とある本丸の日常会話 [完結]
小話その23「くろのすけが本丸に来ているようです」
一庭・縁側一
豊前「はー・・・風が気持ちいいー」
赤羽「豊前」
豊前「ぅおっ!と、主か。不意打ちは心臓に悪ぃ・・・ん?誰か来てるのか」
赤羽「そう。里子ちゃん」
緑里「こんにちはー」
薬研「邪魔するぜ」
豊前「お、緑のじょーちゃんと薬研か。あんたら最近よく来てるみてーだが、暇だからって遊んでんなよ?」
緑里「ヒマじゃないですー。ひろーこんぱいな日々を送ってるからこそ、こうしてあか姉に癒しを貰ってるわけで。あと仕事の相談とか?女子同士だからこそ話せる相談とか?色々あるのよ審神者には」
薬研「今日は遊びに来たんだがな」
緑里「薬研くん。シッ!」
豊前「暇なんじゃねーか」
緑里「き、今日だけはね?・・・そう言う豊前さんこそ縁側で寛いじゃって。ヒマなんじゃん」
豊前「ちげーよ。畑仕事が終わったから休憩してんだよ」
赤羽「豊前、お疲れ様」
豊前「おー。・・・あっ、主。通りがかりついでに相談なんだが、俺を畑当番入れんのやめてくんねーか?適材適所ってもんがあってな、俺は畑より馬の世話の方が向いてっと思うんだよ」
赤羽「そう…分かった。でも、今は夏野菜の植え付けに人手が欲しいらしい。それが終わるまでは、お願いするよ」
豊前「・・・・・・・・・了解」
緑里「あっはは。しぶしぶって感じ~」
豊前「そりゃそーだろ。こんなに天気が良くて、いい風吹いてんのに走れねーなんて…体が鈍っちまいそうだ」
赤羽「畑仕事も、鍛えられる」
豊前「いやー、そーいうんじゃねぇんだよ。走ることで研ぎ澄まされる感覚とか、温まるもんがあるというか・・・とにかく調子が出ねー」
緑里「アスリートみたい」
赤羽「それなら、走ろう。後で付き合う」
豊前「お、ホントか。それはありがたいね」
緑里「うへ~・・・あか姉ってばアクティブ~。知ってたけど~。てか、豊前さんも畑で疲れてんのによく走る気になるね」
豊前「そんなもんは風の前の塵に同じだ」
緑里「まさかの平家物語…(意味はわかんないけど…)」
薬研「ははっ。そんじゃとっとと用事済ませてかねーとな、大将」
緑里「そうだねっ」
豊前「そういや何しに来たんよ、あんたら?」
緑里「くろのすけに会いに!!」
豊前「お?」
緑里「くろのすけに会いに来たの」
豊前「いやそれは聞こえた。くろのすけってーとあの視察のクダギツネー・・・だよな?こんのすけに似てる。それに会いにってどういうことだ?」
緑里「来てないから来てるんだよ」
豊前「お・・・お、おぅ????」
薬研「大将、ちゃんと説明しないとダメだろう・・・。すまない。うちにはくろのすけが視察に来ないんだ。記録役のいる本丸はすでに第三者の目が入っている為に視察対象外になっているらしい。それに拗ねたうちの大将がくろのすけに一目会いたくて乗り込んできたってわけだ」
豊前「なーるほど。・・・や、でもそれならうちにも視察に来ねーはずだよな?なんで来てんだろ?」
緑里「来てるの?!」
豊前「うおっ!?さっき・・・つっても時間経ってっけど、畑やってる時にウロウロしてんのは見かけたな」
緑里「畑!畑だね?!畑だって。薬研くん行こう!」
薬研「待て待て待て!人んち勝手に歩き回るな大将…てかこらっ走んな!・・・あー(汗)」
赤羽「…好きに行っていいよ。くろのすけ、見つかるといいね」
薬研「悪いな!赤の大将」
豊前「・・・おーおー。バタバタと騒がしくて嵐みてーだ。おもしれぇ」
赤羽「うん。・・・本当は、呼び出しをすれば、くろのすけは来るんだけど」
豊前「え?」
赤羽「一生懸命な里子ちゃんが可愛いから…内緒」
豊前「・・・。・・・っはは!あんたにそんな意地悪な一面があるとはなぁ、知らなかったよ」
赤羽「宝さがしみたいで、きっと楽しい。本丸のみんなから話を聞いて、いつか見つけられる。だから、それまで待っていてほしい」
豊前「あぁ、そんぐれぇ構わねーよ。それより、その視察のことが気になんだが」
赤羽「くろのすけ?」
豊前「記録役のいる本丸には来ないって言ってたろ?」
赤羽「そうだね…でも今は、しーちゃんは本丸を出てる。記録役がいないから、くろのすけが来てる」
豊前「え、そーなん・・・?いつから?」
赤羽「先々週」
豊前「マジ?」
赤羽「マジ…」
豊前「・・・。・・・そうか」
赤羽「うん」
豊前「(影薄いけん、気づかんかったな・・・)」
赤羽「くろのすけが来るのは嬉しい。けど、しーちゃんが外に出るのは、心配」
豊前「心配?・・・そういやちょいちょい本丸を離れてるらしいけど、何してんのか聞くこともなかったよ。何かあぶねーことでもしてるとか?」
赤羽「それは、・・・」
豊前「それは?」
赤羽「・・・。・・・言えない」
豊前「おー。そこで意地悪が出るとはねぇ」
赤羽「・・・違う。私からは上手く話せない。帰ってきたら聞いてほしい」
豊前「わかった。覚えてたら聞いてみっか」
赤羽「来月下旬には帰ってくるよ」
豊前「あとひと月か。それまで覚えてられっかな・・・」
一一一一一一一一一一一
本丸は膨大故・・・と毎日言うほどに多忙なくろのすけを送ってまで藤代が外に出ないといけない理由は
・・・豊前が覚えていたら聞いてくれます。←
一庭・縁側一
豊前「はー・・・風が気持ちいいー」
赤羽「豊前」
豊前「ぅおっ!と、主か。不意打ちは心臓に悪ぃ・・・ん?誰か来てるのか」
赤羽「そう。里子ちゃん」
緑里「こんにちはー」
薬研「邪魔するぜ」
豊前「お、緑のじょーちゃんと薬研か。あんたら最近よく来てるみてーだが、暇だからって遊んでんなよ?」
緑里「ヒマじゃないですー。ひろーこんぱいな日々を送ってるからこそ、こうしてあか姉に癒しを貰ってるわけで。あと仕事の相談とか?女子同士だからこそ話せる相談とか?色々あるのよ審神者には」
薬研「今日は遊びに来たんだがな」
緑里「薬研くん。シッ!」
豊前「暇なんじゃねーか」
緑里「き、今日だけはね?・・・そう言う豊前さんこそ縁側で寛いじゃって。ヒマなんじゃん」
豊前「ちげーよ。畑仕事が終わったから休憩してんだよ」
赤羽「豊前、お疲れ様」
豊前「おー。・・・あっ、主。通りがかりついでに相談なんだが、俺を畑当番入れんのやめてくんねーか?適材適所ってもんがあってな、俺は畑より馬の世話の方が向いてっと思うんだよ」
赤羽「そう…分かった。でも、今は夏野菜の植え付けに人手が欲しいらしい。それが終わるまでは、お願いするよ」
豊前「・・・・・・・・・了解」
緑里「あっはは。しぶしぶって感じ~」
豊前「そりゃそーだろ。こんなに天気が良くて、いい風吹いてんのに走れねーなんて…体が鈍っちまいそうだ」
赤羽「畑仕事も、鍛えられる」
豊前「いやー、そーいうんじゃねぇんだよ。走ることで研ぎ澄まされる感覚とか、温まるもんがあるというか・・・とにかく調子が出ねー」
緑里「アスリートみたい」
赤羽「それなら、走ろう。後で付き合う」
豊前「お、ホントか。それはありがたいね」
緑里「うへ~・・・あか姉ってばアクティブ~。知ってたけど~。てか、豊前さんも畑で疲れてんのによく走る気になるね」
豊前「そんなもんは風の前の塵に同じだ」
緑里「まさかの平家物語…(意味はわかんないけど…)」
薬研「ははっ。そんじゃとっとと用事済ませてかねーとな、大将」
緑里「そうだねっ」
豊前「そういや何しに来たんよ、あんたら?」
緑里「くろのすけに会いに!!」
豊前「お?」
緑里「くろのすけに会いに来たの」
豊前「いやそれは聞こえた。くろのすけってーとあの視察のクダギツネー・・・だよな?こんのすけに似てる。それに会いにってどういうことだ?」
緑里「来てないから来てるんだよ」
豊前「お・・・お、おぅ????」
薬研「大将、ちゃんと説明しないとダメだろう・・・。すまない。うちにはくろのすけが視察に来ないんだ。記録役のいる本丸はすでに第三者の目が入っている為に視察対象外になっているらしい。それに拗ねたうちの大将がくろのすけに一目会いたくて乗り込んできたってわけだ」
豊前「なーるほど。・・・や、でもそれならうちにも視察に来ねーはずだよな?なんで来てんだろ?」
緑里「来てるの?!」
豊前「うおっ!?さっき・・・つっても時間経ってっけど、畑やってる時にウロウロしてんのは見かけたな」
緑里「畑!畑だね?!畑だって。薬研くん行こう!」
薬研「待て待て待て!人んち勝手に歩き回るな大将…てかこらっ走んな!・・・あー(汗)」
赤羽「…好きに行っていいよ。くろのすけ、見つかるといいね」
薬研「悪いな!赤の大将」
豊前「・・・おーおー。バタバタと騒がしくて嵐みてーだ。おもしれぇ」
赤羽「うん。・・・本当は、呼び出しをすれば、くろのすけは来るんだけど」
豊前「え?」
赤羽「一生懸命な里子ちゃんが可愛いから…内緒」
豊前「・・・。・・・っはは!あんたにそんな意地悪な一面があるとはなぁ、知らなかったよ」
赤羽「宝さがしみたいで、きっと楽しい。本丸のみんなから話を聞いて、いつか見つけられる。だから、それまで待っていてほしい」
豊前「あぁ、そんぐれぇ構わねーよ。それより、その視察のことが気になんだが」
赤羽「くろのすけ?」
豊前「記録役のいる本丸には来ないって言ってたろ?」
赤羽「そうだね…でも今は、しーちゃんは本丸を出てる。記録役がいないから、くろのすけが来てる」
豊前「え、そーなん・・・?いつから?」
赤羽「先々週」
豊前「マジ?」
赤羽「マジ…」
豊前「・・・。・・・そうか」
赤羽「うん」
豊前「(影薄いけん、気づかんかったな・・・)」
赤羽「くろのすけが来るのは嬉しい。けど、しーちゃんが外に出るのは、心配」
豊前「心配?・・・そういやちょいちょい本丸を離れてるらしいけど、何してんのか聞くこともなかったよ。何かあぶねーことでもしてるとか?」
赤羽「それは、・・・」
豊前「それは?」
赤羽「・・・。・・・言えない」
豊前「おー。そこで意地悪が出るとはねぇ」
赤羽「・・・違う。私からは上手く話せない。帰ってきたら聞いてほしい」
豊前「わかった。覚えてたら聞いてみっか」
赤羽「来月下旬には帰ってくるよ」
豊前「あとひと月か。それまで覚えてられっかな・・・」
一一一一一一一一一一一
本丸は膨大故・・・と毎日言うほどに多忙なくろのすけを送ってまで藤代が外に出ないといけない理由は
・・・豊前が覚えていたら聞いてくれます。←
