からってことか。……分かった。バッチで班長達にも伝えとく。余り無茶しないように、新一君。」
「出来る範囲で、ね。絶対生きて帰るから心配しなくて大丈夫だよ。」
そう言って笑った顔は無理して作っている事はバレバレで。俺は小さい新一君の頭を撫でて、阿笠さん特性のライフルを取りにレンタカーの元に向かった。
~伊達side~
毛利さんとこの嬢ちゃんからの通報を受け、俺たち捜査一課のメンバーは東都タワーに入った。営業を終了しているからか、明りはなく寂しい雰囲気が出ていた。どこかにボウズがいる。手分けして探そうとした途端、周りの仲間は意識を失って倒れていた。その中で1人ぴんぴんしているのが――松本管理官。相手は俺を殴り倒そうとしてきたため、返り討ちにした。顔に傷が付くものの破けるまでは行かなかった。
「フッ。まさか俺の攻撃を避けて反撃してくる奴がいるなんてな。」
「……アイツの予想通り、か。アイリッシュ、だろ?」
口調を大幅に変えた管理官の偽物に、そう言った。
「俺のコードネームまで知ってるとは……。生かしておく訳には行かなそうだ。」
ファイティングになりかけたが、今はそんなことやってられる余裕はねぇ。” 黒幕” の犯人はコイツだが、事件の犯人はまだ捕まっちゃいない。
「生憎だが今はそんな暇はねぇ。アンタも今は刑事に化けてるんだ、ついてきて貰うぜ。」
相手の返事も聞かず俺はボウズがいると思う展望台に向かう。少し開けた場所には、ボウズと犯人と推定されている水谷浩介が対面していた。勇悟は相変わらず余裕の表情を浮かべている。今は俺の出る時じゃねぇな。俺はじっと二人のやりとりを聞いていたが、ふともう一人が現れた。三年前の火災で亡くなった水谷浩介の恋人だった本庄なな子の兄だ。その表情から察することが出来た。彼が、真犯人だと。ボウズの表情が変わらないから、ここまで読んでいたらしい。相変わらずの規格外さに溜息を付きかけた。
真犯人が水谷を殺しかけたため、俺は直ぐに飛び出して阻止した。
「な、何をする!!」
「捜査一課の伊達だ。広域連続殺害事件の犯人としてお前を逮捕する。」
「警察だと?!いつからいた?!」
「お粗末なもんだな、ずっと近くに居たさ。お前たちの会話はしっかり聞いていたし、何なら録音も取ってある。観念するんだな。」
「くそっ!」
警察手帳を出して言ったものの対抗された。が、証拠があることを突きつけると、真犯人は打って変わってその場でうなだれた。ボウズは真犯人が捕まってからより険しい表情を浮かべている。真犯人の身柄は確保でき、犯人に利用された一般人がいる状況。犯人はもう逆らう気がないのか、ぐったりとしているから、放置していても問題はないだろう。
勇悟に同行していた俺は、不意に動きを止めた彼に疑問を持った。
「どうしたんだい、新一君。」
「……諸伏さん、今からヘリを狙撃できるところに移動できる?」
「移動できるけど……」
どうして、と言いかけたところで彼は耳元で言った。
「優紀姉からの連絡、アイリッシュがバレた。組織のやり方は諸伏さんの方が良く知ってるでしょ。東都タワーの入口は警察が塞いでる。ってなると……。」
「空からってことか。……分かった。バッチで班長達にも伝えとく。余り無茶しないように、新一君。」
「出来る範囲で、ね。絶対生きて帰るから心配しなくて大丈夫だよ。」
そう言って笑った顔は無理して作っている事はバレバレで。俺は小さい新一君の頭を撫でて、阿笠さん特性のライフルを取りにレンタカーの元に向かった。
~伊達side~
毛利さんとこの嬢ちゃんからの通報を受け、俺たち捜査一課のメンバーは東都タワーに入った。営業を終了しているからか、明りはなく寂しい雰囲気が出ていた。どこかにボウズがいる。手分けして探そうとした途端、周りの仲間は意識を失って倒れていた。その中で1人ぴんぴんしているのが――松本管理官。相手は俺を殴り倒そうとしてきたため、返り討ちにした。顔に傷が付くものの破けるまでは行かなかった。
「フッ。まさか俺の攻撃を避けて反撃してくる奴がいるなんてな。」
「……アイツの予想通り、か。アイリッシュ、だろ?」
口調を大幅に変えた管理官の偽物に、そう言った。
「俺のコードネームまで知ってるとは……。生かしておく訳には行かなそうだ。」
ファイティングになりかけたが、今はそんなことやってられる余裕はねぇ。” 黒幕” の犯人はコイツだが、事件の犯人はまだ捕まっちゃいない。
「生憎だが今はそんな暇はねぇ。アンタも今は刑事に化けてるんだ、ついてきて貰うぜ。」
相手の返事も聞かず俺はボウズがいると思う展望台に向かう。少し開けた場所には、ボウズと犯人と推定されている水谷浩介が対面していた。勇悟は相変わらず余裕の表情を浮かべている。今は俺の出る時じゃねぇな。俺はじっと二人のやりとりを聞いていたが、ふともう一人が現れた。三年前の火災で亡くなった水谷浩介の恋人だった本庄なな子の兄だ。その表情から察することが出来た。彼が、真犯人だと。ボウズの表情が変わらないから、ここまで読んでいたらしい。相変わらずの規格外さに溜息を付きかけた。
真犯人が水谷を殺しかけたため、俺は直ぐに飛び出して阻止した。
「な、何をする!!」
「捜査一課の伊達だ。広域連続殺害事件の犯人としてお前を逮捕する。」
「警察だと?!いつからいた?!」
「お粗末なもんだな、ずっと近くに居たさ。お前たちの会話はしっかり聞いていたし、何なら録音も取ってある。観念するんだな。」
「くそっ!」
警察手帳を出して言ったものの対抗された。が、証拠があることを突きつけると、真犯人は打って変わってその場でうなだれた。ボウズは真犯人が捕まってからより険しい表情を浮かべている。真犯人の身柄は確保でき、犯人に利用された一般人がいる状況。犯人はもう逆らう気がないのか、ぐったりとしているから、放置していても問題はないだろう。