天空闘技場編
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キルア視点
天空闘技場を離れて、今いるのはゴンの故郷であるくじら島。
「グリードアイランドのこと、なまえに聞いてみようよ」
ゴンの親父の手がかりである、幻のゲームソフトグリードアイランド。
表市場に流れていない今、手に入れようにも情報がなくお手上げ状態だ。
ゴンの部屋の床に、両手をついてぺたりと座り込む。
「なんでなまえ?」
「なんとなく」
ぐいっと、ジト目でゴンに顔を近づける。
「ダメだ」
「なんでさ」
「なんでもかんでもなまえに頼るの禁止」
お前にはプライドってもんがないのかよ。
はーとため息とともに頬杖をつくと、ゴンは首を傾げた。
「なんでグリードアイランドのこと聞いたら、頼ることになるの?」
「だー!こまかいことはいいんだよ!」
ゴンの額をぐりぐりと思いっきり指でつく。
てか、正直ヨークシンに着くまでオレから連絡したくないのが本音。
なんか、会うの待ち切れなくてがっついてるみたいじゃん。
ケータイ片手に着信履歴を見るが、天空闘技場で別れて以来なまえからの連絡はまだない。
「お金稼ぎとか、何かいい方法知ってるかもしれないよ?」
「ないない」
「頼るわけじゃないけど、手が空いてたら手伝ってくれるかもしれないし」
「そもそも、オレたちが用意しなきゃいけないのは50億だぜ?そんな額の大金工面する方法、金のないなまえが知ってるワケねーだろ」
腕を頭のうしろで組んで、ばたりと倒れて天井を眺める。
そういや、昔兄貴と一緒にゲームやってるなまえのうしろ姿見たことあったな。
「そんなの、聞いてみなきゃわかんないと思うけどなー」
「聞くにしてもヨークシンに着いてからだ。ゲームの件も、あのなまえが詳しいとは到底思えないし。レースゲームしたら、カーブで一緒に体傾けるタイプだぜ?」
ふと幼い頃の記憶が蘇ってきて、思い出し笑いをする。
なまえの姿に重なるように、ゴンも首を傾けた。
ホントゲームしないのな、こいつ。
「もっとディープなトコに入りこめば、情報も豊富になるんだけどなー」
「ゲームと電脳ネットに詳しい人っていないかな」
ゴンの言葉にピンと来て、むくりと起き上がる。
「すく横にいた…両方詳しいヤツ」
でもやだなー、こいつに頼むの。
ケータイとにらめっこしながら、オレはなまえとゲームしていた方の兄貴を呼び出した。
天空闘技場を離れて、今いるのはゴンの故郷であるくじら島。
「グリードアイランドのこと、なまえに聞いてみようよ」
ゴンの親父の手がかりである、幻のゲームソフトグリードアイランド。
表市場に流れていない今、手に入れようにも情報がなくお手上げ状態だ。
ゴンの部屋の床に、両手をついてぺたりと座り込む。
「なんでなまえ?」
「なんとなく」
ぐいっと、ジト目でゴンに顔を近づける。
「ダメだ」
「なんでさ」
「なんでもかんでもなまえに頼るの禁止」
お前にはプライドってもんがないのかよ。
はーとため息とともに頬杖をつくと、ゴンは首を傾げた。
「なんでグリードアイランドのこと聞いたら、頼ることになるの?」
「だー!こまかいことはいいんだよ!」
ゴンの額をぐりぐりと思いっきり指でつく。
てか、正直ヨークシンに着くまでオレから連絡したくないのが本音。
なんか、会うの待ち切れなくてがっついてるみたいじゃん。
ケータイ片手に着信履歴を見るが、天空闘技場で別れて以来なまえからの連絡はまだない。
「お金稼ぎとか、何かいい方法知ってるかもしれないよ?」
「ないない」
「頼るわけじゃないけど、手が空いてたら手伝ってくれるかもしれないし」
「そもそも、オレたちが用意しなきゃいけないのは50億だぜ?そんな額の大金工面する方法、金のないなまえが知ってるワケねーだろ」
腕を頭のうしろで組んで、ばたりと倒れて天井を眺める。
そういや、昔兄貴と一緒にゲームやってるなまえのうしろ姿見たことあったな。
「そんなの、聞いてみなきゃわかんないと思うけどなー」
「聞くにしてもヨークシンに着いてからだ。ゲームの件も、あのなまえが詳しいとは到底思えないし。レースゲームしたら、カーブで一緒に体傾けるタイプだぜ?」
ふと幼い頃の記憶が蘇ってきて、思い出し笑いをする。
なまえの姿に重なるように、ゴンも首を傾けた。
ホントゲームしないのな、こいつ。
「もっとディープなトコに入りこめば、情報も豊富になるんだけどなー」
「ゲームと電脳ネットに詳しい人っていないかな」
ゴンの言葉にピンと来て、むくりと起き上がる。
「すく横にいた…両方詳しいヤツ」
でもやだなー、こいつに頼むの。
ケータイとにらめっこしながら、オレはなまえとゲームしていた方の兄貴を呼び出した。