「私………跡部君が……。」


「あーーーーーーーー！」


「っ！？あ、金ちゃん……。」


「跡部、こらぁぁぁ！！わいの姉ちゃんに何しとんじゃボケェ！！」





そこに現れたのは
金ちゃんと四天宝寺の皆。





やばいなー
これ絶対誤解されてるな……。





「わいの姉ちゃん……もしかして、花菜の事を言ってやがるのか？」


「金ちゃん、俺達邪魔みたいやで？行こう。」


「すまんかったな、お二人さん！」


「白石君、謙也君！こ、これはっ…。」


「そうしてくれ、確かに邪魔だ。」


「いゃーん♪悪態ついても、良ぇ男やん♪」


「小春！浮気か！死なすど！」


「くくっ……写真撮っとかな。」


「あはは、ややこしい事になっとるばい。」






四天宝寺の人達は
ちょっとコント感が強いな…。



っていうか
私さっき、勢いで告白しようとしてた……？



今になって
恥ずかしくなってきたっ…。






「その手を……離せって……。」


「何か言ったか、遠山。」


「言っとるんじゃボケぇぇぇ！！」




ﾊﾞｯ




「なっ！？」


「と、飛んだ！？金ちゃん！？」


「あかん！逃げろ、跡部！」


「アーン？」





ﾊﾞｼｯ





「ぐはっ！」


「きゃっ…あ、跡部君！？」


「へん、わいの姉ちゃんを虐めるのが悪いんや！」


「金太郎はん！やりすぎや！」


「謙也！跡部を医務室まで運ぶで！」


「お、おう！」





凄まじい高さまで飛んだ金ちゃんは
そのまま跡部君にダイレクトアタック。


跡部君は腹部に金ちゃんの蹴りが直撃。
気を失っている。



ツッコミどころが多くて
よく分からないんだけど
跡部君大丈夫かな……。