幸せと悲しみ
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あすside
夏の間部活がない時はデートしたり、七瀬さんの家で一緒に宿題をしたりした。
「あすはさ、ななと歳離れてるの嫌じゃない?」
「嫌じゃないですよ笑七瀬さんだから好きなのに笑それに3つしか変わりませんよ?」
「なら良かった笑」
でも、3つも離れているせいで学校は被らないのが唯一残念なところ。
「そんなん思ってたん?笑可愛い」
「だって、学校でも七瀬さんパワー欲しいですもん笑」
夏休み最後の日、2人で花火大会に行った。
「ちょっとトイレ行ってくるで待っとって?」
「うん!」
近くで座っていたら知らない人に声をかけられた。
「可愛いね、僕高一なんだけど何年生?」
「えっと、」
「一緒に回ろう!」
七瀬さんと繋いでいた手を握られて気持ち悪い、
「離してください、」
握られる力は強くなって離してくれそうにない。
「何やってるん?」
「えっ?お姉さんですか?」
「その手離さんとどうなるか分かる?」
七瀬さんが怒ってるところ今まで見た事ない。
「ひぃー、すみません」
加藤の手を離してどっかに行ってしまった男子に安心して涙が出た。
「七瀬さーん、怖かったグスッ」
「ごめんな?遅くなって」
「助けてくれてありがとう、グスッ」
「いいえ笑泣いとったらこんな可愛い顔が台無しやで笑」
加藤の涙を拭いてくれてまた手を繋いだ。
「七瀬さんの手安心する笑」
「あすの手は小さくて可愛い」
花火を見上げている七瀬さんの顔が綺麗で見つめていたら見すぎってぺちっと叩かれた。
「いでっ笑」
帰り道、静かな通りを2人で歩くのはもうすぐお別れしなければいけないことを告げられてる気がして寂しい。
「七瀬さん、まだ一緒にいたい」
「ななも笑やけどあすのお母さん達が心配するやろ?また今度デートしような」
あす、
呼ばれて振り返ると唇が重なった。
「///」
「おやすみ、笑」
「はい笑」
初めてのファーストキスはさっき2人で食べたりんご飴の味がした。
「あすって最近全然私たちに構ってくれないよね、」
彩お姉ちゃんが不満そうにそう言ってきた。
「いつも構ってないよ!」
「そうだけど、そうじゃない!」
思い返してみれば七瀬さんとの電話とかLINEで全然話してなかった気がする。
「でも、彩最近京子と付き合い始めたじゃん笑」
「そうだけどあすチャージしないと元気でないの!」
最近なんだ、もうとっくにできてると思ってたのに。
「彩お姉ちゃんぎゅー」
抱きしめたら後ろから史帆お姉ちゃんに挟まれました。
「メリークリスマス!」
24日、25日と泊まりで七瀬さんとデート。
「クリスマスデート楽しみ、」
「色んなところ回ろうな笑」
イルミネーションを見たり、お揃いのものを買ったりして満喫した。
プレゼント交換では七瀬さんが変な生き物が好きだから微生物みたいなぬいぐるみを上げたら結構喜んでくれた。
「開けて?」
蓋を開けるとブレスレットが入っていた。
「うわぁー、可愛い!」
お揃いらしくて恋人を実感する。
「一生の宝物にする!」
「喜んでくれて嬉しい笑」
「あけおめ~」
家族と初詣に行ったあと七瀬さんと二人でもいった。
「ここの神社でお願いすると叶えてくれるんやで?」
何の確証を持ってそういったのかは分からないけど七瀬さんが言うのならきっとそうなのだろう。
「あすは何をお願いしたん?」
「えー秘密です笑」
「いいやんか~教えてよ笑」
「七瀬さんとずっと一緒にいれますようにってお願いした笑」
「ななもあすと離れませんようにって」
そしてお互い最上級生のになった。
「七瀬さんはどこの大学行くんですか?」
「んー、今のところは乃木大かなぁ」
「バスケ強いですもんね!」
「うん笑まだバスケしたくてあすは日向にくるやろ?」
「はい笑多分そうなると思います」
きっと大学からたくさんオファーくるだろうなぁ、なんてったって最強世代だもん。
史上初の3連覇だってこの代ならいける。それくらい強いもん。
「あっ、そういえばあすのお姉ちゃんになるのかな?入ったやろこの高校。」
「うん!陽菜ちゃん」
「あの子も可愛いなぁ笑家族全員可愛くて羨ましい」
「むっ、」
「嫉妬?笑心配せんでもななはあすしか好きちゃうよ笑」
「うん、」
あすはいつまでたっても七瀬さんの手のひらの上。でもそれが居心地がいい。
今年もまた、七瀬さんと同じ約束をした。
「今年も2人で優勝です!」
「あすと出会ってもう1年経ったんやな笑」
「早い笑まさか恋人になるとは」
「うん笑思わんかった」
加藤達はまた栄光を掴んだ。
「あすは高校どこ行く?」
「日向高だよ、未来虹ちゃん達は?」
「迷ってる、日向高と欅坂学園。勝った方に行こうかなって」
「そっかぁ」
高校の決勝は去年と同じ対戦カード。決勝の2日前、七瀬さんから会いたいと連絡が来てすぐに向かった。
「ありがとう、ちょっとお散歩しよ」
話しながら歩いていたらちょうど信号に引っかかった。
「七瀬さん、絶対優勝してくださいよ!声枯れるまで全力応援する!」
「うん笑またあす見つけるな笑」
青を確認して歩き始めたらトラックがものすごいスピードでこっちに向かってくる。
「あす!危ない!」
七瀬さんの声が聞こえてきて体を前に押し出された。
ドンッ、
鈍い音がして後ろを見ると血を流した七瀬さんが倒れている。
「七瀬さん、」
「あす大丈夫やった?良かった、」
「七瀬さーん!!」
その後七瀬さんは直ぐに救急車に運ばれて手術が行われた。
「グスッ、七瀬さんごめんなさい」
「一命は取りとめましたが、いつ目を覚ますかは分かりません」
そう言われた瞬間頭が真っ白になった。
何も考えられなくて病院の出口に向かって歩いた。
「七瀬さん、グスッ」
暗くなるまで公園で泣いて目がパンパンになった、
「あすおかえ、どうしたの?そんなに泣いて」
「ごめん、今はひとりにして」
そのままベッドにダイブして目を閉じた。
次の日本当は行くはずだった決勝に行く気になれなくて携帯を結果で見た。
優勝、欅坂学園
準優勝、日向坂高校
〝日向坂高校西野七瀬が、一昨日居眠り運転をしていたトラックに引かれて重症。試合に出られなかったことが1番の敗因だろう。〟
加藤のせいだ、
「うわぁーー」
まだ夏休みが始まって1週間。加藤の今年の夏はこんなにも楽しくないのだと知った。
夏の間部活がない時はデートしたり、七瀬さんの家で一緒に宿題をしたりした。
「あすはさ、ななと歳離れてるの嫌じゃない?」
「嫌じゃないですよ笑七瀬さんだから好きなのに笑それに3つしか変わりませんよ?」
「なら良かった笑」
でも、3つも離れているせいで学校は被らないのが唯一残念なところ。
「そんなん思ってたん?笑可愛い」
「だって、学校でも七瀬さんパワー欲しいですもん笑」
夏休み最後の日、2人で花火大会に行った。
「ちょっとトイレ行ってくるで待っとって?」
「うん!」
近くで座っていたら知らない人に声をかけられた。
「可愛いね、僕高一なんだけど何年生?」
「えっと、」
「一緒に回ろう!」
七瀬さんと繋いでいた手を握られて気持ち悪い、
「離してください、」
握られる力は強くなって離してくれそうにない。
「何やってるん?」
「えっ?お姉さんですか?」
「その手離さんとどうなるか分かる?」
七瀬さんが怒ってるところ今まで見た事ない。
「ひぃー、すみません」
加藤の手を離してどっかに行ってしまった男子に安心して涙が出た。
「七瀬さーん、怖かったグスッ」
「ごめんな?遅くなって」
「助けてくれてありがとう、グスッ」
「いいえ笑泣いとったらこんな可愛い顔が台無しやで笑」
加藤の涙を拭いてくれてまた手を繋いだ。
「七瀬さんの手安心する笑」
「あすの手は小さくて可愛い」
花火を見上げている七瀬さんの顔が綺麗で見つめていたら見すぎってぺちっと叩かれた。
「いでっ笑」
帰り道、静かな通りを2人で歩くのはもうすぐお別れしなければいけないことを告げられてる気がして寂しい。
「七瀬さん、まだ一緒にいたい」
「ななも笑やけどあすのお母さん達が心配するやろ?また今度デートしような」
あす、
呼ばれて振り返ると唇が重なった。
「///」
「おやすみ、笑」
「はい笑」
初めてのファーストキスはさっき2人で食べたりんご飴の味がした。
「あすって最近全然私たちに構ってくれないよね、」
彩お姉ちゃんが不満そうにそう言ってきた。
「いつも構ってないよ!」
「そうだけど、そうじゃない!」
思い返してみれば七瀬さんとの電話とかLINEで全然話してなかった気がする。
「でも、彩最近京子と付き合い始めたじゃん笑」
「そうだけどあすチャージしないと元気でないの!」
最近なんだ、もうとっくにできてると思ってたのに。
「彩お姉ちゃんぎゅー」
抱きしめたら後ろから史帆お姉ちゃんに挟まれました。
「メリークリスマス!」
24日、25日と泊まりで七瀬さんとデート。
「クリスマスデート楽しみ、」
「色んなところ回ろうな笑」
イルミネーションを見たり、お揃いのものを買ったりして満喫した。
プレゼント交換では七瀬さんが変な生き物が好きだから微生物みたいなぬいぐるみを上げたら結構喜んでくれた。
「開けて?」
蓋を開けるとブレスレットが入っていた。
「うわぁー、可愛い!」
お揃いらしくて恋人を実感する。
「一生の宝物にする!」
「喜んでくれて嬉しい笑」
「あけおめ~」
家族と初詣に行ったあと七瀬さんと二人でもいった。
「ここの神社でお願いすると叶えてくれるんやで?」
何の確証を持ってそういったのかは分からないけど七瀬さんが言うのならきっとそうなのだろう。
「あすは何をお願いしたん?」
「えー秘密です笑」
「いいやんか~教えてよ笑」
「七瀬さんとずっと一緒にいれますようにってお願いした笑」
「ななもあすと離れませんようにって」
そしてお互い最上級生のになった。
「七瀬さんはどこの大学行くんですか?」
「んー、今のところは乃木大かなぁ」
「バスケ強いですもんね!」
「うん笑まだバスケしたくてあすは日向にくるやろ?」
「はい笑多分そうなると思います」
きっと大学からたくさんオファーくるだろうなぁ、なんてったって最強世代だもん。
史上初の3連覇だってこの代ならいける。それくらい強いもん。
「あっ、そういえばあすのお姉ちゃんになるのかな?入ったやろこの高校。」
「うん!陽菜ちゃん」
「あの子も可愛いなぁ笑家族全員可愛くて羨ましい」
「むっ、」
「嫉妬?笑心配せんでもななはあすしか好きちゃうよ笑」
「うん、」
あすはいつまでたっても七瀬さんの手のひらの上。でもそれが居心地がいい。
今年もまた、七瀬さんと同じ約束をした。
「今年も2人で優勝です!」
「あすと出会ってもう1年経ったんやな笑」
「早い笑まさか恋人になるとは」
「うん笑思わんかった」
加藤達はまた栄光を掴んだ。
「あすは高校どこ行く?」
「日向高だよ、未来虹ちゃん達は?」
「迷ってる、日向高と欅坂学園。勝った方に行こうかなって」
「そっかぁ」
高校の決勝は去年と同じ対戦カード。決勝の2日前、七瀬さんから会いたいと連絡が来てすぐに向かった。
「ありがとう、ちょっとお散歩しよ」
話しながら歩いていたらちょうど信号に引っかかった。
「七瀬さん、絶対優勝してくださいよ!声枯れるまで全力応援する!」
「うん笑またあす見つけるな笑」
青を確認して歩き始めたらトラックがものすごいスピードでこっちに向かってくる。
「あす!危ない!」
七瀬さんの声が聞こえてきて体を前に押し出された。
ドンッ、
鈍い音がして後ろを見ると血を流した七瀬さんが倒れている。
「七瀬さん、」
「あす大丈夫やった?良かった、」
「七瀬さーん!!」
その後七瀬さんは直ぐに救急車に運ばれて手術が行われた。
「グスッ、七瀬さんごめんなさい」
「一命は取りとめましたが、いつ目を覚ますかは分かりません」
そう言われた瞬間頭が真っ白になった。
何も考えられなくて病院の出口に向かって歩いた。
「七瀬さん、グスッ」
暗くなるまで公園で泣いて目がパンパンになった、
「あすおかえ、どうしたの?そんなに泣いて」
「ごめん、今はひとりにして」
そのままベッドにダイブして目を閉じた。
次の日本当は行くはずだった決勝に行く気になれなくて携帯を結果で見た。
優勝、欅坂学園
準優勝、日向坂高校
〝日向坂高校西野七瀬が、一昨日居眠り運転をしていたトラックに引かれて重症。試合に出られなかったことが1番の敗因だろう。〟
加藤のせいだ、
「うわぁーー」
まだ夏休みが始まって1週間。加藤の今年の夏はこんなにも楽しくないのだと知った。