とある本丸の日常会話 [完結]
小話その19「本丸の住人が豆まきをしたようです」
一居間一
包丁「今日は朝ごはんも昼ごはんも豪勢だったな~。もうお腹いっぱ~い」
毛利「ふぎゃー!包丁がコタツでコロコロしてる…!うちの子ながら可愛すぎる…っっ!」
包丁「これで人妻がいてくれたら完璧なんだけどなぁ・・・」
毛利「小さい子がおよそ口にしない単語が飛び出してくるのもまた魅力…!」
包丁「あっ!でも今日節分だし、夜は恵方巻きだよね!主!」
赤羽「うん。そうだね」
包丁「わあ~♪今日のごはんスゴいじゃないか。どうしちゃったの?」
赤羽「…御祝重弁当の消費期限が明日だったから、片付けたかっただけ」
包丁「え、そんな理由・・・」
毛利「主さま忘れちゃってたんですよね。お弁当貰ったこと。主さまの許可がないと政府から貰った物って手が出せないから、どうしようかと思いました」
赤羽「加州が教えてくれて良かった」
包丁「加州・・・ナイスっ!!」
毛利「そう言えば主さま。豆まきはしないんですか?」
赤羽「豆まき・・・やりたい?」
毛利「それはもちろん!本丸に厄を寄せ付けない為と福を呼ぶ為にもやるべきです!」
包丁「ふーん。本音は?」
毛利「小さい子が懸命に豆まきをするところをカメラに収めたい!」
包丁「俺とあんま身長変わんないくせにぃ・・・でも主、俺も豆まきやりたい」
赤羽「うん。じゃあ、やろう。・・・包丁、毛利、みんなに声かけて。豆まきしたい人を講堂に集めてほしい」
包丁「おー!任せろ」
毛利「任せてくださいっ」
赤羽「私は、豆の用意をするよ」
一講堂一
包丁「主!」
赤羽「結構、いるね」
毛利「遠征に出ている者以外はいますね。出陣までの時間が空いているので暇潰しも兼ねているのかも」
赤羽「そう…」
包丁「主~。豆の用意出来た?」
赤羽「用意した。でも、この人数では足りないね」
包丁「えぇ~っ。どうすんのさ」
赤羽「足りないから、投豆兵を使うよ」
毛利「投豆兵?あ、彼らの豆を借りるんですか?」
赤羽「ううん。投豆兵を使う」
毛利「・・・?」
包丁「どーゆーこと?」
赤羽「今からみんな、鬼役。だから、投豆兵の撒く豆から逃げてほしい」
包丁「えぇっ?!ちょ、ちょっと待って!主」
毛利「そうです。主さま、ちょっと待ってください。それでは小さい子の可愛すぎる姿が撮れないじゃないですか!カメラだって、ほら!用意したのに」
包丁「て、カメラでかすぎだろー?!何これ、え、これ、テレビとかで撮影する時の、あの、カメラマンが持ってるヤツに似てるような…え?カメラ??」
毛利「盗さ…ウウンッ!小型の物もあるんだけど、あれは写りが良くないから。動画も撮れないし」
包丁「・・・(盗撮って言った)」
毛利「とにかく、それでは約束が違います!」
包丁「毛利のことはともかく!投豆兵の豆って遡行軍の刀装を吹っ飛ばす威力があるんだからな、主。そんなの当たったら大変だろー!」
赤羽「大丈夫。そんな本気でやらない」
包丁「うぬぬ…でもさぁ!」
鶴丸「よーしよしよし。包丁、毛利、落ち着こうぜ」
包丁「げっ!」
毛利「鶴丸さん!?」
鶴丸「話しは聞かせてもらった・・・面白いじゃないか!付喪神に鬼になれとは、流石は主。この珍奇な主命に俺はのるぜ」
包丁「のんなよー!」
鶴丸「主の命によりこの鶴丸国永、今だけ鬼とならん。さぁ、主?鬼としての驚きを君にもたらそうじゃないか」
毛利「やっぱりそれが目的ですか。刀剣男士が主を脅かしてどうするんですか!」
鶴丸「でもそれを命じたのは主だぜ?」
毛利「いや主が言ったのは投豆兵から逃げることで」
赤羽「鬼は外…(ピンッ)」
鶴丸「一一一一一ッ!!なんっ・・・え・・・」
包丁「え・・・?」
毛利「なに・・・」
赤羽「うん…なるほど。すごく硬いね」
鶴丸「く・・・(バタンッ)」
包丁「鶴丸が倒れたーっ!主!鶴丸が!」
赤羽「ツルが豆鉄砲を食ったよう…」
包丁「真顔で冗談言うのやめてよ!」
毛利「額に豆の跡が…何をしたんですか?!」
赤羽「豆を飛ばした」
毛利「それは・・・何となく分かりますけど。鶴丸さんが倒れるなんて余程の事がないと」
鶴丸「し、指弾だ・・・一瞬の事で分からなかったが、ま、豆を指で弾いて俺の頭に命中させた・・・主、まさか、そんな、高度な技を・・・どこで・・・ガクッ」
毛利「つ、鶴丸さーーーーんッッッ!!」
包丁「鶴丸・・・!親切に解説してから気絶したぞ」
赤羽「鶴丸は強い。だけど、少し鈍っていたね。他の男士もそうかもしれない。鍛え直す意味でも、豆まきを開始するよ」
毛利「え・・・」
包丁「主が豆まきするの?!」
赤羽「十秒待つから、その間に全員に伝達。そして、私と投豆兵から逃げること。以上、訓練開始」
包丁「訓練って言った!!」
赤羽「十・・・」
毛利「始まった!!やるしかない。み、皆さーん!!」
包丁「もーう!これじゃどっちが鬼か分かんないじゃないかー!」
一一一一一一一一一一
赤羽は力が強い系審神者(物理)
一居間一
包丁「今日は朝ごはんも昼ごはんも豪勢だったな~。もうお腹いっぱ~い」
毛利「ふぎゃー!包丁がコタツでコロコロしてる…!うちの子ながら可愛すぎる…っっ!」
包丁「これで人妻がいてくれたら完璧なんだけどなぁ・・・」
毛利「小さい子がおよそ口にしない単語が飛び出してくるのもまた魅力…!」
包丁「あっ!でも今日節分だし、夜は恵方巻きだよね!主!」
赤羽「うん。そうだね」
包丁「わあ~♪今日のごはんスゴいじゃないか。どうしちゃったの?」
赤羽「…御祝重弁当の消費期限が明日だったから、片付けたかっただけ」
包丁「え、そんな理由・・・」
毛利「主さま忘れちゃってたんですよね。お弁当貰ったこと。主さまの許可がないと政府から貰った物って手が出せないから、どうしようかと思いました」
赤羽「加州が教えてくれて良かった」
包丁「加州・・・ナイスっ!!」
毛利「そう言えば主さま。豆まきはしないんですか?」
赤羽「豆まき・・・やりたい?」
毛利「それはもちろん!本丸に厄を寄せ付けない為と福を呼ぶ為にもやるべきです!」
包丁「ふーん。本音は?」
毛利「小さい子が懸命に豆まきをするところをカメラに収めたい!」
包丁「俺とあんま身長変わんないくせにぃ・・・でも主、俺も豆まきやりたい」
赤羽「うん。じゃあ、やろう。・・・包丁、毛利、みんなに声かけて。豆まきしたい人を講堂に集めてほしい」
包丁「おー!任せろ」
毛利「任せてくださいっ」
赤羽「私は、豆の用意をするよ」
一講堂一
包丁「主!」
赤羽「結構、いるね」
毛利「遠征に出ている者以外はいますね。出陣までの時間が空いているので暇潰しも兼ねているのかも」
赤羽「そう…」
包丁「主~。豆の用意出来た?」
赤羽「用意した。でも、この人数では足りないね」
包丁「えぇ~っ。どうすんのさ」
赤羽「足りないから、投豆兵を使うよ」
毛利「投豆兵?あ、彼らの豆を借りるんですか?」
赤羽「ううん。投豆兵を使う」
毛利「・・・?」
包丁「どーゆーこと?」
赤羽「今からみんな、鬼役。だから、投豆兵の撒く豆から逃げてほしい」
包丁「えぇっ?!ちょ、ちょっと待って!主」
毛利「そうです。主さま、ちょっと待ってください。それでは小さい子の可愛すぎる姿が撮れないじゃないですか!カメラだって、ほら!用意したのに」
包丁「て、カメラでかすぎだろー?!何これ、え、これ、テレビとかで撮影する時の、あの、カメラマンが持ってるヤツに似てるような…え?カメラ??」
毛利「盗さ…ウウンッ!小型の物もあるんだけど、あれは写りが良くないから。動画も撮れないし」
包丁「・・・(盗撮って言った)」
毛利「とにかく、それでは約束が違います!」
包丁「毛利のことはともかく!投豆兵の豆って遡行軍の刀装を吹っ飛ばす威力があるんだからな、主。そんなの当たったら大変だろー!」
赤羽「大丈夫。そんな本気でやらない」
包丁「うぬぬ…でもさぁ!」
鶴丸「よーしよしよし。包丁、毛利、落ち着こうぜ」
包丁「げっ!」
毛利「鶴丸さん!?」
鶴丸「話しは聞かせてもらった・・・面白いじゃないか!付喪神に鬼になれとは、流石は主。この珍奇な主命に俺はのるぜ」
包丁「のんなよー!」
鶴丸「主の命によりこの鶴丸国永、今だけ鬼とならん。さぁ、主?鬼としての驚きを君にもたらそうじゃないか」
毛利「やっぱりそれが目的ですか。刀剣男士が主を脅かしてどうするんですか!」
鶴丸「でもそれを命じたのは主だぜ?」
毛利「いや主が言ったのは投豆兵から逃げることで」
赤羽「鬼は外…(ピンッ)」
鶴丸「一一一一一ッ!!なんっ・・・え・・・」
包丁「え・・・?」
毛利「なに・・・」
赤羽「うん…なるほど。すごく硬いね」
鶴丸「く・・・(バタンッ)」
包丁「鶴丸が倒れたーっ!主!鶴丸が!」
赤羽「ツルが豆鉄砲を食ったよう…」
包丁「真顔で冗談言うのやめてよ!」
毛利「額に豆の跡が…何をしたんですか?!」
赤羽「豆を飛ばした」
毛利「それは・・・何となく分かりますけど。鶴丸さんが倒れるなんて余程の事がないと」
鶴丸「し、指弾だ・・・一瞬の事で分からなかったが、ま、豆を指で弾いて俺の頭に命中させた・・・主、まさか、そんな、高度な技を・・・どこで・・・ガクッ」
毛利「つ、鶴丸さーーーーんッッッ!!」
包丁「鶴丸・・・!親切に解説してから気絶したぞ」
赤羽「鶴丸は強い。だけど、少し鈍っていたね。他の男士もそうかもしれない。鍛え直す意味でも、豆まきを開始するよ」
毛利「え・・・」
包丁「主が豆まきするの?!」
赤羽「十秒待つから、その間に全員に伝達。そして、私と投豆兵から逃げること。以上、訓練開始」
包丁「訓練って言った!!」
赤羽「十・・・」
毛利「始まった!!やるしかない。み、皆さーん!!」
包丁「もーう!これじゃどっちが鬼か分かんないじゃないかー!」
一一一一一一一一一一
赤羽は力が強い系審神者(物理)
