同居人(1)
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「2組の担任をすることになった日村勇紀です!よろしくなぁ」
去年と同じ日村先生か、良かった笑
先生の長い話に瞼が落ちそうになった時、携帯が鳴った。
ブー
飛鳥さん
(今日何時に終わるの?)
(12:00頃です)
(じゃあ終わったら日用品とか雑貨とか買いに行こう)
(分かりました!)
(乃木坂駅で待ってる)
(はい!)
高校の最寄りまで来てくれるんだ、ていうかここの高校通ってるって知ってるんだ。
「じゃあここまで〜!明日からまた授業だからね」
「ねー今からカラオケ行かない?」
「いいね!」
「ごめーん今からちょっと用事笑」
「もしかして例の同居人さん?」
「そう笑私のもの色々買いに行こって」
「なるほどねぇ笑」
「へぇ〜笑」
2人が顔見合わせてなんかニヤニヤしてるんだけど、
「ねぇ、ほんとに着いて来るの?」
「私たちここにいるからさ笑どんな人か見たら帰るよ」
「桃子達がしっかり見極めます!」
ピコン
(着いたよ)
「じゃあ行ってくる」
待ち合わせの方に向かうと飛鳥さんが立っていて、周りには男の人、まぁ所謂ナンパされている。
「ーーー」
え、はや、なんて言ってるか聞こえなかったけど速攻で追い払った笑
やっぱこう見ると飛鳥さんって可愛いよな。私服すっごくおしゃれだし。
「あ、れんかちゃん」
「お待たせしました」
「全然、行こっか」
「ねぇ桃子、あの人すっごく美人さんだね!ちょっと安心かも」
「…うん、そうだね」
「さて、何買おっかな」
「あ、あのさっき一応必要そうなものまとめてみました」
「お、やるねぇ」
不意に飛鳥さんの腕が伸びてきて頭を雑に撫でられた。
「む、子供扱いしないでください。私もう高校2年生ですよ」
「私からしたら子供でしょ笑」
そう言った飛鳥さんはふらふらと雑貨屋さんに入っていった。
「うわぁこれ可愛いな」
たまたま目に入った猫のスリッパ。2種類あってどっちにするか迷っちゃうなぁ。
「これ、欲しいの?」
「へっ?、」
不意に飛鳥さんの声が後ろから聞こえてきてびっくりした。
「あ、いや、あの、はい…」
「れんかちゃんはどっちにするの?」
「えっと、じゃあ白で」
「そっか、じゃあ私は黒にするよ」
「え、飛鳥さんも買うんですか?」
「そろそろ変えようかなって思ってたし、2つ並んでた方がいいじゃん」
そう言って持っていたカゴに入れた。絶対飛鳥さんの趣味じゃないのにやっぱ優しいな、
帰り道、飛鳥さんについて質問したら色々と教えてくれた。歳は25歳で大手飲料メーカーに勤めてるらしい。
「そういえば、飛鳥さんがいらないって言ってた洋服とかまとめたんですけどほんとに捨てていいんですか?ブランド物もあるし売った方が」
「私のものじゃないのもあるし、売るのはね。欲しいのあったら持っていっていいよ。」
「?わかりました。…あっ!」
「どうしたの?」
「洗顔買うの忘れました、、」
「え?洗面台にあるの好きに使っていいのに」
「あれって結構いいブランドものですよ?」
「私のじゃないから笑みんな忘れてっちゃうんだよね」
「お友達の勝手に使うのは」
「もう取りに来ないから大丈夫だよ」
え、飛鳥さんってお友達皆いなくなったの??絶交した?深く聞けばきっと飛鳥さんは教えてくれるだろうけど、これ以上聞くのは辞めておこう。
やっぱり飛鳥さんって謎な人だ。
飛鳥side
1か月前従姉妹の奈々未に呼び出された。
「やっほー」
「何、?てかしーさんいんの?」
「ちょいちょい笑飛鳥ちゃん酷くないかい?笑」
「で、話って何?」
「ねぇなんで無視したの、麻衣ちゃん悲しい、」
ほんとにこの人37歳かな?まぁこの美貌からしてそうは思えないけど。
「話はね、私からじゃなくてしーちゃんから」
「うん、飛鳥にお願いがあってさ、私の娘を1年間ほど預かってくれないかな?」
「…は?」
「あのね3月の終わりに奈々未とニューヨークに出張行くんだけど、今回は1年も向こうにいなきゃでさ。その間心配なの」
「なんで私なのさ、私なんかよりも信頼できる人沢山いるでしょ?」
「飛鳥のことも充分信頼してるけどな笑今ね、蓮加乃木坂高校通ってるんだけどさ、通える範囲って考えたらちょうど飛鳥が住んでるとこじゃんって思って笑」
「飛鳥、私からも頼めない?しーちゃん蓮加のこと1人にできないって心配してるのよ」
「でもさしーさんは私がどんな人かよく知ってるよね?今までつk「飛鳥」」
「最終的に決めるのは蓮加だし、蓮加が決めたことなら私は絶対に反対しない」
「はぁ、分かったよ。…ほんと親バカだよね」
「もちろん!可愛い愛娘ですから〜笑」
こんな話をして2週間後、我が家に大量のダンボールが届いた。
「うわ、ガチのパソコンじゃん」
そしてあっという間にしーさんの娘、基れんかちゃんがやって来る日がきた。
「岩本蓮加です」
ほえぇ、流石しーさんの娘。容姿はもちろん完璧で大人っぽい。 料理もできるしお酒に酔った私の介抱まで、とてもよくできた高校生のようだ。
でも、猫のスリッパとか所々子供っぽい。思わず頭を撫でてしまった時は子供扱いするなと言われてしまった。
しーさん
(蓮加迷惑かけてない?)
(しーさんと違ってとってもいい子だよ)
(私に似て可愛い子でしょ♡)
(はいはい)
「飛鳥さん!お茶持ってきてください!!」
今日は珍しく寝坊と言ってもいつもより早い時間だがテストだから早く学校に行きたかったらしい。
「ほれ」
「ありがとうございます!ていうか飛鳥さんも同じ時間に起きて良かったんですか?」
「まぁね、てかネクタイ曲がってるよ」
いつも綺麗なネクタイが今日は少しズレている。
「ありがとございます、//」
「ん、れんかちゃんもやっぱちゃんと高校生だね」
「あっ、また子供扱いですか?」
こいつはやたらと子供扱いされるのを嫌がる。どう考えても子供だろう
「じゃあこれなら大人扱いになる?」
私だって立派な大人だし、しーさんには悪いが娘さんに意地悪させていただきますよ。
「んっ、」
れんかちゃんの唇に自分の唇を一瞬だけ重ねた。
「なっ、何するんですか///」
そう言って真っ赤にした顔のまま家を出ていってしまった。
「からかい過ぎたか?」
れんかside
飛鳥さんとキスをしてしまった。
「ファーストキスなのに、」
触れた唇がまだ熱い。恥ずかしくて、いってきますも言わないまま飛び出してしまった。
「どうしよ、」
「…か、れんか!」
「ビクッ、なに?!」
「もう、何回も呼んでるのにボっーとしてるから」
「ごめん、ちょっと考え事」
「もしかして同居人さん?」
「んー、まぁね」
洋服や化粧品のことを2人に話せば飛鳥さんはほんとに大丈夫なのかと心配された。
「蓮加この後用事は?」
「んー、今日は飛鳥さん夜ご飯いらないって言ってたからどうしよ」
「え!まって。ご飯蓮加が作ってるの?」
「うん、だって飛鳥さんご飯下手だし」
「れんたん騙されてない?桃子ガツンと言おっか」
「大丈夫だよ笑お母さんの知り合いの従姉妹の人だもん」
駅に向かって歩いていると見慣れた顔が合った。
「あれ、飛鳥さん?」
「あ、れんかちゃん…とお友達」
「「こんにちは…」」
「何してるんですか?」
「いや、ちょっと打ち合わせなくなって早く終わったから。れんかちゃんにご飯いらないって言っちゃったからどっか食べていこうと思って」
「言ってくれればいいのに」
「申し訳ないしょ。ところでその2人はれんかちゃんのお友達?」
「はい」
「…齋藤飛鳥です。今はれんかちゃんの保護者です。良かったら連絡交換しよ」
「ちょっと、飛鳥さん何言ってるんですか」
「だって学校ではれんかちゃんの様子分からないし何かあった時お友達の方が確実でしょ?」
「いいですよ。大園桃子です。」
「私、佐藤楓です」
「うん、ありがと。個人的に連絡してくれてもいいけどね」
「飛鳥さんナンパしないでください!ほら、帰りますよ。桃子、でんまた明日ね!」
「桃子、ガツンと言うんじゃなかったの?」
「だって、近くで見たら可愛すぎた。顔小さくない?」
「まぁ、蓮加も楽しそうだしいっか」
「そうだね」
飛鳥さんってツンデレのくせに変なとこで大胆だし、積極的だしなんなのさ、キスしてきたのにいつも通りだし
去年と同じ日村先生か、良かった笑
先生の長い話に瞼が落ちそうになった時、携帯が鳴った。
ブー
飛鳥さん
(今日何時に終わるの?)
(12:00頃です)
(じゃあ終わったら日用品とか雑貨とか買いに行こう)
(分かりました!)
(乃木坂駅で待ってる)
(はい!)
高校の最寄りまで来てくれるんだ、ていうかここの高校通ってるって知ってるんだ。
「じゃあここまで〜!明日からまた授業だからね」
「ねー今からカラオケ行かない?」
「いいね!」
「ごめーん今からちょっと用事笑」
「もしかして例の同居人さん?」
「そう笑私のもの色々買いに行こって」
「なるほどねぇ笑」
「へぇ〜笑」
2人が顔見合わせてなんかニヤニヤしてるんだけど、
「ねぇ、ほんとに着いて来るの?」
「私たちここにいるからさ笑どんな人か見たら帰るよ」
「桃子達がしっかり見極めます!」
ピコン
(着いたよ)
「じゃあ行ってくる」
待ち合わせの方に向かうと飛鳥さんが立っていて、周りには男の人、まぁ所謂ナンパされている。
「ーーー」
え、はや、なんて言ってるか聞こえなかったけど速攻で追い払った笑
やっぱこう見ると飛鳥さんって可愛いよな。私服すっごくおしゃれだし。
「あ、れんかちゃん」
「お待たせしました」
「全然、行こっか」
「ねぇ桃子、あの人すっごく美人さんだね!ちょっと安心かも」
「…うん、そうだね」
「さて、何買おっかな」
「あ、あのさっき一応必要そうなものまとめてみました」
「お、やるねぇ」
不意に飛鳥さんの腕が伸びてきて頭を雑に撫でられた。
「む、子供扱いしないでください。私もう高校2年生ですよ」
「私からしたら子供でしょ笑」
そう言った飛鳥さんはふらふらと雑貨屋さんに入っていった。
「うわぁこれ可愛いな」
たまたま目に入った猫のスリッパ。2種類あってどっちにするか迷っちゃうなぁ。
「これ、欲しいの?」
「へっ?、」
不意に飛鳥さんの声が後ろから聞こえてきてびっくりした。
「あ、いや、あの、はい…」
「れんかちゃんはどっちにするの?」
「えっと、じゃあ白で」
「そっか、じゃあ私は黒にするよ」
「え、飛鳥さんも買うんですか?」
「そろそろ変えようかなって思ってたし、2つ並んでた方がいいじゃん」
そう言って持っていたカゴに入れた。絶対飛鳥さんの趣味じゃないのにやっぱ優しいな、
帰り道、飛鳥さんについて質問したら色々と教えてくれた。歳は25歳で大手飲料メーカーに勤めてるらしい。
「そういえば、飛鳥さんがいらないって言ってた洋服とかまとめたんですけどほんとに捨てていいんですか?ブランド物もあるし売った方が」
「私のものじゃないのもあるし、売るのはね。欲しいのあったら持っていっていいよ。」
「?わかりました。…あっ!」
「どうしたの?」
「洗顔買うの忘れました、、」
「え?洗面台にあるの好きに使っていいのに」
「あれって結構いいブランドものですよ?」
「私のじゃないから笑みんな忘れてっちゃうんだよね」
「お友達の勝手に使うのは」
「もう取りに来ないから大丈夫だよ」
え、飛鳥さんってお友達皆いなくなったの??絶交した?深く聞けばきっと飛鳥さんは教えてくれるだろうけど、これ以上聞くのは辞めておこう。
やっぱり飛鳥さんって謎な人だ。
飛鳥side
1か月前従姉妹の奈々未に呼び出された。
「やっほー」
「何、?てかしーさんいんの?」
「ちょいちょい笑飛鳥ちゃん酷くないかい?笑」
「で、話って何?」
「ねぇなんで無視したの、麻衣ちゃん悲しい、」
ほんとにこの人37歳かな?まぁこの美貌からしてそうは思えないけど。
「話はね、私からじゃなくてしーちゃんから」
「うん、飛鳥にお願いがあってさ、私の娘を1年間ほど預かってくれないかな?」
「…は?」
「あのね3月の終わりに奈々未とニューヨークに出張行くんだけど、今回は1年も向こうにいなきゃでさ。その間心配なの」
「なんで私なのさ、私なんかよりも信頼できる人沢山いるでしょ?」
「飛鳥のことも充分信頼してるけどな笑今ね、蓮加乃木坂高校通ってるんだけどさ、通える範囲って考えたらちょうど飛鳥が住んでるとこじゃんって思って笑」
「飛鳥、私からも頼めない?しーちゃん蓮加のこと1人にできないって心配してるのよ」
「でもさしーさんは私がどんな人かよく知ってるよね?今までつk「飛鳥」」
「最終的に決めるのは蓮加だし、蓮加が決めたことなら私は絶対に反対しない」
「はぁ、分かったよ。…ほんと親バカだよね」
「もちろん!可愛い愛娘ですから〜笑」
こんな話をして2週間後、我が家に大量のダンボールが届いた。
「うわ、ガチのパソコンじゃん」
そしてあっという間にしーさんの娘、基れんかちゃんがやって来る日がきた。
「岩本蓮加です」
ほえぇ、流石しーさんの娘。容姿はもちろん完璧で大人っぽい。 料理もできるしお酒に酔った私の介抱まで、とてもよくできた高校生のようだ。
でも、猫のスリッパとか所々子供っぽい。思わず頭を撫でてしまった時は子供扱いするなと言われてしまった。
しーさん
(蓮加迷惑かけてない?)
(しーさんと違ってとってもいい子だよ)
(私に似て可愛い子でしょ♡)
(はいはい)
「飛鳥さん!お茶持ってきてください!!」
今日は珍しく寝坊と言ってもいつもより早い時間だがテストだから早く学校に行きたかったらしい。
「ほれ」
「ありがとうございます!ていうか飛鳥さんも同じ時間に起きて良かったんですか?」
「まぁね、てかネクタイ曲がってるよ」
いつも綺麗なネクタイが今日は少しズレている。
「ありがとございます、//」
「ん、れんかちゃんもやっぱちゃんと高校生だね」
「あっ、また子供扱いですか?」
こいつはやたらと子供扱いされるのを嫌がる。どう考えても子供だろう
「じゃあこれなら大人扱いになる?」
私だって立派な大人だし、しーさんには悪いが娘さんに意地悪させていただきますよ。
「んっ、」
れんかちゃんの唇に自分の唇を一瞬だけ重ねた。
「なっ、何するんですか///」
そう言って真っ赤にした顔のまま家を出ていってしまった。
「からかい過ぎたか?」
れんかside
飛鳥さんとキスをしてしまった。
「ファーストキスなのに、」
触れた唇がまだ熱い。恥ずかしくて、いってきますも言わないまま飛び出してしまった。
「どうしよ、」
「…か、れんか!」
「ビクッ、なに?!」
「もう、何回も呼んでるのにボっーとしてるから」
「ごめん、ちょっと考え事」
「もしかして同居人さん?」
「んー、まぁね」
洋服や化粧品のことを2人に話せば飛鳥さんはほんとに大丈夫なのかと心配された。
「蓮加この後用事は?」
「んー、今日は飛鳥さん夜ご飯いらないって言ってたからどうしよ」
「え!まって。ご飯蓮加が作ってるの?」
「うん、だって飛鳥さんご飯下手だし」
「れんたん騙されてない?桃子ガツンと言おっか」
「大丈夫だよ笑お母さんの知り合いの従姉妹の人だもん」
駅に向かって歩いていると見慣れた顔が合った。
「あれ、飛鳥さん?」
「あ、れんかちゃん…とお友達」
「「こんにちは…」」
「何してるんですか?」
「いや、ちょっと打ち合わせなくなって早く終わったから。れんかちゃんにご飯いらないって言っちゃったからどっか食べていこうと思って」
「言ってくれればいいのに」
「申し訳ないしょ。ところでその2人はれんかちゃんのお友達?」
「はい」
「…齋藤飛鳥です。今はれんかちゃんの保護者です。良かったら連絡交換しよ」
「ちょっと、飛鳥さん何言ってるんですか」
「だって学校ではれんかちゃんの様子分からないし何かあった時お友達の方が確実でしょ?」
「いいですよ。大園桃子です。」
「私、佐藤楓です」
「うん、ありがと。個人的に連絡してくれてもいいけどね」
「飛鳥さんナンパしないでください!ほら、帰りますよ。桃子、でんまた明日ね!」
「桃子、ガツンと言うんじゃなかったの?」
「だって、近くで見たら可愛すぎた。顔小さくない?」
「まぁ、蓮加も楽しそうだしいっか」
「そうだね」
飛鳥さんってツンデレのくせに変なとこで大胆だし、積極的だしなんなのさ、キスしてきたのにいつも通りだし