高校時代編
⭐️side
ホンジュンと出会ったきっかけはあの1曲
授業が終わって自分の教室に戻っていた時の事だった。
ある空き教室から何やら音が聞こえてきた。
俺は気になって耳をすませて聞いてみた。
そこからは聞いたことの無い曲が聞こえてきた。その曲は、ギターやベースやドラムの音に合わせて、軽快なサウンドが散りばめられて、俺の心を掴んで離さなかった。
俺は思わず空き教室に飛び込んだ。
するとそこには、俺と同い年くらいの人が寝ていた。どうやらあの曲は、その人のケータイから流れていたものらしい。
⭐️おい!起きろ!起きろよ!
俺は思わず彼を揺さぶって起こしていた。
🐿んん、、なに?え、誰?
彼は突然のことに混乱してる様子でこちらを見つめてきた。
⭐️なぁ!この曲!なに?
🐿え?あ、この曲?一応俺が書いた曲だけど…
⭐️え?まじで?すげぇ、すげぇ!!
🐿そ、そうか?照
⭐️うん!ギターもベースも最高にイカしてるし、何よりサウンドがこう、頭に残るしめちゃくちゃ合ってる!
俺がとにかく褒めまくるものだから、彼は照れくさそうにしていた。そして、
⭐️なぁ、俺らバンドやらね?
俺はそう口走っていた。
🐿はぁ?バンド?まじで??
彼も急なことで困惑していた。だがこの興奮はどうしても抑えられない。
⭐️うん!やろう!あ、けど俺ギターとかあんまりやったことないや……
🐿わかったわかった、俺が教えてやるから、一緒にやろう!
⭐️ありがとう!あ、そういえば自己紹介まだだったな、俺1年A組のソンファ!よろしく!
🐿1年C組のホンジュン、こちらこそよろしく
こうして俺たち2人のバンド活動が始まった。
まずは週に2回、放課後にホンジュンの家に行き、ギターを習うことにした。
ほとんどギターなんて触ってことなかったから、最初はまともに弾けなかった。
だけどそんな俺にもホンジュンは優しく丁寧に一つ一つ教えてくれた。
そのかいもあってか、練習をして半年でどうにか弾けるまでになった。
ギターを弾けるようになってからは、たまにホンジュンのベースと合わせて演奏してみたりもした。俺はだんだんホンジュンと過ごすこの時間が何よりも好きになっていた。嫌なことも考えず、音楽に没頭することができるこの時間が
🐿side
今思えばソンファとの出会いは突然だったな
高校へ入学した頃の俺は、ちょうど曲を書くことが出来なくなっていた時期だった。
曲を作っても作っても納得いくようなものが出来なかった。完全にスランプに陥っていた。
そのせいなのか何をするにもやる気が出ず、授業を抜け出しては、空き教室でサボることが増えてきた。
あの日もちょうど、授業をサボって空き教室で時間を潰していた。
久々に自分が昔作った曲を聞いていたら気づいたら寝ていた。
⭐️……ぉぃ、おい!起きろ!起きろよ!
誰かから起こされてる声が聞こえて目を開けると、俺と同い年くらいの人が目の前にいた
🐿 んん、、なに?え、誰??
突然のことに混乱して頭がよく回らない。すると彼が、
⭐️なぁ!その曲!なに?
と言ってきた。そこで自分が曲を流したまま寝ていたことを知った。
🐿 え?あ、この曲?一応俺が書いた曲だけど…
少し照れくさくなって最後の方は口ごもった。
⭐️え?まじで?すげぇ、すげぇ!!
彼はキラキラした目で曲を沢山褒めてくれた。
会ったこともない人にこんなに褒められるとは思ってもみなくて、照れくさくも少し嬉しかった。
すると急に彼が、
⭐️なぁ、俺らバンドやらね?
こう口走ったのだ。
🐿はぁ?バンド?まじで?
突然の事で俺も困惑して頭が良く回ってなかったが、彼の熱はどうも冷めることがない様子だった。楽器は一通り出来るが、誰かと一緒に演奏したり、ましてやバンドを組むなんて考えてもいなかった。
けど何故か直感で、「彼となら何か大きなものが掴めるかもしれない」そう思った。
🐿 わかったわかった、俺が教えてやるから、一緒にやろう!
自分の直感を信じてこう言った。
そこからは俺の家のスタジオにソンファを招き、週2でギターを教えることにした。
ギターにあまり触れたことがないと言っていたソンファだが、想像以上に飲み込みが早く、教える度に上達していった。
半年もすると、曲1曲を弾けるほどまでに上達していた。正直びっくりした。
そこからはソンファはギター、俺はベースでセッションしたりもした。2人で演奏している時はとにかく楽しくて楽しくて、スランプも抜け出せるんじゃないかって思った。
この時間がいつまでも続いて欲しいと思った。
ホンジュンと出会ったきっかけはあの1曲
授業が終わって自分の教室に戻っていた時の事だった。
ある空き教室から何やら音が聞こえてきた。
俺は気になって耳をすませて聞いてみた。
そこからは聞いたことの無い曲が聞こえてきた。その曲は、ギターやベースやドラムの音に合わせて、軽快なサウンドが散りばめられて、俺の心を掴んで離さなかった。
俺は思わず空き教室に飛び込んだ。
するとそこには、俺と同い年くらいの人が寝ていた。どうやらあの曲は、その人のケータイから流れていたものらしい。
⭐️おい!起きろ!起きろよ!
俺は思わず彼を揺さぶって起こしていた。
🐿んん、、なに?え、誰?
彼は突然のことに混乱してる様子でこちらを見つめてきた。
⭐️なぁ!この曲!なに?
🐿え?あ、この曲?一応俺が書いた曲だけど…
⭐️え?まじで?すげぇ、すげぇ!!
🐿そ、そうか?照
⭐️うん!ギターもベースも最高にイカしてるし、何よりサウンドがこう、頭に残るしめちゃくちゃ合ってる!
俺がとにかく褒めまくるものだから、彼は照れくさそうにしていた。そして、
⭐️なぁ、俺らバンドやらね?
俺はそう口走っていた。
🐿はぁ?バンド?まじで??
彼も急なことで困惑していた。だがこの興奮はどうしても抑えられない。
⭐️うん!やろう!あ、けど俺ギターとかあんまりやったことないや……
🐿わかったわかった、俺が教えてやるから、一緒にやろう!
⭐️ありがとう!あ、そういえば自己紹介まだだったな、俺1年A組のソンファ!よろしく!
🐿1年C組のホンジュン、こちらこそよろしく
こうして俺たち2人のバンド活動が始まった。
まずは週に2回、放課後にホンジュンの家に行き、ギターを習うことにした。
ほとんどギターなんて触ってことなかったから、最初はまともに弾けなかった。
だけどそんな俺にもホンジュンは優しく丁寧に一つ一つ教えてくれた。
そのかいもあってか、練習をして半年でどうにか弾けるまでになった。
ギターを弾けるようになってからは、たまにホンジュンのベースと合わせて演奏してみたりもした。俺はだんだんホンジュンと過ごすこの時間が何よりも好きになっていた。嫌なことも考えず、音楽に没頭することができるこの時間が
🐿side
今思えばソンファとの出会いは突然だったな
高校へ入学した頃の俺は、ちょうど曲を書くことが出来なくなっていた時期だった。
曲を作っても作っても納得いくようなものが出来なかった。完全にスランプに陥っていた。
そのせいなのか何をするにもやる気が出ず、授業を抜け出しては、空き教室でサボることが増えてきた。
あの日もちょうど、授業をサボって空き教室で時間を潰していた。
久々に自分が昔作った曲を聞いていたら気づいたら寝ていた。
⭐️……ぉぃ、おい!起きろ!起きろよ!
誰かから起こされてる声が聞こえて目を開けると、俺と同い年くらいの人が目の前にいた
🐿 んん、、なに?え、誰??
突然のことに混乱して頭がよく回らない。すると彼が、
⭐️なぁ!その曲!なに?
と言ってきた。そこで自分が曲を流したまま寝ていたことを知った。
🐿 え?あ、この曲?一応俺が書いた曲だけど…
少し照れくさくなって最後の方は口ごもった。
⭐️え?まじで?すげぇ、すげぇ!!
彼はキラキラした目で曲を沢山褒めてくれた。
会ったこともない人にこんなに褒められるとは思ってもみなくて、照れくさくも少し嬉しかった。
すると急に彼が、
⭐️なぁ、俺らバンドやらね?
こう口走ったのだ。
🐿はぁ?バンド?まじで?
突然の事で俺も困惑して頭が良く回ってなかったが、彼の熱はどうも冷めることがない様子だった。楽器は一通り出来るが、誰かと一緒に演奏したり、ましてやバンドを組むなんて考えてもいなかった。
けど何故か直感で、「彼となら何か大きなものが掴めるかもしれない」そう思った。
🐿 わかったわかった、俺が教えてやるから、一緒にやろう!
自分の直感を信じてこう言った。
そこからは俺の家のスタジオにソンファを招き、週2でギターを教えることにした。
ギターにあまり触れたことがないと言っていたソンファだが、想像以上に飲み込みが早く、教える度に上達していった。
半年もすると、曲1曲を弾けるほどまでに上達していた。正直びっくりした。
そこからはソンファはギター、俺はベースでセッションしたりもした。2人で演奏している時はとにかく楽しくて楽しくて、スランプも抜け出せるんじゃないかって思った。
この時間がいつまでも続いて欲しいと思った。
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