とある本丸の日常会話 [完結]
小話その5「刀剣男士は本丸の住人の髪を切りたいようです」
加州「あれ?藤代今日ポニテじゃん」
藤代「暑い暑い言ってたら乱さんにやられました」
加州「あっはは。まあ、首もと出してるほうが涼しいかもね」
藤代「でも結び目あたりに熱がこもってる感じがするんですよね」
加州「てかさー、切っちゃえば?髪長くしてるけど伸ばす理由はないんでしょ」
藤代「決めつけられた。意外に深いワケがあるかもしれませんよー?ないですけど」
加州「本音が早ぇよ」
藤代「加州さんは髪長いことに意味はあるんですか?」
加州「ええ?・・・マジで言ってんの。自分で言うのもなんだけど俺オシャレじゃん。オシャレ番長じゃん」
藤代「…加州さんは時々表現が古いというかオヤジ臭さを感じる。と言うと怒られるから黙っておこう…」
加州「黙っておこう、じゃねぇよ。全部口に出てんだよ!・・・よぉし、じゃあ俺が切ってやるよ。都合よく首も出てるしなぁ?」
藤代「待った一体何を切るつもりですか?!ちょちょちょ本体に手をかけるんじゃないですよ!」
髭切「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ~ん」
加&藤「「 お呼びでないッッ!! 」」
膝丸「(突然の兄者の登場に動じない二人…)」
髭切「ありゃ。髪を切るとかそんな話しが聞こえたから、これは僕の出番だと思ったんだけど」
加州「え。髭切、髪切るの得意だったの?」
髭切「いやぁ?やったことはないけれど、ヒゲが切れるなら髪も同じことだよ。スパスパ~って」
藤代「それは意味が違う!」
髭切「まあまあ。遠慮しないで」
藤代「遠慮じゃな…って刀を抜いてるーっ!違う違う違う!まず髪を切るのに刀を使おうとするところから違うんですよ!」
膝丸「あああ兄者ー!言う通りにしてくれ!一旦刀を納めてほしい!源氏の重宝で髪を切ったなどと知れたら兄者の名がまた増えてしまうぞ?!」
藤代「増えるか!あんたもどっかズレてるなぁ!」
髭切「う~ん。じゃあ弟に切ってもらうかい?」
膝丸「兄者!それでは俺の名が増えてしまう」
髭切「今更一つ二つ増えたところで構わないじゃない」
膝丸「兄者がまた俺の名を忘れることに構わないでいられるだろうか!?」
藤代「・・・いやだから増えないって、ねぇ」
加州「あー・・・ちょっと待って。二人共ちょっと待って」
髭切「なんだい?」
膝丸「うん?」
加州「あのさ俺が提案しといてなんだけど、やっぱ藤代は髪切らないほうがいいと思うんだよね」
藤代「お。急な心変わりじゃないですか」
加州「いやだって藤代めっちゃ平凡な顔してんじゃん」
藤代「・・・は?」
加州「平凡な顔してんじゃん」
藤代「二回言うな聞こえてるわ。そりゃ刀剣男士と比べたらそうでしょうよ」
加州「だからさぁ、個性の薄いあんたが髪を短くしたりなんかしたら・・・モブ感ひどいよ?」
髭切「!!」
膝丸「確かに!これは気付かず…すまなかった」
藤代「謝るとこじゃない・・・と言うか髭切さんにすまなそうな顔をされたことが結構ショックです」
――――――――――――――――――
その後、藤代が髪を短くすることはなかった。かもしれない。
加州「あれ?藤代今日ポニテじゃん」
藤代「暑い暑い言ってたら乱さんにやられました」
加州「あっはは。まあ、首もと出してるほうが涼しいかもね」
藤代「でも結び目あたりに熱がこもってる感じがするんですよね」
加州「てかさー、切っちゃえば?髪長くしてるけど伸ばす理由はないんでしょ」
藤代「決めつけられた。意外に深いワケがあるかもしれませんよー?ないですけど」
加州「本音が早ぇよ」
藤代「加州さんは髪長いことに意味はあるんですか?」
加州「ええ?・・・マジで言ってんの。自分で言うのもなんだけど俺オシャレじゃん。オシャレ番長じゃん」
藤代「…加州さんは時々表現が古いというかオヤジ臭さを感じる。と言うと怒られるから黙っておこう…」
加州「黙っておこう、じゃねぇよ。全部口に出てんだよ!・・・よぉし、じゃあ俺が切ってやるよ。都合よく首も出てるしなぁ?」
藤代「待った一体何を切るつもりですか?!ちょちょちょ本体に手をかけるんじゃないですよ!」
髭切「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ~ん」
加&藤「「 お呼びでないッッ!! 」」
膝丸「(突然の兄者の登場に動じない二人…)」
髭切「ありゃ。髪を切るとかそんな話しが聞こえたから、これは僕の出番だと思ったんだけど」
加州「え。髭切、髪切るの得意だったの?」
髭切「いやぁ?やったことはないけれど、ヒゲが切れるなら髪も同じことだよ。スパスパ~って」
藤代「それは意味が違う!」
髭切「まあまあ。遠慮しないで」
藤代「遠慮じゃな…って刀を抜いてるーっ!違う違う違う!まず髪を切るのに刀を使おうとするところから違うんですよ!」
膝丸「あああ兄者ー!言う通りにしてくれ!一旦刀を納めてほしい!源氏の重宝で髪を切ったなどと知れたら兄者の名がまた増えてしまうぞ?!」
藤代「増えるか!あんたもどっかズレてるなぁ!」
髭切「う~ん。じゃあ弟に切ってもらうかい?」
膝丸「兄者!それでは俺の名が増えてしまう」
髭切「今更一つ二つ増えたところで構わないじゃない」
膝丸「兄者がまた俺の名を忘れることに構わないでいられるだろうか!?」
藤代「・・・いやだから増えないって、ねぇ」
加州「あー・・・ちょっと待って。二人共ちょっと待って」
髭切「なんだい?」
膝丸「うん?」
加州「あのさ俺が提案しといてなんだけど、やっぱ藤代は髪切らないほうがいいと思うんだよね」
藤代「お。急な心変わりじゃないですか」
加州「いやだって藤代めっちゃ平凡な顔してんじゃん」
藤代「・・・は?」
加州「平凡な顔してんじゃん」
藤代「二回言うな聞こえてるわ。そりゃ刀剣男士と比べたらそうでしょうよ」
加州「だからさぁ、個性の薄いあんたが髪を短くしたりなんかしたら・・・モブ感ひどいよ?」
髭切「!!」
膝丸「確かに!これは気付かず…すまなかった」
藤代「謝るとこじゃない・・・と言うか髭切さんにすまなそうな顔をされたことが結構ショックです」
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その後、藤代が髪を短くすることはなかった。かもしれない。
