合宿前の地獄
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未来虹side
「あー、分かんない」
いつもの5人で教科書とにらめっこ。
ちょこっとおバカな陽世に勉強を教えています。
「私たちさ、今回赤点とったら全国大会出れないよ!」
「そうだよ、せっかく選ばれたのに…」
「2人ともなんでそんな弱気なの笑取らなきゃいいんだよ。授業聞いてたらわかるでしょ?」
あすって勉強もできるからイラッとするんだよね笑
「あんたは黙ってて笑」
「えっ?笑」
まぁ、あすが家庭教師になってくれるから赤点は取らないでしょう。
あす先生頼みましたよ。
部活の中でも赤点の話でもちきり。2、3年生も勉強が苦手な方が多いらしくていつもよりちょっとどんよりしている。
「まぁ、昨年もこんな感じだったよね笑」
「そうそう。期末は皆死ぬ気でやったね笑」
美穂先輩と美玖先輩は頭良さそうだしなぁ、羨ましい…
彩side
今日から待ちに待った期末試験。私たち3人はいつもより早く起きて詰め込んでるっていうのにいつも通りのこのこと起きてきました。
「お姉ちゃん達気合入ってるねぇ、」
「あすはいいよね…」
一番下のあすに私たちの脳みそを全部取られたみたいで4姉妹で唯一勉強ができる子。
「あすだけお父さんの血もしっかり引いてるんだね~笑お姉ちゃん達はお母さんの血が沢山入ってるんだよ笑」
「ちょっとあす!それどう意味?」
「うわぁーん、お父さん、お母さんがいじめる」
「ほんとに仲良いなぁ笑あすテスト良かったらまたなんか買ってやるな」
「うん!がんばるね!」
あすを甘やかしすぎなんて誰1人そんなこと言えやしないか、笑
「じゃあいってきまーす」
今日は多分初めて4人で登校する。
登校していたら久美や京子やらが来てすっごく大所帯に笑
「あす~期末頑張んなよ笑みーぱんが珍しくガチになってるから笑」
バスケ部の子たちは今回のテストで赤点取ったら全国大会出れないって言ってたな。
「きくちゃん、あすは頭いいから大丈夫だよ笑」
「えっ!そうなの?てっきり3人と一緒でバカかと思ってた笑」
ちょっと、朝からバカいじり多くない?結構心外なんですけど。
ひなのside
キーンコーンカーンコーン。
「おわったぁ、」
テストが終わってやっと地獄の1週間ともさよなら。
「あすできた?」
「んー、まぁまぁかな笑ひなのは絶対赤点取らないでしょ?」
「絶対はないよ笑」
2人で笑いあっていると陽世ちゃんが死んだような顔をしてきた。
「はる終わった、絶対赤点なんだけど」
「それはダメだよ笑一人でも欠けたらどうすんの笑」
「あすは優しいねぇ笑」
「赤点じゃないこと祈るしかない笑」
あすってほんと人との距離の詰め方上手いなぁ。あの時のあすとは大違いだよ。
あすside
「テスト返却を始める」
陽世赤点じゃないといいけどなぁ笑
「加藤あす」
紙を貰うと前回の中間より順位が上がっていて、お父さんに何買ってもらうかなぁって思いながら席に着いた。
「あす!!赤点なかった!」
陽世以外の3人が笑顔で報告してきてひとまず安心。
「陽世どう ?笑」
「なかったよ!!」
嬉しすぎてかわかんないけど泣いてるし笑
「よかったよかった笑」
これでインハイにだけ集中できる。
高校の頂点早く見てみたいな、
鈴花side
のこのことやってきた1年生組を捕まえて赤点確認。
日向中の5人は絶対誰か赤点いると思ったのになんと全員セーフ。まぁ取って欲しかった訳じゃないからいいんだけど何人かはこっち側の人間かなって思ったのに。
「あす!結果見せなさい!」
渡されたのは私には到底お目にかかれないほどの点数。
「えっ!あす凄くない?」
成績優秀の美玖でさえびっくりの表情。
「あすはこっち側だと思ったのに!!」
悔しくて抱きしめると苦しいんですけどって声色明るめで言われた。
「鈴花先輩、陽菜ちゃん達と同じにしないでくださいね笑」
なんでバレた?確かに陽菜も勉強できないからとは思ったけどさ。
「鈴花先輩はギリギリセーフって感じですかね?笑」
「先輩をバカにするなぁ!」
部活前まではしゃいでいたら疲れましたとさ笑
「今年のインターハイは大阪で行われる。だから今年は大阪で全国前の合宿を行います!」
合宿か、去年のあのきつさを思うとあんまり嬉しさがわかない。
その証拠に1年生以外は顔が死んでいる。
「合宿きついんですか?皆さん死んでいましたよ笑」
「やばいよ!あす死なないようにがんばろ!」
若干脅したらえ~なんて緩い声出してたけどほんとにキツいんだからな!
あすside
「ただいまぁー」
リビングに入るとお母さんと彩お姉ちゃんが夜ご飯の準備をしていた。
「あっ、あすおかえり!」
「お母さん、終業式の次の日から合宿やってそのまま大会に入ることになった」
「あら、がんばってね!応援行くから」
「ちょっと!それってしばらくあすに会えないってこと?」
「そうだね笑」
「寂しくてお姉ちゃん死んじゃう」
「京子ちゃんいるじゃん」
悪態をついたら嫉妬してるのって何故かドヤ顔。
「なんで嫉妬しなきゃいけないのさ」
夜ご飯であとの二人にお母さんが合宿のことを言えば彩お姉ちゃんと同じような反応をされた。
「ちゃんと試合見に来てよ」
「あったりまえじゃん!!」
そういえば、お姉ちゃん達先週引退試合だったんだっけ。
今度おつかれさまのプレゼントしようかな。
「あす!今日史帆と一緒に寝よう!」
「えっ?いいよ」
どうしたんだろう急に。
史帆お姉ちゃんの部屋に入ってそのままベッドに寝転んだ。
「早いな笑ちょっとは喋ろうって思わないのかい?」
「おもわない、」
「ほんとにツンデレちゃんね~」
後ろから抱きついてくるけど気にせず目を閉じた。
「ねぇ、1回こっち向いて?」
なに急に真剣なトーンになって。
大人しく史帆お姉ちゃんの方を向くとがんばってねって。
「あとさ、…去年の夏とか小学生の時のことみたいにならないでね」
「うん」
そのまま史帆お姉ちゃんの胸に頭を埋めて今度こそ眠りについた。
「あー、分かんない」
いつもの5人で教科書とにらめっこ。
ちょこっとおバカな陽世に勉強を教えています。
「私たちさ、今回赤点とったら全国大会出れないよ!」
「そうだよ、せっかく選ばれたのに…」
「2人ともなんでそんな弱気なの笑取らなきゃいいんだよ。授業聞いてたらわかるでしょ?」
あすって勉強もできるからイラッとするんだよね笑
「あんたは黙ってて笑」
「えっ?笑」
まぁ、あすが家庭教師になってくれるから赤点は取らないでしょう。
あす先生頼みましたよ。
部活の中でも赤点の話でもちきり。2、3年生も勉強が苦手な方が多いらしくていつもよりちょっとどんよりしている。
「まぁ、昨年もこんな感じだったよね笑」
「そうそう。期末は皆死ぬ気でやったね笑」
美穂先輩と美玖先輩は頭良さそうだしなぁ、羨ましい…
彩side
今日から待ちに待った期末試験。私たち3人はいつもより早く起きて詰め込んでるっていうのにいつも通りのこのこと起きてきました。
「お姉ちゃん達気合入ってるねぇ、」
「あすはいいよね…」
一番下のあすに私たちの脳みそを全部取られたみたいで4姉妹で唯一勉強ができる子。
「あすだけお父さんの血もしっかり引いてるんだね~笑お姉ちゃん達はお母さんの血が沢山入ってるんだよ笑」
「ちょっとあす!それどう意味?」
「うわぁーん、お父さん、お母さんがいじめる」
「ほんとに仲良いなぁ笑あすテスト良かったらまたなんか買ってやるな」
「うん!がんばるね!」
あすを甘やかしすぎなんて誰1人そんなこと言えやしないか、笑
「じゃあいってきまーす」
今日は多分初めて4人で登校する。
登校していたら久美や京子やらが来てすっごく大所帯に笑
「あす~期末頑張んなよ笑みーぱんが珍しくガチになってるから笑」
バスケ部の子たちは今回のテストで赤点取ったら全国大会出れないって言ってたな。
「きくちゃん、あすは頭いいから大丈夫だよ笑」
「えっ!そうなの?てっきり3人と一緒でバカかと思ってた笑」
ちょっと、朝からバカいじり多くない?結構心外なんですけど。
ひなのside
キーンコーンカーンコーン。
「おわったぁ、」
テストが終わってやっと地獄の1週間ともさよなら。
「あすできた?」
「んー、まぁまぁかな笑ひなのは絶対赤点取らないでしょ?」
「絶対はないよ笑」
2人で笑いあっていると陽世ちゃんが死んだような顔をしてきた。
「はる終わった、絶対赤点なんだけど」
「それはダメだよ笑一人でも欠けたらどうすんの笑」
「あすは優しいねぇ笑」
「赤点じゃないこと祈るしかない笑」
あすってほんと人との距離の詰め方上手いなぁ。あの時のあすとは大違いだよ。
あすside
「テスト返却を始める」
陽世赤点じゃないといいけどなぁ笑
「加藤あす」
紙を貰うと前回の中間より順位が上がっていて、お父さんに何買ってもらうかなぁって思いながら席に着いた。
「あす!!赤点なかった!」
陽世以外の3人が笑顔で報告してきてひとまず安心。
「陽世どう ?笑」
「なかったよ!!」
嬉しすぎてかわかんないけど泣いてるし笑
「よかったよかった笑」
これでインハイにだけ集中できる。
高校の頂点早く見てみたいな、
鈴花side
のこのことやってきた1年生組を捕まえて赤点確認。
日向中の5人は絶対誰か赤点いると思ったのになんと全員セーフ。まぁ取って欲しかった訳じゃないからいいんだけど何人かはこっち側の人間かなって思ったのに。
「あす!結果見せなさい!」
渡されたのは私には到底お目にかかれないほどの点数。
「えっ!あす凄くない?」
成績優秀の美玖でさえびっくりの表情。
「あすはこっち側だと思ったのに!!」
悔しくて抱きしめると苦しいんですけどって声色明るめで言われた。
「鈴花先輩、陽菜ちゃん達と同じにしないでくださいね笑」
なんでバレた?確かに陽菜も勉強できないからとは思ったけどさ。
「鈴花先輩はギリギリセーフって感じですかね?笑」
「先輩をバカにするなぁ!」
部活前まではしゃいでいたら疲れましたとさ笑
「今年のインターハイは大阪で行われる。だから今年は大阪で全国前の合宿を行います!」
合宿か、去年のあのきつさを思うとあんまり嬉しさがわかない。
その証拠に1年生以外は顔が死んでいる。
「合宿きついんですか?皆さん死んでいましたよ笑」
「やばいよ!あす死なないようにがんばろ!」
若干脅したらえ~なんて緩い声出してたけどほんとにキツいんだからな!
あすside
「ただいまぁー」
リビングに入るとお母さんと彩お姉ちゃんが夜ご飯の準備をしていた。
「あっ、あすおかえり!」
「お母さん、終業式の次の日から合宿やってそのまま大会に入ることになった」
「あら、がんばってね!応援行くから」
「ちょっと!それってしばらくあすに会えないってこと?」
「そうだね笑」
「寂しくてお姉ちゃん死んじゃう」
「京子ちゃんいるじゃん」
悪態をついたら嫉妬してるのって何故かドヤ顔。
「なんで嫉妬しなきゃいけないのさ」
夜ご飯であとの二人にお母さんが合宿のことを言えば彩お姉ちゃんと同じような反応をされた。
「ちゃんと試合見に来てよ」
「あったりまえじゃん!!」
そういえば、お姉ちゃん達先週引退試合だったんだっけ。
今度おつかれさまのプレゼントしようかな。
「あす!今日史帆と一緒に寝よう!」
「えっ?いいよ」
どうしたんだろう急に。
史帆お姉ちゃんの部屋に入ってそのままベッドに寝転んだ。
「早いな笑ちょっとは喋ろうって思わないのかい?」
「おもわない、」
「ほんとにツンデレちゃんね~」
後ろから抱きついてくるけど気にせず目を閉じた。
「ねぇ、1回こっち向いて?」
なに急に真剣なトーンになって。
大人しく史帆お姉ちゃんの方を向くとがんばってねって。
「あとさ、…去年の夏とか小学生の時のことみたいにならないでね」
「うん」
そのまま史帆お姉ちゃんの胸に頭を埋めて今度こそ眠りについた。