「ひっ……あ……んっ……もっ……やぁっ……。」


「月、我慢するなっ……。」


「やっ……ぁっ……いやっ……あぁっ！」







受け止めきれない程の快感に
私は体をビクッと大きく反らせた。



涙と汗できっと酷い顔をしてる。








最初は恥ずかしくて
目を瞑っているしか出来なかったのに
今は、月さんが触れてくれる所が気持ち良くて
自然と、もっとって……思ってしまう。






こんな私、知らなかった。









私、月さんが欲しいんだ……。







「はぁっ……はぁ……。」


「月、大丈夫か。」


「月さんっ……私っ……。」


「ん、どうした。」


「月さんが……欲しいっ……。」


「……あまり、煽るな。」


「だってっ……月さんが触ったとこっ……全部気持ち良くてっ……。」


「そんな事を、お前に言われたら……。」


「え……？」


「加減など……出来ぬぞ。」







ｸﾞｯ






「あぁっ……ぁんっ……つ……きっ……。」


「くっ……月っ……ぅっ……。」






月さんのものが
私の中に入ってくる。


それはとても大きくて
拍動が伝わってくる様だった。



感じる痛みさえも愛おしい。
やっと月さんと……大好きな人と一つになれる。






「あっ……んぁっ……ふ……ぁっ……。」


「月っ……痛く……ないかっ。」


「痛くてっ……もっ……んっ……いいっ……。」


「はっ……んっ……月っ……。」


「ぁんっ……もっ……と……はぁっ……。」


「くっ……愛してるっ……月っ……。」







月さんの動きが激しさを増す。






彼が動く度に
意識はどこかに飛んでいきそうになる。







「すまないっ……限界だ……。」


「やぁっ……んっ……ぁんっ……。」


「……くぅっ！」


「あっ……んぁっ！」











私の中に
温かいものが流れ出す。












月さんは逞しい腕で
私を強く抱き締めてくれた。

















大好きだよ、月さん……。